信州松本名産の国産松茸をその名も「松茸山荘」でたっぷり味わう

信州松本名産の国産松茸をその名も「松茸山荘」でたっぷり味わう

更新日:2013/10/18 15:11

今年は松茸が豊作と報道されていますが、とは言っても国産松茸はなかなか手が出ないもの。そんな松茸をリーズナブルに楽しめる宿が長野県にあります。

長野県は松茸の出荷量ランキングで圧倒的な1位ですが、その中でも松本市四賀(旧四賀村)は県内の名産地のひとつ。今回はそんな四賀にある、その名も「松茸山荘」で松茸料理の会席コースをたっぷりと楽しんできました。

松茸山荘は市が所有する山での松茸採掘権をもつ公共の宿

松茸山荘は市が所有する山での松茸採掘権をもつ公共の宿
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なぜ「松茸山荘」では松茸がリーズナブルに楽しめるのでしょうか。それには大きな秘密があります。実は市が運営する公共の宿として、所有する山での採掘権を持っているからなのです。

そんなこともあってか、食通の間で口コミに広がり、毎年9月下旬から10月下旬のシーズンには、松茸料理を楽しむために多くの人で賑わいます。

松茸が入荷すると宿の玄関には、写真のような大きな松茸の張り子がぶら下がります。

宿は本館と別館に分かれており、本館は建物は古いですが囲炉裏の食堂もあり趣のある雰囲気。別館は比較的新しいため、より設備が整っています。この時は別館に宿泊しました。

到着するとまずは採れたての松茸選びから

到着するとまずは採れたての松茸選びから
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松茸はコース料理の他にオプションで松茸の姿焼きを注文できます。贅沢感を味わいたい場合には是非とも頼んでおきたいところです。事前の予約時に姿焼きを食べたい旨を伝えておけば当日優先的に松茸を選ばせてくれます。

その日の収穫状況により姿焼きに利用する形と状態の良い松茸が採れない場合もありますのでそこは運次第です。価格は時価で年やタイミングで変動するので事前に予約時に目安の金額を確かめておくと良いでしょう。

夕食前にまずは温泉に入ってのんびりと

夕食前にまずは温泉に入ってのんびりと
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松茸だけに注目してしまいますが、温泉も忘れてはいけません。
別館大浴場の泉質はナトリウム炭酸水素塩温泉で美人の湯として肌触りがとても良いのが特徴。窓からは四賀の緑の山々が広がり癒されます。

宿泊客は本館と別館それぞれの大浴場も利用でき、泉質も違いますので、両方楽しんでみるのも良いかもしれません。

夕食は、松茸料理を含む会席コースで大満足

夕食は、松茸料理を含む会席コースで大満足
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この日の夕食は松茸料理4品が含まれた会席コースを注文。
通常の料理に加えて、松茸の海鮮鍋、松茸の土瓶蒸し、松茸茶碗蒸し、松茸の釜めしと4品の松茸料理が。松茸の香りに包まれつつ料理を堪能できました。

他にも9品の松茸料理が楽しめる豪華なコースもあり、ホームページでも詳しく各プランの内容が紹介されていますので、予算と相談しながら最適なコースを選択すると良いでしょう。

こちらの宿の特徴は松茸が美味しいのはもちろんのことなのですが、それぞれの料理の味が良いこと。松茸を活かすためには薄めの味付けで素材が引立つような調理をすることが必要ですが、どの料理も上品な仕上がりで、見事に期待に応えてくれます。

そして、松茸の姿焼き。

そして、松茸の姿焼き。
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これには詳しい説明は必要ありません。まさにビジュアル的にも、そして実際に食べてみても確実に満足できる一品でしょう。

松茸を半分に咲いて網焼きにします。この時に焼き過ぎないように注意、焦げ過ぎてしまうと、せっかくの香りが楽しめません。そして焼き上がったらさらに手で割いて食べると、より香りが楽しめます。ちなみに姿焼きにはまだカサの開き切っていないものが良いとされています。

最後に

松茸山荘、どうでしたでしょうか。写真ではすべての松茸料理を紹介しきれませんが、興味をもたれた方はぜひ一度出かけてみてください。設備の整った別館でも今回利用したコースで2人利用で1人15000円程度で宿泊することが出来ます(※姿焼きは別注文)。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/10/12−2013/10/13 訪問

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