新潟県糸魚川市能生漁港で漁獲される紅ズワイカニの禁漁は1月～2月とされ、獲れたての紅ズワイカニをなんと10ヵ月間も味わうことができます。何故、そんなに長く獲れるのか？それは、紅ズワイカニは水深450m～2500mのとても深い海の底で獲れ、季節の変化の影響を殆ど受けないからです。
このため、「紅ズワイカニに旬はない」と云われていますが、1年を通して美味しく食べられる紅ズワイカニ。茹でるとズワイカニよりも赤くなり、少し軽めなのがズワイガニとの違い。軽いからといって、見入りが少ないわけではありません。
また、最近ではカニを「茹でる」のではなく、「蒸す」とカニミソも身もジューシーで繊細な味わいで旨いと云われており、ブランドカニにも負けない旨ださと密かな評判となっています。
道の駅マリンドリーム能生は日本海に面し、能生漁港に近く獲れたてのカニをすぐに水揚げできることから、新鮮な紅ズワイカニを味わうことができます。
マリンドリーム能生には、かにや横丁と名付けられたカニの直売所が軒を連ねており、直売所は船主が運営していることもあって、水揚げされたカニはすぐに釜ゆでし、新鮮さを保つため、一旦急速冷凍をした後店頭に並べられるのです。
直売所では、おばちゃんたちが試食用に紅ズワイカニの足を1本差しだしてくれます。直売所により茹で加減、潮加減が微妙に違うので食べ比べするのも楽しみのひとつかもしれません。
また、かにや横丁の直売所での面白いところは、「おまけ合戦」が繰り広げられていることです。船主の家族が直売所を運営していることもあり、気前よくおまけの紅ズイワイカニがどんどん追加されていくのはなかなか他のお店はないことですよね。
お得に紅ズワイカニをゲットできるかも？
かにや横丁ではどの直売所も気前よく試食を出してくれるので、試食だけでもお腹がいっぱいになりそうなほど。1杯まるごとその場で食べたい方は「食べます！」とお店の方に伝えましょう。交渉次第では、希望の値段の紅ズワイカニを更に安く提供してくれることもあります。
天気が良い日には、日本海の海を眺めながら食べるのも良し。かにや横丁隣にある休憩所スペースで豪快にまるごと1杯をその場で味わうこともできます。
また、直売所隣の施設1Fにはお土産コーナー、2Fにはカニ料理が味わえるお店「番屋」があります。紅ズワイカニは食べたいけど、ご飯も欲しいという方にはこちらがおすすめです。紅ズワイカニ以外のメニューも豊富で、海鮮丼など新鮮な魚介類も頂けます。
かにや横丁隣にある1Fスペースには、新潟の様々なお土産が売られており目移りしてしまうほどですが、中でも目を引くのが壁一面に珍しい柿の種がぎっしりと並べられているコーナーです。店頭ではなかなかお目にかかれない珍しい種類も多く、どれにしようか迷ってしまうほど。たくさん食べたい、または贈答用に買いたい方は缶や箱に入った柿の種などはいかがでしょうか。
また、色々な種類を食べたい方には小袋もあり、普段は食べられない種類の柿の種を試すことができますね。お土産用にもちょっとしたおやつにも丁度良い量なので、色々な種類を試してみるのも良いかもしれませんね。
紅ズワイカニが食べられる時期は長いですが、やはり旬で味わうなら秋～冬にかけて。普通のお店では、カニを試食するくらいですが、「道の駅マリンドリーム能生」ではその場で豪快に味わうことのできるお店が軒を連ねています。
また、紅ズワイカニが交渉次第で値札より安くなることもあり、他のお店にはない楽しさもあります。食べる楽しさやお土産の豊富さも魅力かもしれないですね。マリンドリーム能生の駐車場は広く大勢の観光客が訪れシーズンになると大賑わい。
是非、旨い紅ズワイカニを味わいに能生に出かけてみませんか？
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(2024/4/16更新)
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