写真:かのえ かな
地図を見る奥中山高原駅は、盛岡駅から約45分の場所にある駅です。大きな三角屋根と、真っ白な木造駅舎が特徴で、たくさんの花やグリーンカーテンが駅舎を彩っています。その姿は非常に愛らしく、途中下車した瞬間、絵本の世界に飛び込んだかのようです。
そして奥中山高原駅といえば有名なのが、名誉駅長である犬のマロン。この駅で生まれ育ったマロンは、ヨークシャー・テリアの小さな駅長として愛され、多くの人を癒してきました。残念ながら2009年8月29日に亡くなってしまったのですが、待合室には、今なおマロンとの思い出が数多く残されています。何冊にも積み上げられたアルバムや訪問客が残したメッセージは、一見の価値ありです。
写真:かのえ かな
地図を見る盛岡駅から15分ほどで行けるのが、滝沢駅です。滝沢駅は、駅舎と串焼屋が合体した個性的なローカル駅となっています。
串焼屋の名前は「串焼処 銀河」。こちら、ただの串焼屋と侮るなかれ。串焼に使われる豚肉は、上質な脂がとろける久慈ファームの「折爪三元豚・佐助」を使用。鶏肉は岩手県産のブランド肉「菜彩鶏」を使用しています。塩やタレで味わうことができ、ついつい何本も注文してしまう美味しさです。
さらにお酒好きの人に嬉しいのが、カップ酒で岩手県めぐりができること。二戸の「南部美人」や盛岡の「七福神」などがすべて350円で味わえちゃいます。
ふらっと立ち寄った駅で岩手県産の絶品グルメが堪能できるなんて、途中下車の旅にはうってつけ。口直しにピッタリのキャベツは無料で食べ放題なので、ますます食が進んでしまいそうです。
写真:かのえ かな
地図を見る盛岡駅から約20分の距離にあるのが、渋民駅です。石川啄木が渋民で生まれたことから、「啄木の里にある駅」として知られています。
渋民駅の駅舎は、1950年の開業時から変わらず残されている木造駅舎。三角屋根の「青」に駅舎の「白」、そしてレトロなベンチの「オレンジや黄色」が織りなすコントラストはバツグン!木を基調とした待合室にはどこか懐かしさが漂い、改めて木造駅舎の良さを実感できます。
渋民駅に降りたら、ホームや跨線橋も歩いてみましょう。手書きの駅案内が電柱に取り付けられていたり、跨線橋には啄木の短歌がいくつも飾られています。手作り感あふれる啄木パネルから顔を出して記念撮影するのも良いかもしれません
そして駅の良さを堪能したら、渋民駅のレンタサイクルで啄木ゆかりの地めぐりに出かけましょう!「石川啄木記念館」や啄木の駅や石碑がある「渋民公園」は、自転車を使えば10分弱で行くことができます。途中にある愛宕の森や宝徳寺などもおすすめです。
写真:かのえ かな
地図を見るそして最後は、二戸駅です。二戸駅は盛岡から1時間10分ほどの距離にあり、JRの東北新幹線も通っています。そのため駅舎はとても大きく、二戸広域観光物産センター「なにゃーと」が隣接しているのが特徴です。
「なにゃーと」には、地元名産の和菓子や加工食品、地酒、ご当地アイス、工芸品などがズラリ。岩手観光のおみやげは、ここで買い揃えることができちゃいます。なにゃーと横のブースでは、地元産の野菜や果物が販売されることもあるので、時期に応じたイベントも楽しみです。
買い物三昧も良いですが、二戸駅に途中下車したら「なにゃーと」の外にある売店でソフトクリームを買うのがおすすめ。ぜひ、二戸名産うるしの花のハチミツをトッピングしたソフトクリームを注文してみましょう。うるしの花のハチミツは、淡い色合いとさっぱりとした甘さが特徴的。コーンに絡ませても美味しくいただけます。
写真:かのえ かな
地図を見るIGRいわて銀河鉄道では、乗り放題きっぷと串焼やドリンクの引換券がセットになった「IGRホリデーフリーきっぷ」など、お得なきっぷが数多くあります。また、夏季や冬季に販売されるJR東日本の「北海道&東日本パス」でも、IGRいわて銀河鉄道の乗り放題が可能です。乗り放題きっぷを上手に活用して、途中下車の旅を楽しみましょう。
個性豊かな駅が集まる岩手のローカル線「IGRいわて銀河鉄道」はいかがでしたか?ほかの駅のことも知りたいという場合は、IGRいわて銀河鉄道の公式ホームページもチェックしてみましょう。
公式ホームページでは、一部の駅を対象に社員さんが作成した散策マップを見ることができます。周辺の観光情報もチェックして、気になる駅があったら、ぜひ途中下車してみましょう。
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(2024/10/16更新)
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