写真:吉田 彩緒莉
地図を見る平日早めに行くと、ほとんどの店に座れる肉横丁ですが、一店舗だけ例外があります。それが「肉寿司」。例え人気のフードテーマパークと言えども、平日夕方早めに行けば空席もありますが「肉寿司」はやばい。開店と同時に満席です。週末ともなれば2週間前の予約がマストとか。
店名通り肉の寿司メニューがずらり。メインの寿司は馬肉、タンなどヘルシーなものから和牛まで。でもここに来たら絶対に食べなくてはならない寿司があります。その名も「名物!さしトロ」。大判の和牛の生肉でシャリは全く見えません。それをバーナーで炙って提供するなんとも豪快なメニューは、多くのグルメ番組で取材を受けました。
見てください、この賑わい!肉横丁のオープン直後に隣の店とこれだけの差が出るのは凄いでしょ?
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る肉のテーマパークといえども、焼肉は押さえたい所。黒毛和牛カルビを500円代の衝撃的な価格で提供している「にく求」は、「やっぱり肉は焼肉でしょ!」というお客さんに大人気。まずくて安い焼肉店も多い中、これだけ上質な肉やホルモンをこの価格で提供してくれる店はそんなにありません。
そんな「にく求」には衝撃のびっくりメニュー。それはホルモンを丸ごと1本提供し、網で焼きながら店員さんがカットしてくれる「1本ホルモン」と、中落カルビを部位ごと全てずどーんと提供する「下駄ドラゴン」。写真は「下駄ドラゴン」ですが、強烈なネーミングは形がまるで竜のように見えるからだとか。自分で切っても良し、店員さんに切ってもらっても良し、好みのスタイルでどうぞ。
実際皿に取り分けてみると山盛りに!柔らかく脂が乗っているので、とてもジューシー。数人で食べても相当パンチのある一品です。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る憧れのA5ランク黒毛和牛に拘っためくるめく肉料理が並ぶ「肉の楽園」。このランクの肉がこの値段で食べられるなんて!と驚くこと間違いなしの和牛料理の中で、テレビの取材を何度も受けているのが「A5ランク黒毛和牛100パーセントのハンバーグ」。焼き方はレアかミディアムが選べますが、ここは安心してレアを注文しましょう。
つなぎは入っていないので、玉ねぎ以外は全て黒毛和牛!肉の旨みだけを楽しめるハンバーグにナイフを入れれば、肉汁がじゅわーっと鉄板に広がります。牛100%なのにこれだけ柔らかいのは、上質な肉をつかっているからこそ!こんがり焼かれた外側の香ばしさと、中央のレア部分の肉肉しい味わいにうっとり。他の店でハンバーグが食べられなくなるようなレベルの高さなので、ある意味注意が必要ですね(笑)!
生肉に対する法律が厳しくなった今、生肉の美味しさをそのままに残した様々な工夫が施された黒毛和牛の刺身などのメニューが豊富に揃い、真の牛肉ラバーならたまらない店です。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る「うなじ」はカウンターに設えられた大きな鉄板が目印。沖縄料理がメインですが、沖縄食材を豪快に鉄板で焼き上げる鉄板焼きの方が人気あり。
この店は沖縄原産の稀少なアグー豚を仕入れているので、注文しておきたいところ!沖縄に行かずして渋谷のど真ん中でアグー豚のステーキが食べられる、というのが嬉しいですね。
こんがりと焼き上げたアグー豚のステーキは、とてもジューシー。脂身がべとつかず、こりっとした食感で、甘味が感じられます。見た目が十分ボリューミーなのにぺろりと食べられるのは、さっぱりとした上品な味わいと、しつこさのない脂身のなせる業。ぜひお試しあれ!
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る肉横丁では肉料理自慢の各国料理店も軒を並べています。「ダオタイ」はタイ料理屋ですが、肉横丁の屋台風の雰囲気に一番溶け込んでいるのがこの店と言っても過言ではありません。やはりタイ=屋台、というイメージのせいでしょうか。違和感ゼロなので、平日でも人で賑わっています。
とはいえここは肉横丁。「ダオタイ」にも自慢の肉料理があります。タイを代表する肉料理「ガイヤーン」です。鶏肉をシンプルに炭火焼したもので、タイのローストチキンといったところ。日本のタイ料理界ではその名を知られたインソンさんが手掛けるガイヤーンは肉を漬け込むタレの味からして本場の味。
ガイヤーンは元々、辛くてシンプルな料理の多いタイ東北料理にカテゴライズされています。パクチーやナンプラーのクセがある程度残っていないと物足りません。もちろんタイ料理ならではのクセはありますが、臭みはほとんどなく、柔らか!初めて食べる人も間違いなくハマる逸品です。
渋谷の人気フードテーマパーク「肉横丁」。予約しないでノリで行ってしまいたい、という人もいるでしょう。週末なら人気店は間違いなく満席ですが、肉横丁には裏の手があります。それは「出前」。とりあえず空席のある店に座って、人気店のメニューを出前で頼めるというユニークなシステムです。お会計は出前を持ってきてくれたお店の人に別途お支払い。とても分かりやすいので利用してみてくださいね。
渋谷肉横丁はいつ行っても活気があり、昭和の横丁をモチーフにした凝った空間造りに、歩いているだけでも気分が高揚してきます。雰囲気を楽しみながら、時間を忘れて飲んで・食べて…肉食女子も、がっつり食べたい男子も渋谷肉横丁の魅力にはまってしまうこと請け合いですよ。
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この記事を書いたナビゲーター
吉田 彩緒莉
貧乏なのに、贅沢したい!そんな理由から日本よりホテルの価格が安いタイのホテルにはまり、タイのホテルをメインに記事を書くホテル専門家です。タイを含め海外で泊まったホテルは200軒以上。今も仕事で通いつづ…
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