金色に輝く「黄金の広間」はアウクスブルクの市庁舎にあり!市庁舎地下のレストランも人気

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金色に輝く「黄金の広間」はアウクスブルクの市庁舎にあり!市庁舎地下のレストランも人気

金色に輝く「黄金の広間」はアウクスブルクの市庁舎にあり!市庁舎地下のレストランも人気

更新日:2016/09/19 15:13

car minのプロフィール写真 car min ドイツ在住旅行ブロガー

ロマンティック街道上に位置するアウクスブルクは南ドイツバイエルン州の重要な都市です。町の歴史は2000年と続き、ドイツの中でも古い都市の一つに数えられ、15世紀から16世紀には金融商業都市として繁栄を極めました。

そのシンボルとして建設された市庁舎には、足を踏み入れた途端感嘆の声が出る程豪華な「黄金の広間」と呼ばれる金色に輝く部屋があります。また地下にある郷土料理のレストランも人気です。

ドイツの重要な歴史あるルネッサンス建築

ドイツの重要な歴史あるルネッサンス建築

写真:car min

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長い歴史を持つアウクスブルクの町は、紀元前15年にローマ帝国初代皇帝アウグストゥスが建設したことに由来して町の名前が付けられました。中世には商人であったヴェルザー家や商人であり銀行家でもあったフッガー家など豪商がその財力で町の繁栄を支えてきました。
彼らは芸術を愛し、その裕福な資産で町づくりにも貢献してきました。そのため、町の中にはルネサンス、バロック、ロココの壮麗な建物が現在でも多く残っています。

北アルプス地域内でも優れたルネサンス様式の市庁舎は1615年から1620年にかけてアウクスブルクの建築家「エリアス ホル/Elias Holl」によって建てられました。しかし多くのドイツの都市と同じように、この市庁舎も第二次世界大戦中、1944年2月に受けた夜間空襲で破壊され、その後1946年から1962年にかけて再建築されました。帝国自由都市の象徴である双頭の鷲の紋章を付けた迫力のある現在の市庁舎は、都市2000年を記念して1985年に大幅な修復を終えたものです。

思わず感嘆の声が出る金色に輝く「黄金の広間」

思わず感嘆の声が出る金色に輝く「黄金の広間」

写真:car min

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市庁舎の3階(ドイツ式では2階)には「黄金の広間/Goledener Saal」と呼ばれる部屋があります。入場するにはまず1階のショップで入場券を買ってエレベーターで上まで昇ってください。部屋の入口に立った途端、内装の豪華さに感嘆の声をあげてしまいそうです。縦32.5m、横17.5m、高さ14mの部屋は大理石の床と黄金に輝く天井から構成されていて、壁、天井、中央入口の木像は合計2.6kgの金箔で覆われています。天上の中心にある絵は約24平方メートルあり、中心に描かれた女性は知恵を表現しています。

1996年に市民からの多数の寄付により、この部屋の壁画や豊富な金の宝飾品は最終的に回復することができました。それ程この市庁舎は町の大切なシンボルとしてアウクスブルク市民に愛されています。今日この部屋は見学用だけではなく、市のレセプション、コンサート、式典の会場として使われています。

壁には歴史上有名な皇帝の姿が

壁には歴史上有名な皇帝の姿が

写真:car min

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黄金に輝く天井の下の壁には等身より大きく描かれた皇帝たちが並んでいます。北側の壁にはローマの八皇帝、南側の壁にはキリスト教の八皇帝が並びます。ローマ側の皇帝の一人にはあの有名なジュリアス シーザーが描かれ、その絵の上には彼の名言「来た、見た、勝った/VENI VIDI VICI」と書かれています。歴史に興味がある方はそれぞれの皇帝の名言を読み解くのも楽しいかもしれませんね。

横に続く小部屋には姉妹都市である尼崎市や長浜市に関する展示もされているので、日本人としては嬉しいことですね。是非時間をとって見学されることをお勧めします。

市庁舎地下には人気レストラン「ラーツケラー」が

市庁舎地下には人気レストラン「ラーツケラー」が

写真:car min

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市庁舎の地下にある美味しい郷土料理が味わえる「ラーツケラー/Ratskeller」も人気です。「Keller」はドイツで地下室を意味し、このレストランがある地下はその昔、町の牢屋として使われたこともあるそうです。アーチ型の教会のような天井を持つ広々とした店内は少し暗めの照明ですが、落ち着いた雰囲気で食事を楽しめます。席が十分あるように見えますが団体のお客さんが入ってくることもあるので、できれば予約をお勧めします。

バイエルン地方の郷土料理を

バイエルン地方の郷土料理を

写真:car min

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写真の料理は「Bayerische Schmankerlpfanne」というメニューで「シュバイネブラーテン/Schweinebraten」(オーブンで焼き上げた豚肉のスライス)、「シュバインハクセ/Schwainhaxe」(骨付き豚すね肉の煮込み)、「ブラートヴルスト/Bratwurst」(焼きソーセージ)、「クネーデル/Knoedel」(じゃがいも団子)がワンプレートに乗ったバイエルン地方の有名な郷土料理のセットです。

この他にも手打ち麺の上にチーズをからめて食べる「ケーゼシュペッツレ/Kaesespaetzle」やドイツの餃子と言われる「マウルタッシェン/Maultaschen」なども味わうことができます。
ドイツも地域によってそれぞれの郷土料理があるので、アウクスブルクでは是非、バイエルン地方の料理を試してみてくださいね。

見どころの多いアウクスブルク

ロマンティック街道上のアウクスブルクはモーツァルトの父の生家があることからモーツァルトゆかりの地としても有名で、2000年の歴史ある古都は多くの芸術的な噴水もあり町並み自体も美しい場所です。市庁舎前の広場にはカフェも並んでいるので堂々とした市庁舎を眺めながらティータイムも楽しめます。

アウクスブルクの町は市庁舎を中心に北に大聖堂、南にシェッツラー宮殿など歩いて行ける距離に多くの見どころがあるので、歩きやすい靴を履いて観光に行かれることをお勧めします。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/25−2016/03/29 訪問

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