さっぽろホワイトイルミネーションは、昭和56年、大通公園西2丁目広場から1,048個の電球で始まりました。その後、年を追うごとに規模・内容が充実し、現在では約40万個の電球で街全体を彩るイベントに成長しました。
メイン会場である大通公園のほかに、南北方向の駅前通、東西方向の南1条通も会場となっており、街全体にイルミネーションが煌めきます。
本格的な冬を前に、札幌は根雪へと移行していく時期、街全体が雪で白く覆われたときのイルミネーションは特に幻想的で美しく、寒さを忘れて楽しむことができるでしょう。
大通西4丁目、第30回開催の記念として新たに設置されたシンボルオブジェ「クリスタル・リバー」は58,000個あまりのLEDを敷き詰め、大河の流れに鶴が舞う北海道の雄大な自然を再現しています。
昨年度からは大通会場のイルミネーションはすべてBDF(バイオディーゼル燃料)発電により点灯を実施し、節電を図ると同時に地球に優しいエコ・イルミネーションを実現させる試みに取り組んでいます。
ミュンヘンクリスマス市は、ドイツ・ミュンヘンとの姉妹都市提携30周年を記念して平成14年(2002年)から始まりました。クリスマスの飾りやリース、キャンドル、人形、お菓子などが販売され、クリスマスに向けて気分を盛り上げます。
当初はこじんまりと始まったクリスマス市も年々規模・内容が拡大、最近では特にソーセージやアイスバイン、ローストチキンなどのフード類が充実し、ホットワインと一緒に楽しめば身も心もぽかぽかしてきます。
ドイツを感じさせるログハウス調の露店では、本場ドイツの工芸品やきれいな飾り、リース、人形などの小物であふれていて、見るだけで目を楽しませてくれます。また、イルミネーションに照らされてきらきら光る小物たちは、写真の被写体としてもとても魅力的。小物を撮影して回るのも楽しみの一つです。
初冬の札幌、夜間は氷点下に冷え込むことも珍しくありませんので、寒さ対策はしっかりしましょう。雪が降っては溶けを繰り返す時期でもあり、路面がつるつるになるときもあります。靴は、ソールにしっかりとした溝が刻まれているものが望ましいです。
さらに手袋と帽子もお忘れなく。ポケットに手を入れての歩行は、つるつる路面では危ないです。
しっかり準備をして、ゆっくりお楽しみください。
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