蔵の街「栃木市」に2015年誕生した「岩下の新生姜ミュージーアム」は新生姜で有名な「岩下食品」が以前は美術品が展示されていた「岩下記念館」を大胆に改装したもの。
「おいしくてヘルシーでワクワクするような岩下の新生姜に関する様々な展示や遊具、体験、食を通じて“新生姜のあるシアワセ”を感じてもらいたい」そんなコンセプトの元、社内でプロジェクトチームが結成され、社員がアイデアを出し合い出来上がったアトラクションの数々。新生姜の楽しさと美味しさを伝えるため入場料はなんと無料!
“新生姜の色”ピンク一色の館内に足を踏み入れたら、まずは「ジンジャー神社」でご参拝しましょう。鳥居も新生姜なら狛犬ならぬ「イワシカ」の角ももちろん新生姜!更に祀られているご神体まで新生姜という徹底ぶり。
館内には紹介しきれないほどたくさんのアトラクションがあり、かわいいアルパカ牧場やボールプール、ゲームコーナーと小さなお子さんでも楽しめる工夫がいっぱい!また歴代のCMや広告、パッケージなど新生姜の歴史がずらりと展示され、映像や音響とともにかなり見応えのある内容となっています。
しかしこの「岩下の新生姜ミュージーアム」が話題になった理由は、シャレの分かる“大人が楽しいアトラクション”があるから。こちらの新生姜の部屋ではベッドで新生姜が寛いでおり、書棚にはどこかで見覚えがあるようなタイトルの本がズラリ。新生姜が被っているピンクの帽子がなんとも怪しい雰囲気を放っています。
同じく新生姜の部屋にある存在感あるピンクのソファー、その真ん中にはなぜかそそり立つ新生姜。シュール過ぎる新生姜を挟んでカップルで記念撮影をすれば、二人の絆が更に深まるかも。
ところで、一口に生姜といっても岩下の新生姜の形は日本の生姜と見た目がずいぶん違う事をご存知でしょうか?岩下の新生姜は台湾のみで栽培される特殊な生姜「本島姜(ペンタオジャン)」を使用。どちらかといえばゴツゴツとした日本の生姜に比べ、その形状ははスラリと長く独特な形をしています。
お漬物の新生姜として食べる分には全く違和感はなくても、それを大きくすると妙に“なまめかしい”雰囲気になってしまうため、どうやらそのギャップが大人に受けているというのも新生姜ミュージーアムの人気に火が付いた理由のひとつではないでしょうか?
岩下の新生姜ミュージーアムは「全ての人、特に若者にも新生姜に興味を持ってもらいたい」というビジョンの元ネット戦略にも力を入れており、館内にはSNSでシェアしたくなるオモシロ新生姜がいっぱい!圧巻はこの<世界一大きな新生姜のヘッド>!こんな被り物をして写真を撮ったら、思わずシェアしたくなってしまいますよね。どんな新生姜があるかはミュージーアムを訪れてからのお楽しみ。あなたもお気に入りの新生姜と一緒に写真を撮ってみませんか?
最後にミュージアム内にあるレストランの紹介をしましょう。その名も「カフェニュージンジャー」は料理にもデザートにもドリンクにも全て「岩下の新生姜」入りという徹底ぶり。
ハンバーグや唐揚げ、パスタにお子様ランチなど料理には新生姜の味や風味が感じられる度合いによって3段階の“新生姜感”レベルが設定されているため、ピリ辛を楽しみたい人から辛いものが苦手な人やお子様にまで幅広く新生姜入りレシピを味わえるのが特徴です。
いかがでしたか?栃木駅から徒歩約12分の「岩下の新生姜ミュージアム」は、子どもから大人まで新生姜について学びならが遊べる美味しくて楽しいミュージアムです。しかも嬉しいことに入場料も駐車料金も全て無料!
館内では定期的にスペシャルライブや季節のイベントが開催されるなど、来る人を飽きさせない工夫が盛り沢山です。まだまだ進化し続ける「岩下の新生姜ミュージーアム」でピリッとスパイスの効いた”笑いのツボ”を押さえてみませんか?
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