フランクフルト「コミュニケーション博物館」が面白いと評判!その理由とは

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フランクフルト「コミュニケーション博物館」が面白いと評判!その理由とは

フランクフルト「コミュニケーション博物館」が面白いと評判!その理由とは

更新日:2016/09/24 21:12

浅井 みらののプロフィール写真 浅井 みらの 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者、通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級

フランクフルトのマイン川沿岸に建つガラス張りでモダンな建物。その名も「コミュニケーション博物館」といいます。コミュニケーション?と聞いて、何が展示されているのかイメージがつきにくいですよね。しかし、展示されているのは私たちの生活に欠かせられないものばかりなんですよ。年配の方は懐かしがり、子供たちにとっては新発見。日本ではあまり聞かない博物館の内部をのぞいてみましょう。

正面に建つリトファスゾイレ

正面に建つリトファスゾイレ

写真:浅井 みらの

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こちらは「コミュニケーション博物館(Museum fur Kommunikation)」の正面。左側にカラフルな柱が建っていますね。“リトファスゾイレ”と呼ばれ、広告やポスターを掲示する柱をいいます。19世紀中ごろ、無断でポスターを貼ることが横行し、その問題を解決するためにベルリンで生まれました。今でもドイツ国内に多くあり、150年以上愛用されている屋外広告塔です。

コミュニケーション博物館では“人と人とか連絡をとりあう”、つまりコミュニケーションをとる道具が主に展示されています。歴史を遡れば郵便に始まり、電報、電話、ラジオにテレビ、最近ではパソコンがあてはまります。こちらの博物館では、歴史や昔の機器が展示されているのです。

細かな細工が美しい電話

細かな細工が美しい電話

写真:浅井 みらの

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地下1階、地上3階の4階建ての博物館で、主要な展示物は地下1階で見ることができます。まずご注目頂きたいのが”電話”。20世紀に続々とつくられた作品が数多く展示されています。置台の部分にまで細かく装飾が施され、アンティーク調が感じられる電話機はどれも息を呑む美しさが感じられます。

他にも1861年、科学者であり発明家だったフィリッピ・ライズ氏が発明した世界で初めての電話(通称ライズ電話)も展示されています。送信機と受信機がそれぞれ独立しており、今の電話とは全然違う外観に驚きますよ。

切手コレクター憧れの資料も

切手コレクター憧れの資料も

写真:浅井 みらの

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世界各国でコレクター人気を誇る“切手”も、立派なコミュニケーションの担い手ですよね。地下1階には、ドイツの各地域で発行された大量の切手が展示されています。その保管量は、年代別に区別され、ほぼ全種類といってよいほど。

豊富な切手コレクションにも理由が。今ではコミュニケーション博物館と称していますが、博物館がオープンした1958年当時は“国立郵便博物館”という名前でした。ドイツの郵便局(DBP)が1994年まで所有していた影響もあり、特に郵便関係の資料が豊富に残っているのです。

おもちゃのような郵便馬車

おもちゃのような郵便馬車

写真:浅井 みらの

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豊富な資料のもう1つが“郵便馬車”。ドイツの郵便カラー、黄色が全面に塗られ、今でも使用できそうなほど綺麗に保たれています。レトロな感じがして、可愛らしいですよね。自動車が普及する前までの主な配達手段でしたが、その後もドイツでは道路状態が悪い場所や雪が積もった日に使用されるなど大活躍だったんですよ。

子供が遊べるスペースもあり

子供が遊べるスペースもあり

写真:浅井 みらの

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1階にはカフェやショップがあり、2階はキッズゾーンとして子供用の小さな郵便局が設置され、遊ぶことができます。手紙を入れる配達カバンや、仕分けの棚があり、小さな郵便局員たちが大忙しで働く姿にこちらもにっこり。

他にも毎週水曜日15時から、コミュニケーション関連のテーマを扱ったワークショップが開催されています。2か月に1度の更新で、通年楽しめる内容になっています。また3階でも定期的に企画展が実施されてますので、こちらも併せてご注目です。

実は身近な資料な展示されている博物館

“コミュニケーション”と聞くと、目に見えないものだと思いがちですが、実は日常品として欠かせないものだということを、ここ「コミュニケーション博物館」は教えてくれます。昔の電話やテレビが、クラシカルな芸術品に見えるものもあれば、大げさな大きさに驚き笑みがこぼれるものも。今では簡単に持ち運びできるパソコンも、机と一体型の初期モデルを見れば、現在の便利さと進歩が実感できます。人と人との営みの歴史を見ることができる、面白い博物館ですよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/06/28 訪問

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