黒部ダムは、長野県側から向かう方法と、富山県側から向かう方法の二つがあります。
長野県からは、扇沢駅から関電トンネルトロリーバスに乗り16分で黒部ダム駅に到着。この関電トンネルトロリーバスは、電気で走るため排気ガスが出ません。エコロジーな乗り物ですね。駅は地下トンネルにあり、ホームはとってもひんやり!60段の階段を降り、ダム連絡通路を通るとダムえん堤に着きます。
富山県からは、立山駅から立山ケーブルカー・高原バス・立山トロリーバス・立山ロープウェイ・黒部ケーブルカーを乗り継ぎ、黒部湖駅から徒歩15分で黒部ダムに到着し、ダムえん堤に行くことができます。
黒部ダムでは、ダムの上を歩いて渡ることができます。放水時は迫力満点!吸い込まれそうな気分に。えん堤から放水を見下ろすと、その高さと大迫力に驚くことでしょう!
えん堤では、思い出作りにピッタリの「ふぉっとダム」という、黒部ダムを背景に自動で記念撮影ができるサービスがあります。写真プリントはもちろん、シールや携帯電話へのダウンロードも可能。撮影可能な場所はえん堤の他、新展望台広場の二ヶ所です。黒部ダムの絶景とともに思い出を残してみてはいかがでしょうか?
黒部ダム駅から、220段の階段を登ると展望台に行くことができます。標高1508mあり、立山連峰や北アルプスをパノラマで楽しめますよ。紅葉の時期には、山が秋色に染まります。そして、立山連峰に雪が降ると三段紅葉が見られるチャンスも♪
220段の階段は息が切れてしまうかもしれませんが、登りきると黒部ダムを全景できる展望台が待っているので頑張ってください!階段の途中に、破砕帯の湧水が飲める場所があるため、アルプスの天然水で喉を潤し休憩もできます。
展望台から、えん堤につながる野外階段もオススメ。こちらは歩くたびに景色が変わるため、移動しながら景色が楽しめます。しかし野外ですから、天候によって利用できない場合がありますのでご注意ください。
展望台から見下ろすと、観光放水と紅葉をじっくり見ることができます。えん堤にいる人達がとても小さく、ダムの大きさに圧倒されることでしょう。
観光放水は、毎秒10〜15トンの放水量。水しぶきに太陽の光が当たり、虹を見ることができます。天気がよければ、キレイな虹が見られるチャンスが多いですよ。
紅葉と観光放水をセットで楽しむには、観光放水が終わる10月15日までとなります。黒部ダムの放水が見られるのは、毎年秋が最後。この機会に紅葉と黒部ダムの放水をセットでお楽しみください!
黒部ダムは、立山黒部アルペンルートにあり、開通期間が4月16日から11月30日までとなっています。期間中は、春から秋まで、訪れる季節によって楽しみ方が異なりますが、いつでもダイナミックな大自然を見ることができますよ。
今回は、秋の黒部ダムの紹介になりましたが、黒部アルペンルートの紅葉は9月中旬から10月下旬まで楽しむことができます。ぜひ、秋の黒部ダムに足を運んでみてはいかがでしょうか。
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