宙に浮いた黄色い小部屋!ドイツ世界遺産の街「バンベルク」

| ドイツ

| 旅の専門家がお届けする観光情報

宙に浮いた黄色い小部屋!ドイツ世界遺産の街「バンベルク」

宙に浮いた黄色い小部屋!ドイツ世界遺産の街「バンベルク」

更新日:2016/10/03 09:53

吉野 友梨のプロフィール写真 吉野 友梨 トラベルライター

バンベルクは「バイエルンの真珠」と称えられた1000年の歴史を持つ美しい古都です。第2次世界大戦での被害を免れ、1993年には世界遺産にも登録されました。旅行のパンフレットなどで紹介されるとき、必ず写真がのるのが、宙に浮いたかのように川に突き出た黄色い木組みの小部屋です。その他にも、小ヴェネツィアと呼ばれるかわいらしい家が並ぶ一画があります。今回はこのバンベルクの街を紹介しようと思います。

レグニッツ川沿いにおとぎ話のようなかわいい街並みが!

レグニッツ川沿いにおとぎ話のようなかわいい街並みが!

写真:吉野 友梨

地図を見る

バンベルクの駅から市街地まではバスでも行けますが、歩いても20分ほどです。レグニッツ川沿いには小ヴェネツィア地区と呼ばれる一画があります。この家々にはかつて、漁師たちが住んでいました。川沿いにはまるでおとぎ話に出てくるようなかわいらしい家が並んでいます。川を挟んだ対岸には散歩道があるので、のんびり歩きながら川沿いの家々を眺めてみて下さい。

レグニッツ川ではミニクルーズを楽しむこともできます。歩くのに疲れたら、旧市街中心部から遊覧船に乗って、中世やバロック、ロココが混在する街並みを船の上から見物してはいかがでしょう。小ヴェネツィア地区を通り、マイン・ドナウ運河まで行って折り返す、所要時間は80分ほどの遊覧船の旅です。5月中旬から10月までは毎日運航されています。

宙に浮いた黄色い木組みの小部屋!「ロットマイスターホイスヒェン」

宙に浮いた黄色い木組みの小部屋!「ロットマイスターホイスヒェン」

写真:吉野 友梨

地図を見る

バンベルクの旧市街には、レグニッツ川の中州の橋の上に建てられた半木造の旧市庁舎(Altes Rathaus)があります。この旧市庁舎は1460年に元の市庁舎が火災で焼失した後に再建されました。1688年には、その横に、まるで宙に浮いたかのように川の上に突き出た黄色い木組みの小部屋「ロットマイスターホイスヒェン」が増築されています。

この建物はバンベルクの象徴的な建物であり、バンベルクを語るときには外せません。パンフレットなどでバンベルクの写真を見ると、この旧市庁舎の木組みの家が必ず出てくるほどの有名な建物です。

中州に建てられた旧市庁舎はここにあることによって、一般市民の俗世と、俗世間を離れた聖職者の領域とを分け、中立であることを示しています。

見ごたえのある旧市庁舎はひときわ華やか!

見ごたえのある旧市庁舎はひときわ華やか!

写真:吉野 友梨

地図を見る

世界遺産に登録されたバンベルクは、第2次世界大戦の爆撃を免れたため中世の街並みがそのまま残り、まるで美しい宝石箱のような街です。バロック調、ロココ調など様々な様式が入り交じった建物が並んでいます。

中でも旧市庁舎はレグニッツ川にかかる橋の上に建っており、壁一面にフレスコ画が描かれたひときわ華やかな建物です。市街地側のフレスコ画には新司教領主のバンベルク入り、反対側には司教領主フィリップ・アントン・フォン・フランケンシュタインの死去が描かれています。旧市庁舎内には陶器博物館があり、有料で見学することができます。

この橋の上では写真を撮る観光客が多くみられます。写真左側に小さく写っているのは黄色い木組みの小部屋「ロットマイスターホイスヒェン」です。

豪奢な新宮殿とバラ園にようこそ!

豪奢な新宮殿とバラ園にようこそ!

写真:吉野 友梨

地図を見る

バンベルクでは新宮殿とバラ園の見学もはずせません。大聖堂の近くにある新宮殿は、バンベルクの領主司教の住んでいた華やかで豪華な造りの宮殿で、ガイドツアーでのみ見学できます。ヨーロッパでは生まれた時から死ぬ時まで教会にお世話になるため、聖職者が権力を持っていました。この宮殿も司教のためのものです。日本語のツアーはありませんが、日本語パンフレットを貸してくれるので、主な見どころは大体わかるようになっています。

新宮殿には入場無料のバラ園があるので、時期が合えばバラを楽しむことができ、この庭園からはバンベルクの旧市街を見渡すことができます。

おわりに

今回紹介したところ以外にも、街のシンボルの大聖堂や旧宮殿(歴史博物館)などの観光スポットがあります。みどころは旧市街に固まっており、世界遺産に登録された街並みを徒歩で回れます。

ミュンヘンからバンベルクまではICE特急で約2時間。フランクフルトからは2時間半。
バンベルクには「ラオホビア」という、スモークの香りが強いビールがあり、シュレンケルラ醸造所の直営レストランが旧市庁舎の近くにあるので、一風変わったビールを楽しむことができます。試してみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/05 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpで複数旅行会社からまとめて検索!

条件を指定して検索

トラベルjp 旅行ガイド

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