菊で彩られた"伊豆の小京都"修善寺を巡る!「修善寺菊飾り」で癒しのひととき

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菊で彩られた"伊豆の小京都"修善寺を巡る!「修善寺菊飾り」で癒しのひととき

菊で彩られた"伊豆の小京都"修善寺を巡る!「修善寺菊飾り」で癒しのひととき

更新日:2017/09/25 18:49

波奈 美月のプロフィール写真 波奈 美月 旅行ブロガー

"伊豆の小京都"と呼ばれ、弘法大師ゆかりの伊豆最古の温泉として知られる修善寺温泉。
毎年、紅葉が色づくひと足前の10月〜11月中旬頃、温泉街の各所に菊の花が飾られ、情緒ある街が華やぎます。最も混雑する紅葉シーズンの前、菊の香りが漂う中、修禅寺や指月殿などの古刹を巡り、温泉・グルメ・パワースポットを楽しんでみませんか?
平成29年の「修善寺菊飾り」は、10月5日〜11月14日の開催になります。

修善寺温泉の中心!弘法大師創建の名刹「修禅寺」

修善寺温泉の中心!弘法大師創建の名刹「修禅寺」

写真:波奈 美月

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秋の爽やかな空気のなか、菊の花に彩られた「修善寺温泉街」を散策するのは、とても気持ちが良いもの。温泉街をはじめ、修禅寺・竹林の小径・指月殿は"ミシュラングリーンガイドジャポン"で2つ星を獲得しており、ぜひ見ておきたいところです。

観光協会のガイドマップに基本的な散策コース(修善寺→日枝神社→指月殿→竹林の小径→楓橋→河原湯→独鈷の湯)が掲載されており、所要時間は1時間半〜2時間ほどです。下記のMEMO「伊豆市観光協会 修善寺支部 修善寺温泉マップ」よりご覧いただけますよ。

温泉街の中心にあり、ひときわ目を引くのが名刹「修禅寺」(しゅぜんじ)。毎年山門の階段には、たくさんの色鮮やかな菊の鉢が飾られます。807年(大同2年)、弘法大師空海によって創建され、修善寺の地名の由来となった所。鎌倉幕府二代将軍 源頼家が幽閉された場所で、岡本綺堂(おかもと きどう)の『修禅寺物語』で知られています。

山門は、2014年に150年ぶりに修復。仁王堂が新設され、指月殿にあった金剛力士像が里帰りする形で収められました。平安時代後期の名作で一見の価値がありますよ。

子授けのパワースポット!木のパワーがいっぱいの「日枝神社」

子授けのパワースポット!木のパワーがいっぱいの「日枝神社」

写真:波奈 美月

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修禅寺の東隣にあり、静かな佇まいを見せているのが「日枝神社」(ひえじんじゃ)。弘法大師の建立といわれ、元は修禅寺の鬼門の鎮守でしたが、明治の神仏分離令によって分離されました。境内には、源頼朝の弟、源範頼が幽閉されていた信功院跡もあります。

社の右後方にある大木は、県の天然記念物になっている「一位樫」(いちいがし)。伊豆では珍しい種類の木で、根周り5.5m・高さ25mあります。

実は、「子授けパワースポット」として有名な所。全国から子宝を願う夫婦が訪れます。「子宝の杉」は、樹齢800年といわれる大杉。2本の杉の根本が接合しており、その間を通ると子宝に恵まれると伝えられています。

杉の間を通れるように設置されていた階段は、杉の保護のため、現在は取り外されています。それでも訪れる人は絶えず、「子宝の杉」の前には願いを込めた沢山の絵馬が掛けられています。天に向かってまっすぐ伸びる2本の大杉の姿は、美しくも壮観!木に宿るパワーを感じますよ。

北条政子が寄進!修禅寺の経堂「指月殿」

北条政子が寄進!修禅寺の経堂「指月殿」

写真:波奈 美月

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「指月殿」(しげつでん)は、鎌倉幕府二代将軍頼家の冥福のため、母北条政子が修禅寺に寄進した経堂。修禅寺の桂川を挟んだ対岸にあります。
伊豆最古の木造建築だけあり、風格のある佇まい。この時期は、参道の階段と堂前に菊の花鉢が飾られ、落ち着いた華やかさが加わります。

ひときわ目を引くのは、本堂に掛けられた扁額。元から渡来した高僧・一山一寧(いっさんいちねい)によるものといわれ、実物は修禅寺本堂に保存されています。本尊の丈六釈迦如来座像は、寄木造りで高さ203cm。持ち物は無いはずですが、右手にハスの花を持っているのが特徴です。
かつては5〜6千巻にも及ぶ経典が収められていましたが、残ったのはわずか8巻のみ。現在、修禅寺の宝物館に保管されています。

境内には頼家公の墓があり、そばに「おうかがい石」と呼ばれる丸い石が置かれています。心中で願い事をしながら石を持ち上げ、軽いと感じれば願いが叶うとのこと。この機会にチャレンジしてみませんか?

