JR東京駅から電車を乗り継いで2時間ほどのところに、養老渓谷はあります。広い地域に、温泉やハイキングコースなど見どころが点在しているので、養老渓谷を存分に味わうためには、泊りがけをおすすめします。
今回は、滝めぐりコースをご紹介します。
養老川に沿った小沢又から粟又の滝まで2.5キロメートルの遊歩道が整備されています。周囲は森に囲まれ、ひんやりした空気の中、房総一を誇るといわれる粟又の滝を目指して歩きます。途中、昇龍の滝、万代の滝、千代の滝など大小さまざまな滝を楽しめます。緑も深く、新緑、紅葉の季節はとてもきれいなのでしょうね。
高台から渓谷を見下ろすと、養老渓谷は見事に深い森でした。
水月寺を越え、小沢又の滝めぐり遊歩道に向かって歩いていたら、偶然「幻の滝」を見つけました。個人が所有している滝で、入場料を支払って見ることができます。中には5つの滝があり、階段、歩道なども整備されています(急ですが)。所有者の方は、この滝にほれ込み、東京から引っ越ししてきたそうです。
この滝が、存外素晴らしくて胸を打ちました。個人的には粟又の滝より心に残っています。
食事処も併設されており、滝を眺めながら食事や軽食を取ることができます。幻の滝は個人所有のためか、観光情報としてあまり登場しておらず、養老渓谷の穴場スポットといえるでしょう。
【幻の滝 ガーデン滝の郷】
住所:千葉県夷隅郡大多喜町小沢又1007−1
電話:0470−85−0608
定休日:原則無休
入場料:100円
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