写真:U KOARA
地図を見るブルガリアの国民食であり、朝ごはんの定番と言われている「バニツァ」。パイ生地の中に白チーズやホウレン草などの具が入っています。焼き立ては生地がサクサク、少し時間が経つとしっとりしてキッシュのような食感になります。
バニツァはホテルの朝ごはんや、一般的なブルガリアレストランで食べることができます。レストランではパンの代わりに食べることができますが、ついつい美味しくて食べ過ぎるとメインが入らなくなるので要注意。
写真:U KOARA
地図を見るやはりヨーグルトの国、ブルガリア。伝統料理の前菜でよく食べられているのがヨーグルトのサラダ「スネジャンカ」。水切りヨーグルトにニンニク、ディル、きゅうりを合わせ塩、コショウ、オリーブで和えたものです。クリームチーズのような酸味があるスネジャンカは、さっぱりした味で食欲の落ちる夏にもおすすめ。パンにディップしても美味しいです。
こちらとよく似た味の「タラトール」という冷製スープもブルガリアの定番の料理です。また、画像奥の赤パプリカのマリネもブルガリア料理の前菜の定番。日本にいるとなかなかこの量の赤パプリカを食べることはないので、ブルガリアでお楽しみください。
写真:U KOARA
地図を見るギリシャ料理を代表する「ムサカ」はブルガリアでも形を変えて食べられています。元々ムサカは野菜と挽肉を重ねたラザニアのようなオーブン焼きです。パスタが野菜になったと言えばわかりやすいでしょうか。
ギリシャのムサカはナスがメインであるのに対し、ブルガリアのムサカはじゃがいもがメイン。重ね焼でもないのでポテトグラタンのような感じです。おイモなので結構お腹にたまります。ムサカを食べに行くときはお腹を空かして行ってください。
写真:U KOARA
地図を見る挽肉やピラフを葡萄の葉でくるんだ料理「サルミ」。トルコやギリシャでは「ドルマ」と呼ばれています。葡萄の葉は柔らかく、お肉料理をさっぱり食べることができます。ブルガリアのサルミは小ぶりで食べやすいサイズ。ヨーグルトソースをかけて食べると更にブルガリア感が増します。
日本では葡萄の葉を食べることはまずないと思うのですが、葡萄の葉はアンチエイジング・美肌にも効果があると言われています。美味しいうえに美肌になるなんて嬉しい料理。ついつい沢山食べてしまいます。
写真:U KOARA
地図を見るサチは野菜やキノコ、肉を炒めた「鉄板焼き」です。そのまま白いご飯のおかずにできるような懐かしい味は、今までご紹介してきたブルガリアの料理に飽きてきたら是非お試しください。驚くほど日本人の口に合います。白いご飯がほしいな、焼きそばにしてもいいな、と日本人なら思ってしまうでしょう。
海外に行くと野菜不足になりがちですが、野菜たっぷりの鉄板焼きならそんな心配も要りませんよ。
おいしい料理を食べるとその国をもっと好きになり、その旅がより思い出深いものになっていきます。ブルガリアの人たちが普段何を食べているか、そんなところからブルガリアを知るのも楽しいことです。ヨーグルトだけじゃないブルガリアの料理を食べに行ってみませんか?
この記事を書いたナビゲーター
U KOARA
元旅行会社勤務のぬい撮りトラベラー&旅ブロガー。緑のコアラ(ゆーこあら)と世界をまわっています。旅の目的は、絶景と歴史からひも解く食文化体験。ご飯の美味しい国が好き。同じ国に何度も行ってしまうリピータ…
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