掛川「龍尾神社」は300本のしだれ梅の名所!境内にはドラえもんもいるよ

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掛川「龍尾神社」は300本のしだれ梅の名所!境内にはドラえもんもいるよ

掛川「龍尾神社」は300本のしだれ梅の名所!境内にはドラえもんもいるよ

更新日:2017/01/17 13:55

静岡県掛川市にある龍尾神社は、徳川家康やNHK大河ドラマ『功名が辻』山内一豊ゆかりの社。一豊も城主を務めた掛川城の守護神として古くから崇敬され、特に、女性に幸運、男性に出世運をもたらすといわれています。
そして、龍尾神社には、季節の訪れとともに美しい花々が咲き誇る広大な花庭園があり、春先にはしだれ梅、梅雨時期にはあじさいを楽しむことも!ドラえもんも必見な龍尾神社の見事なしだれ梅をご紹介します。

掛川城の北東に位置する守護神「龍尾神社」

掛川城の北東に位置する守護神「龍尾神社」
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龍尾神社は、かつては龍尾山牛頭天王といわれており、掛川城の守護神として、古くから歴代の掛川城主や掛川藩民、東海道を旅する人々の信仰をうけてきました。ご祭神は、「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」、「櫛稲田姫尊(クシイナダヒメミコト)」、「八柱御子神(ヤハシラミコカミ)」です。

掛川城の鬼門にあたる北東、龍尾山に鎮座しており、高い位置に社があることから、一の鳥居から本殿までは、やや勾配のある階段をのぼっていく必要があります。

掛川城の北東に位置する守護神「龍尾神社」
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徳川家康が、掛川城に籠った今川氏真との戦において、本陣をかまえたのが龍尾神社の境内。半年近くも攻防が続き、最終的には、氏真が掛川城を家康に明け渡すかたちになりましたが、家康は掛川城周辺を守るためには大切な城だと考え、城主に重臣の石川家成を任命しています。

2006年のNHK大河ドラマ『功名が辻』は、同じく掛川城主を務めた山内一豊の妻、内助の功で知られた「千代」が題材で、仲間由紀恵さんが演じました。上川隆也さんが演じた一豊ともゆかりが深く、寺社を大切にした一豊は、龍尾神社への崇敬が特に篤かったいわれ、掛川で生まれ後に二代目となる、養嗣子忠義の氏神としています。

掛川城の北東に位置する守護神「龍尾神社」
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長きにわたり守護神として多くの人々から崇敬されてきた龍尾神社ですが、実は、創祀ははっきりと分かっていません。一説には、延長5年(927年)に、延喜式神名帳にまとめられた遠江国の真草神社という説もあります。

鎌倉時代の書物にも、龍尾神社を詠んだ和歌があることから、当時より現在の地にあることをうかがい知ることができます。その和歌とは、「みな人も 深き願いを掛川の 龍の尾山の神のみずがき」。龍尾神社では、和歌のあるご朱印を授かることができますよ。

「あじさい」と「しだれ梅」の開花時期に合わせて開園する花庭園

「あじさい」と「しだれ梅」の開花時期に合わせて開園する花庭園
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続いて花庭園をご紹介しましょう。龍尾神社の境内北側に隣接していて、鳥居から向かって左側にある道の角には花庭園の案内看板があります。その道を進むと、右側に庭園入口があるので、入園料を払いましょう。

しだれ梅の開花状況に合わせ、例年2月上旬から3月中旬頃まで開園し、梅まつりも開催。開花状況は気温などの条件に左右されますが、ここ数年の見頃は、2月下旬から3月上旬頃です。

「あじさい」と「しだれ梅」の開花時期に合わせて開園する花庭園
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約7000平方メートルもの広大な庭園には、約500mの遊歩道があり、約300本の紅・ピンク・白の優美なしだれ梅が視界いっぱいに広がります。

庭園入口から、しだれ梅を楽しみながら遊歩道を奥の方へ進んでいくと、突き当りに石段が。石段をあがった場所には、更に見事なしだれ梅の庭園があらわれます。石段はやや急となりますので、特に混雑時は足元には気をつけて下さいね。

写真手前には、葉が全て落ちた草木が写っていますが、梅雨時期に美しい花を咲かせるあじさいです。その時期には、しだれ梅の木にも葉が生い茂り、庭園全体が新緑とあじさいでいっぱいになります。

「あじさい」と「しだれ梅」の開花時期に合わせて開園する花庭園
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しだれ梅をよく観察すると、時には花の蜜を吸っているメジロに巡り会えることでしょう。耳をよく澄ませばさえずりが聞こえ、しだれ梅にメジロがとまる光景に、より春の訪れを感じます。

美味しい花の蜜を求めてちょこちょこ動き回る姿や蜜を吸う姿など、可愛らしいメジロの仕草の数々に、なかなかその場を離れることができなくなってしまうかも!?

