写真:下川 尚子
地図を見る「喜ら里」のたたずまいは純和風。岳温泉の目抜き通り「ヒマラヤ大通り」に面して立つ、「喜ら里」の看板と昔造りの水車が目印です。
入口から入ると、日本家屋の趣をそのまま生かした外観に、まるで橋のようなエントランス。時を忘れて、ゆっくりと過ごしたいのが温泉旅行。ここを渡ったあとは、忙しい日々をすっかり忘れてただリラックスする時間の始まりです。
旅情を高めてくれる「和」の雰囲気を感じながら進みましょう。こちらはフォトスポットとしても人気で、夜は提灯に火が入り、さらに情緒ある空間へと変化します。
写真:下川 尚子
地図を見る「昨日を忘れ、明日を忘れ、至福のひとときをお過ごしください」。そんな言葉が掲げられているのが、「喜ら里」の温泉。その名も「忘れの湯」という大浴場です。男女ともに内湯と露天風呂がひとつずつ用意されており、24時間入浴可能ですので、朝に夕にたっぷりと楽しみましょう。
岳温泉は、全国的にも珍しい酸性泉。湯量豊富な温泉は安達太良山近くの源泉から引き湯されており、適度に揉まれた湯は肌あたりの柔らかな優しい湯となって温泉街に届きます。
また、家族連れにおすすめなのが写真の「貸切露天風呂」。チェックイン時の予約で、一組40分1000円で利用可能。広々とした露天風呂で、特にファミリーには好評なのだそう。
喜ら里は全24室。お部屋のつくりはごくスタンダードですが、清潔で気持ちよく過ごせる和室です。檜風呂つきの貴賓室や特別室もありますので、ご希望に合わせてチョイスできます。
岳温泉街の夜は早く、20時頃には多くの商店が閉まります。喜ら里にお泊りの際は、温泉を楽しみながらとにかくゆっくり過ごすのがおすすめ。ただ「何もしない贅沢」を楽しむのもまた、思い出に残る旅になるでしょう。
一階の売店では、地元酒蔵の銘酒や「喜ら里」オリジナルのお菓子や石鹸などが販売されています。お時間があれば、ぜひのぞいてみてください。
写真:下川 尚子
地図を見る和のたたずまいにふさわしく、夕食は和食の月替わり会席。朝食も和食です(写真)。たっぷりのおかずにとろろもついて、朝から満足のボリュームです。
丁寧に作られた食事に、工夫のこらされた盛り付け。夕食・朝食ともに旬の食材や地元の食材を使った彩り豊かなお料理が提供され、昔ながらの旅館の良さ・日本らしい「おもてなし」の心が感じられます。
こうした心づくしのサービスも、喜ら里の魅力のひとつです。
写真:下川 尚子
地図を見るロビーラウンジでは、朝はモーニングコーヒーのサービスが行われています。朝には必ずコーヒーが飲みたい…そんな方でも安心。
和モダンなスペースの端には「ねぶた」が飾られています。福島の二本松市でねぶたというとちょっと意外ですが、青森ご出身のオーナーが所有しているものなのだそう。迫力満点のたたずまいですので、ぜひ注目してみてください!
なお、ロビーラウンジではWi-Fiの利用が可能。パソコンやスマートフォンでWi-Fiを使いたい方はこちらでどうぞ。
「喜ら里」は、決して最新の設備の整った旅館ではありません。ですが、実際に泊まってみると大型のホテルにはないきめ細かなサービスや、温かなおもてなしに、昔ながらの日本旅館の良さを感じられるでしょう。
良質な岳温泉をゆっくり味わい、時を忘れて過ごす「ぬくもりの宿」。福島・岳温泉にお泊りの際は、おすすめの旅館です。
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(2024/10/16更新)
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