写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「にざまつ 散歩道店」は、「やきもの散歩道」のスタート地点である陶磁器会館の近くにあります。常滑らしい大きな陶器が並べられているものの、看板には「手造りの店」としか書いてありません。でも、こういうローカルな佇まいのお店に通りすがりに立ち寄るのが旅の楽しさ。思わぬ出逢いが待っているものです。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「にざまつ 散歩道店」は、常滑焼を中心とした器や雑貨を扱うお店。壁につくりつけられた棚に並べられた器にいきなりテンションが上がります。一部は「にざまつ」オリジナルの常滑焼です。
器のほかにも今治タオル、美濃和紙の便箋やご祝儀袋、国産の線香花火など店主夫妻がセレクトした雑貨が並んでいます。「旅行だから常滑のものを買おう!」と思いながらも、ついつい手が伸びてしまう魅力のある品々ばかり。お気に入りをじっくりと選びたいですね。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「にざまつ 散歩道店」のカフェでは、常滑焼の器で軽食やスイーツをいただけます。おしぼりを置くお皿も陶器ですよ。草もちを食べるなら、狙い目なのはモーニング。というのも、こちらの草もちは毎朝石臼と木の杵を使ってつくお餅でつくられるからです。朝なら、本当にできたて!
モーニングはAセット(トースト+ミニ草もち+サラダ)、Bセット(草もちホットサンド+ほとくれ餅+サラダ)、Cセット(アイスクリームサンド+ミニ草もち+サラダ)の3種類があります。常滑のお餅を存分に味わうなら、ほとくれ餅のついたBセットがおすすめ。ほとくれ餅は、製陶作業中に懐に入れて食べていたことが由来の素朴なお餅で、こちらも常滑名物です。
※写真はBセット。ほとくれ餅は、サンドイッチの右横です。
ちなみに、こちらのコーヒーはハッとするほどおいしいのですが、常滑市内の「珈琲工房しいの木」の豆だそう。焙煎機のバーナーの上に常滑焼のかけらを敷き詰め、遠赤外線を利用して焙煎するという常滑ならではのコーヒーです。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「にざまつ 散歩道店」のカフェの向かいは、アウトレットコーナーです。常滑焼だけでなく、国産の器や土鍋が所狭しと並んでいます。小さな器なら100円以下ですし、使い勝手の良さそうな普段使いの器ばかりなので次々に欲しくなります。すぐに器を買ってしまうという器好きさんは、帰り道や収納場所をしっかり考えないと危険!
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る常滑には、よもぎ餅をあんこで包んだ逆バージョンの草もちがあります。普通の草もちはよもぎをダイレクトに感じますが、こちらはあんこの甘さのあとでほんのりとよもぎを感じます。味わいが全く違うので、食べ比べも楽しいですよ。消費期限は翌日までと短いですが、箱もかわいいのでお土産にもいいですね。カットする前の長いほとくれ餅もあります。
常滑市内には、17の陶器店が集まる「常滑焼セラモール(とこなめ焼卸団地協同組合)」があります。セラモール内には「にざまつ」の店舗もあり、そこでも草もちやほとくれ餅の取り扱いがあります(テイクアウト、イートインともに可能)。ドライブ旅行の場合は、セラモールも楽しい観光スポットですよ。
常滑は中部国際空港セントレアと名古屋駅の中間にあるので、旅行者にとってはとても便利な場所にあります。名古屋旅行の際は、ぜひ常滑に寄ってみてくださいね。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -