上を向いて歩こう!葛飾区「水元公園」メタセコイア紅葉の森

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上を向いて歩こう!葛飾区「水元公園」メタセコイア紅葉の森

上を向いて歩こう!葛飾区「水元公園」メタセコイア紅葉の森

更新日:2016/10/04 11:10

Naoyuki 金井のプロフィール写真 Naoyuki 金井 武蔵国ナビゲーター、歴史探索ブロガー

"生きている化石"とも云われている「メタセコイア」。特に綺麗な花が咲くわけでもなく、これまで一般的な知名度も今一つでした。そのメタセコイアが一躍注目されるようになったのが滋賀県高島市の日本の紅葉名所100選のメタセコイア並木です。そんな美しいメタセコイアを都内で見られるのが、葛飾区にある「水元公園」。ここでの観賞ポイントは“上を向いて歩く”こと。どんな絶景が見られるのか、ご紹介いたしましょう。

都内で唯一の水郷公園

都内で唯一の水郷公園

写真:Naoyuki 金井

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江戸時代に川をせき止めて造られた遊水地にある「都立水元公園」。この公園の特徴は、遊水地から引いた大小の水路により美しい水郷景観を創りだしていることです。昭和50年までは都立江戸川水郷自然公園に指定されていたほどで、現在は都内で唯一の水郷公園です。

春のサクラの花見や、初夏のハナショウブの祭り期間には多くの花見客が訪れます。その一方、隠れた人気がポプラ並木やメタセコイア、そしてハンノキなどの水辺に強い樹木と、ハナショウブの他にスイレン、コウホネといった水生植物が多く観られることです。文字通り都内のオアシスとして、水郷らしい風情に浸ることができる貴重な公園です。

生きた化石メタセコイア

生きた化石メタセコイア

写真:Naoyuki 金井

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こうした水生の樹木の代表格であるメタセコイアはヒノキ科の針葉樹で、250万年前の化石が昭和14年に日本で発見され、発見者の三木茂氏により"メタセコイア"と名付けられた日本に所縁の深い樹木です。これ以降、メタセコイアは化石しか見つからないため絶滅種と考えられていたのですが、昭和20年に中国四川省で現存のメタセコイアが確認されたことから、"生きた化石"と呼ばれています。

このメタセコイアで造り上げられた園内の「メタセコイアの森」は、約1800本のメタセコイアが林立する都立の公園では最大級の森を形成しています。特に晩秋の紅葉時期には幻想的でメルヘンチックな光景が垣間見れると、知る人ぞ知る絶景紅葉スポットになっています。見頃は例年11月下旬〜12月上旬ですが、詳しくはHPなどでチェックしてください。

紅葉の森はメルヘン

紅葉の森はメルヘン

写真:Naoyuki 金井

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「メタセコイアの森」に一歩踏み込むと、そこはまるでメルヘンの世界。何処からとももなく可愛らしい動物たちが現れそうな森は、まるでおとぎの国の一部分を切り取ったかのようです。
森の中には遊歩道が巡らされていますので、生きた化石とメルヘンの世界を心地よい秋風の音と共に堪能することができます。

赤と青のコントラスト

赤と青のコントラスト

写真:Naoyuki 金井

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メタセコイアの森を歩きまわったら、ふと上を見てください。そこには、メタセコイアの森ならではの赤と青のコントラストが美しい光景を見ることができるはずです。その場でゆっくりと一回転すれば、まるで万華鏡のような世界に引き込まれます。
古代からの贈り物、メタセコイアの万華鏡を楽しんで下さい。

静かな湖畔の森の陰

静かな湖畔の森の陰

写真:Naoyuki 金井

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カッコーが泣くわけではありませんが、バードサンクチュアリがある公園内には野鳥が沢山生息しています。メタセコイアの森を散策するのは午前中、それも早めの時間がおすすめです。木漏れ日のなか野鳥のさえずりを聞きながらの散策は、きっとあなたをリフレッシュしてくれることでしょう。
太古からのプレゼントである「メタセコイアの森」の自然を、現代人の私達がたっぷり甘受しましょう。

フォミリーで水と親しむ水元公園

水元公園にはこのほか、前述した「菖蒲まつり」が6月に開催されるほか、ファミリーで楽しめるバーベキュー広場、更にバードサンクチュアリーや都の天然記念物であるオニバスや絶滅危惧種のアサザなどが自生しています。
江戸金魚の繁殖展示施設もあり、半日ゆっくり過ごすにはうってつけです。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/06 訪問

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