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写真:藤谷 愛
地図を見る観光客の多くが、フィレンツェ中心地で最初に到着するのが「サンタ・マリア・ノヴェッラ駅」。この駅の正面には観光案内所があり、ここでフィレンツェカード(以下、カード)を購入することが可能です。費用は85ユーロで、有効期限は最初の施設に利用してから72時間。フィレンツェへの個人観光客のほとんどが4〜5日滞在することを考えると、そのど真ん中で使用し始めるのがベストでしょう。
現在利用可能な施設は、サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会のクーポラ、ウフィツィ美術館、ヴェッキオ宮殿、ピッティ宮殿、アカデミア美術館など、大行列必至の施設を含む70以上のスポット。カードを使用しての入場は1施設1回のみ。予約の必要もなく、特別レーンに並ぶことができるので(サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会のクーポラ、ウフィツィ美術館、アカデミア美術館は除く)繁忙期の大行列を横目にスイスイ入場することができますよ。
写真:藤谷 愛
地図を見るフィレンツェと言えば、やはりココ!
「サンタ・マリア・デル・フィオーレ」(以下、ドゥオモ)はフィレンツェでも一番の観光スポットです。このエリアには、写真のドゥオモ(有料はクーポラ=ドーム部分への入場)、ジョットの鐘楼、洗礼堂、ドゥオモ付属美術館の4スポットがあるのですが、共通入場券は洗礼堂の北側にあるチケットオフィスで手に入れます。その際にカードを見せれば、お金のやり取りなくチケットを渡されるので、フィレンツェカードと、ここで手に入れたチケットを各所で見せる、という流れになります。
クーポラ、ジョットの鐘楼共に400段以上の階段を上らなければいけないので、このエリアは2日に分けて見学するのがお勧め。ドゥオモ内にあるダンテの神曲の絵画や、クーポラから臨む美しい街並みなど、美術と眺望という組み合わせで楽しむことのできる人気スポットです。
写真:藤谷 愛
地図を見るボッティチェルリの「春」や「ヴィーナスの誕生」などの名画がズラリと並ぶ「ウフィツィ美術館」。
元々はメディチ家の政務室があったため、アルノ川対岸にあるピッティ宮殿から回廊続きになっている建物です。ミケランジェロやダ・ヴィンチを含む膨大な名画や彫刻が並ぶので、これらをじっくりオーディオガイドで鑑賞し、テラスから眺めるヴェッキオ宮殿、窓から眺めるアルノ川の流れなどを楽しみながら歩くと3時間はかかってしまうボリュームです。
写真:藤谷 愛
地図を見るミケランジェロの「ダビデ像」見たさに多くの人が訪れる「アカデミア美術館」。私たち日本人も美術の教科書で必ず見た名作ですが、その巨大さと大理石に彫られた美しさは圧巻です。しかも、この像をグルリと廻って鑑賞できる配置になっているため、教科書では決して見ることのなかったダビデの綺麗なお尻もじっくり見ることができます!そしてその上には、タスキのようなものが。
ダビデ像のモチーフとなったのは、旧約聖書に出てくるイスラエルの王・ダビデ。ペリシテの英雄ゴリアテとの戦いで投石ベルトを用いて石を投げ当てた、というストーリーですが、そのベルトを左手から左肩に流し持っている図なのです。数々のポーズのダビデ像が世界にはありますが、ミケランジェロのダビデ像は「静」を感じることのできる、戦いの図とは思えないほどの美しい立ち姿です。
写真:藤谷 愛
地図を見る1457年にピッティ家の為に建築された「ピッティ宮殿」。1549年にメディチ家に売却されてから増改築が行われ、現在ではフィレンツェでも屈指の巨大建築物となっています。内部には居住エリアの展示と共に、16〜17世紀の絵画の展示や、衣装博物館、メディチ家のお宝を展示した銀器博物館など、一つの宮殿内で多彩な展示を鑑賞することができます。
夏季の繁忙期には大行列必至の人気スポットですが、カードを持っていれば、強烈な日差しの下の行列を横目に特別レーンから入場。広い宮殿内と、映画『インフェルノ』のロケ地にもなったボーボリ庭園などにたっぷり時間を使えるのが嬉しいですね。
筆者は上記の施設に加え、72時間でヴェッキオ宮殿/塔、ダンテの家、メディチ家礼拝堂、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会などに入場。通常だと112.5ユーロかかるので(2019年7月現在)、元も取れ行列のストレスも軽減できるお得なカード、という結論に。
コスパの高いフィレンツェカード。今度のフィレンツェ旅行では、このカードで美術館や博物館を賢く巡ってくださいね。
*記事下「関連MEMO」には、フィレンツェカードを使用できるそのほかのスポットもご紹介しています。参考にどうぞ。
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(2022/8/9更新)
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