猫つき人力車?看板猫と谷中を巡る「人力車 谷中 音羽屋」でほっこり温まろう

猫つき人力車?看板猫と谷中を巡る「人力車 谷中 音羽屋」でほっこり温まろう

更新日:2017/10/23 11:24

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
全国から猫好きが集まる、東京の谷中。そんな谷中で粋な乗り物といえば、人力車です。もちろん、それだけでも十分楽しいのですが、猫と一緒に人力車に乗れたら…。猫好きには、この上ない幸せですよね。
「人力車 谷中 音羽屋」では看板猫のミーちゃんを膝に抱き、背中をなでながら谷中の猫スポットをまわることができます。東京観光のついでに猫と同乗できる人力車は、“猫好き憧れの乗り物”として密かな人気です。

猫つき人力車の待ち合わせ場所はココ

猫つき人力車の待ち合わせ場所はココ

写真:安藤 美紀

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人力車と待ち合わせる場所は、JR日暮里駅(北改札)の西口を出て、坂を上ったセブンイレブン付近。すぐ先が谷中銀座という、東京観光に最適な場所になります。

道路の脇では、「人力車 谷中 音羽屋」の看板猫ミーちゃんが人力車に乗って、お出迎え。幼い頃から色々な乗り物にのってきたミーちゃんは、人力車も慣れっこ。日光浴をしながら、気持ちよさそうに寛いでいます。

人力車は2人乗りで、事前予約が必要。屋根がついているため、雨の日でも利用できます。ただし、肉球から玉のような汗が出る夏日は、ミーちゃんの体に負担がかかるためお休みに。気になる方は、事前に問い合わせるといいでしょう。

利用時間は最低30分から。料金は10分1,000円単位と、他の人力車よりお値打ち。予算に応じてプランを考えてもらえます。

さあ、出発!膝の上がユートピアに…

さあ、出発!膝の上がユートピアに…

写真:安藤 美紀

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人力車に乗り込むと、自然に寄り添ってくるミーちゃん。人見知りもなく、人力車に乗っている間は、ほとんど膝の上から動きません。

体を触られるのが苦手な猫もいますが、ミーちゃんはむしろ嬉しいそう。体に触れてみると、お日様で温まったフサフサの毛が、まるで布団を干したようにふんわりして最高。猫好きにとっては、膝の上がユートピアになります。

膝の上で楽しくミーちゃんを観察しながら、優しく背中がなでてあげましょう。言葉は通じないけど、「一緒にいられて嬉しい」気持ちはちゃんと伝わります。

猫に会えるかもスポットを回る

猫に会えるかもスポットを回る

写真:安藤 美紀

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人力車のルートはお客さんの要望によって変わります。ミーちゃんを指名する人は猫好きが多いので、猫よりなスポットへ行くことが多いとか。もしかしたら猫に会えるかもしれないスポットは、猫好きにとって最高のコース。宝探し感覚でドキドキが楽しめます。

たとえば、谷中霊園の中で猫がいそうなスポットへ足を運び、猫を探します。墓地であっても、猫にとってはれっきとした道。緑が多く細い道が多い谷中霊園は、むしろ猫が好む場所だといえます。

墓地というと入りづらい雰囲気がありますが、谷中霊園は外国人観光客からも人気の観光スポット。江戸時代化からあった谷中霊園の墓地は、江戸幕府最後の将軍 徳川慶喜や日本で最初にキリスト教を伝来したニコライ氏、俳優の森繁久彌氏など、有名人のお墓が多い場所。東京をちょっと変わった視点で楽しむのにも最適です。

谷中で人気の猫グッズ店にも!

谷中で人気の猫グッズ店にも!

写真:安藤 美紀

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本物の猫に会えかるどうかは運次第。もし猫に会えなくても、がっかりする必要はありません。

猫の街として定着した谷中は、猫グッズのお店もいっぱい!リクエストすれば、猫好きの心を満たしてくれるお店を紹介してくれます。

たとえば、「谷中堂」は谷中で不動の人気店。可愛らしい招き猫を扱っている専門店で、季節に合った招き猫が人気です。そのお隣りには、招き猫の絵付けができるカフェ「猫衛門」も。ここはケーキも猫モチーフで、猫好きの人が喜ぶポイントをしっかり押さえています。

歴史ある構造物を猫と眺める

歴史ある構造物を猫と眺める

写真:安藤 美紀

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谷中のガイドブックでは欠かせない築地塀(ついじべい)も、路地裏で時々みかけます。築地塀とは、瓦を間に入れて泥土で固めた壁。耐火性が強いため、江戸時代にはポピュラーだったとか。

幕末から残る築地塀をすぐ間近で眺められるのも、人力車のすごいところ。車夫さんの軽快なトークを聞きながら、ミーちゃんをなでなで…。幸せな時間を過ごすことができます。

谷中で猫三昧の時間を!

全国各地に人力車はありますが、実際に膝の上で猫を触りながら、猫に会えるかもしれないスポットを回ることができるのは「人力車 谷中 音羽屋」だけ。一度体験すると、猫好きの心を鷲掴みにします。

自由気ままな猫と人力車、一見意外な組み合わせにも思えますが、看板猫と同乗できる個性的な人力車は、ある意味究極の癒しになるでしょう。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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