「独鈷の湯」を眺めながら「恋の橋めぐり」で恋愛成就祈願 !

「独鈷の湯」を眺めながら「恋の橋めぐり」で恋愛成就祈願 !

写真:波奈 美月

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写真は、修善寺温泉の起源である「独鈷の湯」(とっこのゆ)。修禅寺の前を流れる桂川(修善寺川)の川中にあります。周囲の橋や川沿いの欄干まで菊の花鉢で飾られ、温泉街の中で最も華やか。

「独鈷の湯」は、平安時代、弘法大師空海が、親孝行の少年のため、独鈷杵(とっこしょ)で川中の岩を打ち砕き湧出させたと伝わります。現在は足湯として利用できますが、史跡的な扱いなので温度管理はされていず、真冬以外はかなり熱め。すぐ近くの足湯「河原湯」のほうは温度管理がされていて、快適に入れますよ。

「独鈷の湯」を眺めながら「恋の橋めぐり」で恋愛成就祈願 !

写真:波奈 美月

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桂川に架かる5つの橋は、"恋愛成就パワースポット"として有名!川下から、渡月橋(とげつばし)・虎渓橋(こけいばし)・桂橋(かつらばし)・楓橋(かえでばし)・滝下橋(たきしたばし)。願いを込めながら渡ると恋が成就するといわれ、カップルには見逃せない散策ルートです。

橋の別名は、「渡月橋=みそめ橋」「虎渓橋=あこがれ橋」「桂橋=結ばれ橋」「楓橋=寄り添い橋」「滝下橋=安らぎ橋」で、まさに恋愛成就のプロセス。ぜひ全部の橋を渡りましょう。これで修禅寺にお参りすれば、願いはきっと叶うはず!

<修善寺温泉 基本情報>
住所:静岡県伊豆市修善寺
電話番号:伊豆市観光協会修善寺支部 0558-72-2501
アクセス:東海道線・新幹線で三島駅乗り換え−伊豆箱根鉄道(約32分)で終点修善寺駅下車。 修善寺駅からバス『修善寺温泉行き』で約10分、終点修善寺温泉駅下車。修禅寺までは徒歩約3分。

ちょっと一服!名物の「黒米餅」はいかが?

ちょっと一服!名物の「黒米餅」はいかが?

写真:波奈 美月

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温泉街には、ちょっと一服したくなるような魅力的な店がたくさん!できれば修善寺の名物を食べたいものです。生わさび・椎茸などが有名ですが、日頃の疲れをいやし、健康増進に良いものを選ぶなら「黒米」。健康米と言われ、ピタミンB1・B2などが豊富に含まれ、中国では薬膳に使用されてきたほどです。

写真は茶処「一石庵」(いっせきあん)の"黒米餅"。シンプルに醤油をつけていただきます。軽くあぶった香ばしさと弾力のある食感がくせになりそうで、人気のメニューです。

ちょっと一服!名物の「黒米餅」はいかが?

写真:波奈 美月

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「一石庵」は、修禅寺門前の虎渓橋のたもとにあり、店の中から修禅寺山門を眺められるロケーションが魅力。店を利用すると、屋外に併設されている足湯「知足(ちそく)の湯」に無料で浸かることができます。黒米餅の他、抹茶やクリームあんみつ・かき氷などのメニューもありますよ。

「食堂ゆかわ」(修善寺953-1)の"黒米炒飯"、「ゆかり工房」(伊豆市修善寺761)の"黒米五平餅"、「cafe 弘乃」(修善寺971-1)の"黒米ぜんざい"などもお薦め!

<一石庵 基本情報>
住所:〒650-0003 静岡県伊豆市修善寺950-1
電話番号:0558-72-2063
定休日:火曜日(変更の場合あり)
営業時間:AM10:00〜PM16:00

「修善寺菊飾り」の次は「修善寺もみじまつり」で楽しもう!

車で温泉街を訪れた場合、修禅寺周辺にある有料駐車場を利用します。駐車場の場所・詳細なアクセスについては、下記のMEMO「伊豆市観光協会 修善寺支部」でご確認ください。

「修善寺菊飾り」と同じ頃、"修善寺虹の郷"で「日本庭園 菊花彩」が開催され、日本庭園にたくさんの菊の花が飾りつけられます。2017年の開催は、10月18日〜11月6日。「菊飾り」と併せて楽しんではいかがでしょうか?

毎年11月中旬になると、「菊飾り」とバトンタッチする形で、伊豆随一のもみじ群生地 "修善寺自然公園もみじ林"で「修善寺もみじまつり」がはじまります。
11月下旬になると、"虹の郷"では「もみじライトアップ」、"修禅寺"では「修禅寺庭園秋の特別公開」も実施!「菊飾り」とは違う修善寺の美しさを堪能することができますよ。
「修善寺もみじまつり」と「修禅寺」については、それぞれ"たびねす"の別記事で詳しく紹介しています。下記のMEMOよりぜひご覧ください。

2017年9月現在の情報となります。変更となる場合がありますので、公式サイトなどで最新情報を必ずご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/10−2016/11/08 訪問

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