古都台南で自然を満喫!マングローブクルーズ体験「四草緑色隧道」

古都台南で自然を満喫!マングローブクルーズ体験「四草緑色隧道」

更新日:2018/07/24 15:07

猫乃 みいこのプロフィール写真 猫乃 みいこ 非日常体験探求家、旅ブロガー、ライター
台湾の古都として人気の台南には、自然を満喫できる場所があります。それは、マングローブの中をクルーズする「四草緑色隧道」。筏風の船に乗りながら、水辺に生息する珍しい生物や植物を観察することが出来ますよ。水辺から生えたマングローブは、左右から川の中央まで伸び、まるで緑のトンネルのよう。頭がぶつかりそうな高さのマングローブの下を、船がスレスレに通るスリルを楽しんでくださいね。

筏船に乗ってクルーズに出発!

筏船に乗ってクルーズに出発!

写真:猫乃 みいこ

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「台江国家公園」の中にあるのが「四草緑色隧道」。四草湖から伸びる1kmほどの水路が、紅樹林保護区に指定されている「四草緑色隧道」です。筏船に乗り、自然豊かなマングローブの水路を30分ほどの時間をかけて、ゆっくりとクルーズすることが出来ます。

チケットを購入したら、時間まで待合所で待機。クルーズ中に、どんな生物や植物が見られるのかは、待合所の壁にパネルで説明されています。パネルには日本語の表記もありますので、予習しておくと良いでしょう。

映像では、ライフジャケットの付け方の説明があります。時間が来たら、ライフジャケットとすげ笠風の帽子を受け取って船に乗り込みます。ライフジャケットは全員付けなければなりませんが、帽子は自由。陽射しが強くなることがありますので、帽子を付けたほうが良いでしょう。筏船は40名ほどの定員で、お風呂で使うような椅子がランダムに並んでいます。

ベストポジションはここ!

ベストポジションはここ!

写真:猫乃 みいこ

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筏船の上に、ランダムに並ぶ風呂椅子。台湾の自由な雰囲気をそのまま表したような光景ですが、とても理にかなったもの。軽量で、しかも自由自在にどこにでも動かせる風呂椅子は、筏船の上で使用するのに最適なのです。

ここで、どこの位置の椅子に座るかは、クルーズの重要なポイントです。ベストポジションは、船の左右の水辺側。生物や植物を観察しやすいですよ。

船にはガイドさんが乗船し、中国語で生物や植物の説明をマイクを使ってしてくれます。中国語がわからなくても大丈夫。マングローブの木々には種類の名札がかかっています。そして、干潟や水辺に生物がいたら、レーザーポインターで示してくれますので、言葉がわからなくても楽しめます。

マングローブの緑のトンネル!

マングローブの緑のトンネル!

写真:猫乃 みいこ

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船が進むと、写真のようにマングローブが左右から水路の真ん中まで伸びて、まるで緑のトンネルのように見える場所が見えてきます。「四草緑色隧道」の中で、一番美しい場所です。木々のトンネルが水辺に写り、水鏡のようになっています。写真撮影のポイントですので、見逃さないように素敵な写真を撮ってくださいね。

緑のトンネルは、船に座っている人の頭スレスレの高さ。頭をぶつけないように、注意しながら通ってくださいね。スリル満点です。

まるでミシシッピー?

まるでミシシッピー?

写真:猫乃 みいこ

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隧道には、深い緑色の水がたたえられている場所もあります。ワイルドでありながら静かな流れの水路を、波を立てずに進む船は、まさに非日常体験です。

この光景は、まるでマーク・トウェインの「トム・ソーヤーの冒険」を思わせるもの。トムやハックが筏下りをしたミシシッピー川のようです。ミシシッピー川といえばワニが生息していますが、ここにはワニはいませんのでご安心を!

運が良ければ水鳥に出会えるかも

運が良ければ水鳥に出会えるかも

写真:猫乃 みいこ

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マングローブクルーズで出会えるのは、タイワンシオマネキ、ミナミコメツキガニ、ムツゴロウなどの、普段の生活では出会えないさまざまな生物。また、水中には魚が見え、運が良ければ水辺に水鳥も見られます。写真は白鷺。たくさんの珍しい生物との出会いを楽しんでくださいね。

アクセスはタクシーがおすすめ

「四草緑色隧道」に行くには、台鉄の台南駅からバス(99台江線)が出ていますが、タクシーが便利でしょう。タクシーでは、約30分300元ほど。タクシーには待機してもらうか、タクシーの運転手さんにも一緒に行ってもらうのも良いでしょう。タクシーであれば、「四草緑色隧道」の前後に安平地区の観光に行くことも可能です。

クルーズ代金は、大人200元、子ども100元です。時間は、平日(月〜金)は、10:00と14:30。土日は、8:30〜16:30の間で15人集まるごとに出発します。(12:00〜13:00は休憩)

古都として知られる台南ですが、のんびりと自然の中に身を置いて、日頃の疲れを忘れ、緑のトンネルに癒されてみませんか。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/04 訪問

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