竜馬も訪れた鹿児島・霧島の個性的で絶対楽しめる温泉4選

竜馬も訪れた鹿児島・霧島の個性的で絶対楽しめる温泉4選

更新日:2020/01/31 12:17

あの坂本龍馬によって日本最初の新婚旅行の地となった鹿児島県の温泉地・霧島。今回は数ある宿の中から、絶対に入りたい個性的な温泉を4ヶ所紹介!巨大すぎる混浴庭園大浴場や20分以上の入浴が禁止されている温泉など、霧島でしか入れない個性豊かな宿ばかりです。ぜひ湯めぐりの参考にしてみてください!

巨大すぎる混浴風呂!霧島ホテル

巨大すぎる混浴風呂!霧島ホテル

提供元:霧島ホテル 公式サイト

http://www.kirishima-hotel.jp/地図を見る

坂本龍馬が新婚で泊まった霧島・硫黄谷温泉にあるのが「霧島ホテル」です。歴史ある老舗の一軒宿であり、館内では霧島の歴史の歩みがよくわかる展示物を多く目にすることができます。

この宿の名物といえば桁違いのスケールを誇る「庭園大浴場」。周囲は屋根付きの建物に囲まれ、まるで桃源郷のような景色になっています。そしてそこに青みがかった乳白色の硫黄泉がこれでもかと掛け流されているのです。混浴ですが、女性専用のゾーンや時間帯もあるので安心です。

浴槽は深いところでは1.4m、奥行きは25mにもなっています。これだけの大きさにも関わらず、常に新鮮な源泉で溢れているのは、14カ所の源泉から一日1400万リットルという膨大な量の湯が湧いている霧島ホテルだからこそです。圧巻過ぎる光景をぜひご自分の目で確かめてみてください!

霧島一の眺望!旅行人山荘

霧島一の眺望!旅行人山荘
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霧島随一の眺望と言われているのが「旅行人山荘」です。霧島温泉郷の中心にあたる丸尾温泉の高台に位置しており、桜島や錦江湾、晴れていれば遠く開聞岳までも見ることができます。宿のサービスの良さでも知られ、リピーターが多い宿です。

旅行人山荘には露天風呂付きの大浴場のほか、宿泊者限定の貸し切り露天風呂があります。日帰り入浴では大浴場や足湯を利用する形になりますが、どちらからもその美しい絶景を見ながら入浴することができますよ。

温泉は硫黄泉と単純温泉の二つの異なる泉質の湯に浸かることができます。内湯に使われている単純温泉は飲むことも可能で、敷地内には飲泉場も用意されています。眺望がたまらない露天風呂には、薄く白濁した硫黄泉を味わうことができます。

風情がたまらない浴室!「湯之谷山荘」

風情がたまらない浴室!「湯之谷山荘」
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温泉情緒がとにかく凄いのが「湯之谷山荘」です。霧島の山深い地でひっそりと営業している一軒宿となっています。湯治場の雰囲気が色濃く残り秘湯感満載です。

湯之谷山荘は温泉ファンから絶大な人気を誇っています。その理由が温泉以外何もないひなびた風情の漂う浴室があるからです。三カ所にある湯船にはそれぞれ異なったタイプの温泉が満たされており、特に一番小さな浴槽は「炭酸硫黄泉」という珍しい温泉になっています。

浴槽ごとに温度が異なり、奥から45度→41度→30度になっています。それぞれを交互に入り代謝を良くする温冷交互浴が楽しめるのも大きな魅力です。詳細は関連メモにある「湯之谷山荘」の記事をご覧ください。

20分以上入浴禁止!「国民宿舎新燃荘」

20分以上入浴禁止!「国民宿舎新燃荘」
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霧島で最も濃度の高い硫黄泉に入れるのが国民宿舎新燃荘です。数年前は火山活動の影響で休業状態になりましたが、現在は無事に復活し多くの湯あみ客が訪れています。こちらも湯之谷山荘同様に秘湯の雰囲気が満載です。

こちらの温泉ですが、あまりに温泉のパワーが強すぎるため「20分以上入浴禁止」という張り紙があちこちで貼られているんです。確かに浸かっていると身体にガツンときます。

男女別の内湯と混浴の露天風呂のほか、皮膚疾患の治療をなさっている方専用の療養泉浴室もあります。効能抜群の、まさに日本が誇る名湯です。

〜番外編・霧島最古の岩風呂「目の湯」〜

〜番外編・霧島最古の岩風呂「目の湯」〜
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最後に番外編として、手軽に行ける野湯「目の湯」を紹介します。国道223号から新燃荘に抜ける県道沿いから、徒歩3分ほどで到着することができます。駐車スペースもあるので便利です。

目の湯は霧島最古の岩風呂と言われています。岩場の穴の底から源泉が湧き出ており、無色透明な透き通った色はとても神秘的になっています。温度は天候によって変わるため、熱すぎたりぬるかったりします。

すぐそばは温泉の川となっており、こちらにも入浴は可能です。川底には多くの泥が堆積しており、天然の泥パックも楽しめます。ただ脱衣所等は何もないので必ず自己責任で入浴してください。

霧島は温泉パラダイス

全国屈指の大温泉地・霧島には他にも様々な温泉が湧き出ています。今回の宿で入れる硫黄泉だけでなく、褐色の炭酸水素塩泉や無色透明な単純温泉など、本当に多様な湯に浸かることができるんです。ぜひ思う存分湯めぐりを楽しんでください!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/09/13 訪問

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