遠くに東海の名城「掛川城」を眺める

遠くに東海の名城「掛川城」を眺める
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石段をあがってから、順路通りに遊歩道を進んでいくと、遠くに掛川城の天守閣を眺められる城見丘があります。

掛川城の天守閣は、山内一豊が造ったといわれ、嘉永7年(1854年)の安政の東海大地震で損壊してしまいましたが、掛川市民の熱意と努力から、平成6年に140年の時を経て木造で立派な天守閣が復元されました。小高い位置から、しだれ梅越しに遠くから眺めても、東海の名城といわれる風格が放たれているのを感じます!

遠くに東海の名城「掛川城」を眺める
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城見丘から遊歩道を進むと、小川が流れていたり、見返り坂があります。遊歩道は、だんだんとゆるやかな登り坂になっていきますが、その途中に見返り坂があるので、ぜひ歩いてきた方向へ振り返りましょう。見渡す限り一面のしだれ梅の絶景に、うっとりするはず!見返り坂の看板がありますので、お見逃しなく。

更に順路を進んでいくと、見上げるほどに巨大で立派なしだれ梅にも出会えます。まるで素敵な花のシャワーを浴びているような気がしてきませんか?

遠くに東海の名城「掛川城」を眺める
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こちらは、筆者イチオシのしだれ梅のスポット。色とりどりの豪華絢爛で品のあるしだれ梅に囲まれ、夢の世界にいるような気分に!

広い庭園、途中疲れたら椅子とテーブルがある休憩スポットもありますので、しだれ梅の香りを楽しみつつ、ゆったりとした時間をお過ごし下さい。

花庭園を更に楽しもう

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しだれ梅の他にも、立金花(写真)やクリスマスローズ、ロウバイなども植えられており、いろいろな花々を楽しむことができます。

しだれ梅が見頃を迎えてくると、梅まつりにはお花屋さんやお茶屋さんの姿も。人気のある立金花などは購入できますので、ぜひ入口近くに出店するお店ものぞいてみて下さいね。

花庭園を更に楽しもう
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花庭園の誕生とともに、盛況祈願と入園者の安全・開運祈願のためにお祀りされた開運神社もあります。見つけたら、ぜひ開運祈願にお参りしていきましょう。

ドラえもんがいるのはココ!

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それでは、気になる境内のドラえもんをご紹介しましょう。ドラえもんがいるのは、境内にある二の鳥居をくぐった右側。本殿前の絵馬を奉納する場所の右側にドラえもんがいるので、すぐ分かると思いますよ。

ドラえもんがいるのはココ!
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近くで見るとドラえもんは、こんなに愛嬌のあるポーズをしているんですね。笑顔で参拝者を出迎えてくれ、帰る際には、また来てねと言っているようです。

龍尾神社の由緒とは関係はありませんが、お子さんの参拝や七五三などの記念撮影で喜んでもらえるようにと、10年以上前から設置しているとのこと。出会ったら自然に笑顔になってしまうし、サプライズ感もあって嬉しいですね!

アクセスについて

龍尾神社へは、徒歩、バス、車、タクシーとアクセス至便。掛川駅(JR東海、天竜浜名湖鉄道)からも、徒歩20分〜30分程。体力や時間がある方は、掛川城に寄り道しながら散策するのも一興。お車の方は、60台の無料駐車場が完備されていますが、満車になることも多いので、時間に余裕をもっていくことをオススメします。

3月上旬から中旬位には、掛川城のすぐ南側を流れる逆川沿いに、約2kmに渡って花開く約300本の「掛川桜(平成26年10月2日に公益財団法人 日本花の会に新種として認定)」を一緒に楽しむことができますよ。タイミングがあえば、ぜひ訪れてみて下さいね。

※龍尾神社や花庭園の開園・開花状況については、記事下部にある関連MEMO欄の龍尾神社のホームページよりご確認下さい。
※基本的に入園料は600円ですが、開花状況に応じて入園料が減額される場合があります。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/05 訪問

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