写真:森 のこ
地図を見る男鹿半島の西北部、日本海に面した高台に立地する「海と入り陽の宿 帝水」。海まで歩いても10分かからない程の距離で、周囲に景観を遮るものは一切なく、オーシャンビューが楽しめます。
帝水の良いところは、とにかくどこからでも海が眺められるところ。写真は客室の窓から撮影したものですが、部屋でくつろぐ時も、温泉にゆったり浸かっている時も、食事処での朝・夕の食事時も、すべてのシチュエーションで目の前には日本海の絶景が広がっています。
写真:森 のこ
地図を見る帝水の創業は昭和41年。2015年にリニューアルオープンしているため、館内は隅々まで新しくきれいです。建物は木がふんだんに使われており、くつろげる雰囲気。客室はすべて和室で、広縁には海を眺められるようにと、窓に向く形でテーブルや掘り炬燵が置かれています。
また、部屋に備えられているアメニティーはベーシックなものですが、浴衣のほか、作務衣が用意されているのは嬉しい心配りです。
写真:森 のこ
地図を見る天気の良い日に帝水を訪れるなら、ぜひ早めにチェックインして、「入り陽の宿」の名に違わない、美しい夕日を堪能しましょう。部屋から眺めるのもよし、温泉から眺めるのもよし、自分のお気に入りの夕日鑑賞スポットを見つけて、穏やかな日本海に沈む夕日にぜひ見惚れてください。
写真:森 のこ
地図を見る帝水の食事は、部屋食ではなく食事処での提供になりますが、もちろんここもオーシャンビュー。時期によるものの、夕食時は食事を終える前に日が沈んで暗くなってしまいますが、とにかく気持ちいいのが朝の風景。真っ青な海を眺めながらの朝食は、いつも以上においしく感じられるはず。
お料理は夕食・朝食ともに地のものが中心。男鹿の海の幸、秋田の山の幸がふんだんに盛り込まれた創作和食で、お米はもちろん秋田特産のあきたこまちです。夜の食事時は、一人一人、小さな釜で目の前で炊き上げられ、炊きたてつやつやのごはんが食べられますし、朝はおひつに入れられたごはんを自由におかわりできますよ。
写真:森 のこ
地図を見る帝水では、宿泊者以外の日帰り入浴も受け付けています。同じく施設内にあるラウンジカフェも、宿に泊まらなくても利用が可能。
もちろんカフェも海に面しており、天井が高く、開放感バツグンのスペースなので、お風呂上りにぜひ立ち寄ってみて。メニューはコーヒーやパンケーキのほか、生ビールなどのアルコールも揃っています。
カフェの目の前の庭は、枯山水の石庭造り。外へ出られるようにサンダルも用意されていますので、温泉であったまったら少し海の風にあたってみるのも気持ちいいですね。
帝水の最寄り駅はJR男鹿線の「男鹿」駅。駅からは車で35分ほどの距離で、事前に予約すれば無料で送迎もしてくれます。ただ、男鹿半島は海に面した道路が多いため景観が良く、ドライブにもってこいなので、遠方の方もレンタカーなどを利用し、車で訪れるのがおすすめ。
白黒の縞模様が特徴的な「入道埼灯台」がシンボルの入道崎や、360度の大パノラマを満喫できる寒風山など、見どころもたくさんあります。海岸線をぐるりと一周しても1日あれば十分回れるので、ところどころ寄り道しながら、絶景ドライブもあわせて楽しんできてください。
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この記事を書いたナビゲーター
森 のこ
おいしい食べ物ときれいな景色を求めて、おもに国内を思いつくままに旅しています。気づけば旅した地域は41都道府県(まだ行けていないのは富山・福井・鳥取・徳島・高知・鹿児島の6県です)。数々の旅を通して、…
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