写真:高野 祥
地図を見る湯の花温泉は、万病の治癒と除災除厄の湯として昔から人々を癒してきました。「里山の休日 京都・烟河」内、“元亀(げんき)の湯”の泉質は単純弱放射能泉(弱アルカリ性低張性低温泉)で、痛風・慢性消化器病などに効能があると言われています。
お宿自体は1971年開業とのことなので結構年季が入っていますが、何度もリニューアルされているので大浴場も綺麗で清潔感があります。露天風呂は木製フェンスがあるので人目を気にせずに入浴でき、宿泊者は25時まで入浴可能。夜風に当たりながら月光浴も楽しめるでしょう。また、「里山ガーデン」という名の広い中庭には足湯が設けられているので、そちらでのんびりするのもオススメ。(写真は足湯です)
写真:高野 祥
地図を見るこちらのお宿は、ゆったりほっこりとくつろげる和室のバリエーションが豊富です。大浴場と同じ泉質の露天風呂付き特別室「保豆山」をはじめとし、和風ベッドルームが5タイプ、和洋室が1タイプ、和室が3タイプあるので、好みや予算、人数によって色々選ぶことができます。
オススメなのが、スクエア畳が敷き詰められている和風ベッドルーム。大まかに分けると、スタンダードツインの「ほっこり」、グレードUPツインの「ゆるり」と「ゆったり」の3タイプあり、「ほっこり」と「ゆるり」はノーマルベッド・ハイベッドが選べます。(「ゆったり」はノーマルベッドのみ)
写真の「ゆるり(ノーマルベッド)」部屋は、特別室「保豆山」(41.8平米〜)についでの広さ(36.8平米)なので、畳の上でゴロゴロできますし、ベッドも大きめで非常にリラックスできるのが特徴。ノーマルベッドだと高さが低めなので室内がより広く感じられます。館内・部屋共に“和モダン”を基調としたインテリアでまとめられており、親しみのある“和”の中に今風なオシャレ感をプラスされているので、年配の方にも、若い方にも取っ付きやすい雰囲気作りをされています。
写真:高野 祥
地図を見る「烟河」には本格的な自家農園があります。そこで採れた新鮮野菜を料理に使用されているので、それも魅力のひとつ。
お食事処は、カジュアルな雰囲気の「大地」、プレミアムな「石窯ダイニング はなり」と、お座敷の計3ヶ所あります。予約したプランによって場所・提供メニューが異なりますが、オススメは“石窯ダイニング はなり”。ホテルのロビーからレストランまで続く渡り廊下からは、ライトアップされた中庭を望めたり、オブジェとして農具の “唐箕(とうみ)”などが置かれてたりと、素敵な演出が施されています。ダイニングは天井が高く、広々としていて落ち着いた雰囲気。個室には引き戸が付いているのでプライベートな空間が保たれ、窓から見える庭のモミジが良いアクセントになっています。
写真:高野 祥
地図を見る“石窯ダイニング はなり”では、「烟河」での最高級ランクとなる夕食を頂くことができます。ダイニングへ足を踏み入れるとすぐ目の前にある大きな石窯で焼かれた自家農園の野菜は、シンプルな味付けで素材そのものの美味しさを味わえるのが魅力。
和をベースとした石窯焼きの創作料理コースは彩りも豊か。自家菜園で採れた新鮮野菜を効果的に使用されています。こちらのダイニングは石窯で旨みをギュッと閉じ込める調理法がウリですが、ただ焼き物ばかりが運ばれてくるということもなく、少量づつ色々楽しめるオードブル盛り合わせや野菜のクリームスープ、真っ赤なトマト鍋など、キチンと手の込んだ料理も沢山提供されるので単調さがなく、一品一品楽しめます。
メインに出てくる“丹波牛のサーロイン”が絶品!肉の風味がしっかりでジューシー!石窯で焼かれているので火入れも絶妙。添えられている焼き野菜も素材の甘さを引き出されており、丁寧に調理されているのが伝わってきます。
写真:高野 祥
地図を見る夕食を“石窯ダイニング はなり”で頂くプランの場合、朝食も同じ会場となります。席に着くと、竹かごに入っているミニサイズのおばんざい類や干物の魚などが既にセッティングされており、温かいご飯や汁物は席に着いてから運ばれてきます。名物・里山汁は、小さな土鍋で温かさがキープされており具沢山!好きな量だけ自分で注げます。お米は亀岡のものを使用されていたりと、できるだけ地元の素材・味を楽しんでもらえるよう努力されています。
また、ブッフェコーナーもあり、自家農園や近隣農家で採れた新鮮野菜のサラダや手作りざる豆腐などが食べ放題!オススメは、“里山ベジフル健康ジュース3種”。それぞれ異なった効能を持つ3つのミックスジュースは、フルーツと農園野菜を飲みやすくブレンドされており、朝は食欲がないという方にも栄養が取りやすいよう工夫がされています。
ゆっくり温泉に浸かってお部屋でまったり過ごせる「里山の休日 京都・烟河」。地元の食材や自家農園の野菜を駆使して作られるお料理も魅力たっぷり。
前日までに予約が必要ですが、トロッコ亀岡駅までシャトルバスでお迎えしてくれますので、紅葉時期に大人気の“嵯峨野トロッコ列車”に乗車した後、こちらに泊まるという手も!JR亀岡駅と「烟河」間は1日9往復無料送迎されており、日帰り入浴やレストランのみの利用でも乗車可能なので、のどかな里山でのんびり温泉と美味しい料理を堪能しに行かれてみてはいかがでしょうか。
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(2024/3/19更新)
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