写真:Lady Masala
地図を見る「Mr Kipling(ミスター・キプリング)」は、ベーカリーに並ぶパイやケーキをイメージしてつくられた焼き菓子のブランドです。ベーカリーに行かなくてもスーパーで気軽に買えるスイーツは、1967年の発売以来、根強い人気を誇っています。
さまざまな種類とフレーバーがあり、そのカラフルでキュートなスイーツは、お客様をおもてなしするにはぴったり。ビビットなカラーには天然の色素が用いられており、合成着色料は一切使用されていません。
ビスケットよりも高級感のあるパイやタルト、カップケーキなどのスイーツは、職場での休憩時間に同僚たちと一服するにも、親しい友人たちを招いてのささやかなホームパーティーの際にも大活躍。日持ちもするため、突然の来客の際にも重宝します。
写真:Lady Masala
地図を見る「Viennese Whirls(ヴィエニーズ・ワールズ)」 は、ビスケットと、たっぷりのラズベリージャム、バタークリームをバランスよく重ね合わせたスイーツです。バターたっぷりに焼き上げられたビスケットは、ふっくらとやわらかく、サクサクなのにしっとりた歯ざわり。ジャムの酸味がこってりとしたクリームの味を引き立てます。ふんわりとやわらかいビスケットの食感は、まるでケーキのよう。実際、このスイーツはビスケットではなく、ケーキとして販売されているのだとか。
ヴィエナ(ウィーン)の渦巻きというその名称から、オーストリア発祥であると思われがちな「ヴィエニーズ・ワールズ」ですが、実は、イングランド東部にあるイースト・アングリア地方で最初につくられました。オーストリアのお菓子に発想を得たということですが、なるほど、音楽の都ウィーンを思い起こさせる上品なスイーツに仕上がっています。
写真:Lady Masala
地図を見る鮮やかな色合いで見た目にも華やかな「Jam Tarts(ジャムタルト)」。ほんのり甘い生地と甘酸っぱいジャムが絶妙なハーモニーを奏でます。フレーバーは、ラズベリー、ブラックカラント&アップルに、アプリコット。3つの味を同時に楽しめる手ごろな大きさで、どれも甲乙つけがたいおいしさです。
まるでイングリッシュガーデンを彩るお花のように美しいタルトは、ホームパーティーや、大切なお客様へのおもてなしにぴったり。3段トレーに盛りつけて、アフタヌーンティーを楽しんでみてはいかがでしょうか。とっておきの紅茶とともに、テーブルを豪華に飾ってくれることでしょう。
写真:Lady Masala
地図を見る「Victoria sandwich(ヴィクトリア・サンドイッチ)」または「Victoria Sponge Cake(ヴィクトリア・スポンジ・ケーキ)」として知られるのは、スポンジケーキの間にジャムとクリームをはさんだだけのシンプルなケーキ。ケーキの甘みとジャムの酸味がほどよくマッチして、万人に愛される味です。
ヴィクトリア女王の名前が冠されたこのケーキは、夫であったアルバート公を亡くして悲しみに暮れていた女王様を慰めるためにつくり出されました。
「ミスター・キプリング」ブランドでは、ホールケーキの「ヴィクトリア・スポンジ・ケーキ」と、スライスされた「Victoria Slices(ヴィクトリア・スライス)」の2種類があります。どちらも酸味の強いラズベリージャムの味がアクセントとなり、さっぱりとした飽きのこないおいしさです。ホールケーキは、アフタヌーンティーでお客様をおもてなしするときに、個別包装された「ヴィクトリア・スライス」は、ばらまき用のお土産にぴったりです。
イギリスのスーパーでは、お菓子の種類によって売り場が数か所に分かれているのが一般的。「ミスター・キプリング」ブランドのスイーツは、ビスケットやクラッカーが置かれている棚ではなく、パン売り場の近くにあるケーキやマフィンとともに並べられていることが多いようです。
かわいらしいケーキやカラフルなタルトなど、種類が豊富な「ミスター・キプリング」ブランドのスイーツは、おいしいだけではなく、賞味期限が長いのも魅力です。お土産用や来客用としてだけではなく、ご自分用にもまとめて購入してみてはいかがでしょうか。ご自宅で英国式ティータイムを楽しんでみくださいね。
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この記事を書いたナビゲーター
Lady Masala
旅とマーケット、蚤の市めぐりが大好きな庶民派ロンドナーです。ロンドンを中心にイギリス、ヨーロッパの見どころを歴史や文化とともに紹介いたします。また、趣味で集めているアンティーク・ヴィンテージ食器の魅力…
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