更新日:2016/09/27 11:22
写真:安藤 美紀
地図を見る「うちわ飴」を入手できるのは、東京スカイツリータウン・ソラマチにお店を構える「浅草 飴細工 アメシン」の2号店。お店の場所はイーストタウン4Fの一角、「東京ばな奈ツリー」の向かいにあります。
アメシンは多くのお店が集まる東京ソラマチで、オープンとともに人が集まる人気店。動物などの飴細工から、東京ソラマチ限定の飴など、バラエティに富んだ飴を取り揃えています。
ここにあるものは、1つ1つすべて手作り。しかも観光客が多い場所だけに、休日は品切れ品薄になる可能性も。「うちわ飴」のデザインは、3ヶ月ごとに変わります。下記を目安に旬の飴をゲットしてくださいね。詳しい発売開始日は、公式ツイッターなどSNSで情報が更新されます。
■「うちわ飴」デザイン変更時期
9月〜11月は秋柄、12月〜2月は冬柄、3〜5月は春柄、6〜8月は夏柄。
提供元:浅草 飴細工アメシン
地図を見る2015年7月、アメシン2号店のオープンと同時に発売された「うちわ飴」。個性的かつ季節に合った柄が楽しめるとあって、一気にファンが増加中です。
2016年の秋柄は、9月上旬に発売されました。柄の種類は全部で5種類ですが、一つ一つに意味や願いがあります。秋の柄は、全体的に静かな趣や生命力の豊かさを象った和柄が多く、幻想的なモチーフも多く見られます。
「うちわ飴」はパッケージがしっかりしているので、お土産にも最適。この中で女性用のお土産にするなら、菊をモチーフにした「重陽(ちょうよう)」が可愛らしくてオススメ。外国人のお土産にするなら、大きな波が描かれた「月波兎(つきなみうさぎ)」が浮世絵っぽくて喜ばれるでしょう。
それから「うちわ飴」は密封されていますので、常温でも半年から1年は問題なく形状を保つことができます。
写真:安藤 美紀
地図を見る秋限定の「うちわ飴」で、もう一つ人気の柄があります。それがこちら。彼岸花をモチーフにした柄です。詳しい発売期間は決まっておらず、毎年、彼岸花が咲く季節にひっそり登場します。後で後悔しないよう、見つけたら即ゲットしてくださいね!
写真:安藤 美紀
地図を見るアメシンではまるでガラス細工のような繊細さを持つ、金魚の飴細工も人気です。
飴細工とは90℃まで熱した飴を、素手と握りハサミ1本だけで美しく造形していく日本の伝統文化の一つ。現在、金魚のような難しい造形に関しては、飴細工師の手塚新理さんしか作ることができないそう。
アメシン2号店には、飴細工の実演コーナーもあります。タイミンが合えば、手塚さんの実演も見ることができますよ!
写真:安藤 美紀
地図を見るアメシンに来たら、ちょっとユニークな展示に注目してみましょう。展示台に並んでいる2本のコーラは、どちらか片方が全て飴で出来ています。
実際に近くで見ても、本当に飴?と驚くほど。お店に来たら、試しに本物がどちらなのか当ててみてはいかがでしょうか。
日本での飴細工の原型は、古くは8世紀ごろからと言われ、江戸時代には庶民の娯楽として親しまれてきました。現在、飴細工はアメシンの手によってモダンに進化していまが、いずれにしても“本物を届けたい”という想いは今も昔も同じ。少量しか造れませんが、1つ1つ職人さんが想いが込められているのです。
あなたもぜひ、アートのような「うちわ飴」を手に入れて、日本の伝統文化の新しい魅力を感じてみてください。
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この記事を書いたナビゲーター
安藤 美紀
1975年愛知県生まれ。東京や埼玉に移り住み、エンジニアと二足のわらじで「新しいトキメキと癒し」を求めて飛び回っていました。現在は、フリーライターとして独立。まったりした静岡に移住しています。非日常感…
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