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写真:二松 康紀
地図を見るべっぷ昭和園はもともと杉乃井ホテルの近くにありましたが移設、現在は別府の遊園地「ラクテンチ」のケーブルカー乗り場のすぐ横に位置しています。11部屋の客室全てが一戸建ての離れになっていて、源泉掛け流しの桧の内風呂か露天風呂が付いています。
旅館に到着すると、大きな門からフロントまで緩やかな坂を歩いて行きます。フロントに到着すると奥には中庭がみえるロビーがあるので、チェックインの手続きをしながら茶菓をいただきまましょう。ロビー内は老舗旅館らしく、重厚感のある柱や移築前の鬼瓦も飾ってあり、べっぷ昭和園の歴史を感じることができます。
敷地には別府市を流れる朝見川の支流があり、母屋からは敷地内の橋を渡って露天風呂に行くため、風情があり温泉に来た実感がわいてくるのもこの旅館ならではの魅力です。
写真:二松 康紀
地図を見る部屋のタイプは全部で6つで、写真はその中の「桐壺」という名前の部屋。旅館の一番奥にある和室離れで、建物の横に露天風呂が付いているタイプです。約12畳で茶室と広縁付き。床の間の掛け軸や茶室の小道具の演出も老舗旅館ならではです。
露天風呂付きか、部屋の中でゆっくりできる和洋室がイチオシ!さらに食事は部屋食なので、まったく部屋を出ずにゆっくり過ごすことも可能です。部屋の冷蔵庫には地ビールとミネラルウォーターが無料です。なんとこの地ビール、大分の一部デパートと、この旅館でしか手に入らない稀少品銘柄!もちろん夕食時にこのビールで乾杯も出来ます。
写真:二松 康紀
地図を見る部屋の露天風呂はとても広いスペースで清潔。離れの玄関から外に出て専用の入り口から入るか、部屋の広縁から出てすぐの場所にあるのですが、ちょっと離れているところも専用の露天風呂という雰囲気たっぷりです。
洗い場のスペースも広く、脱衣スペースもあり開放的な場所でゆっくりできます。シャンプー類一式と、タオル類も完備されているので、寒い夜でも浴衣姿でここに来てすぐに入ることが出来ます。
露天風呂はもちろん源泉掛け流し。いつも清潔な温泉が体を包んでくれます。またこの旅館のサービスで、一定時間毎に湯守の方が回ってきて温泉の温度を適温に保ってくれるというのも嬉しいです。
写真:二松 康紀
地図を見るこの旅館の自慢は露天風呂「金の湯」です。江戸時代、この地域では金鉱脈があり掘削が行われていましたが、あるとき温泉が湧き、金を掘ることが出来なくなり、地下に眠る金鉱脈を通って出てきた温泉がこのお湯だといわれています。お湯はとても柔らかい弱アルカリ性低張性高温泉。泉質は「ナトリウム・塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉」で鉄分も含まれている全国的にも珍しいお湯で、入ると肌がすべすべになるのが実感できます。
「金の湯」は一部の部屋を除いて川にかかる橋を渡って行きます。この橋がまた風情があり、良い雰囲気。橋の中央で夜に空を見上げると星も見え、上流部分には滝もあり心地よい川音が自然に中にいることを実感させてくれます。
露天風呂の中は洗い場が広く、飲料水もあり、ゆったりと入ることが出来ます。風呂の中には四角の金色のタイルのようなものが見えますが、実はこれは金泊を貼ったもの。本物の金が風呂の床面にあるのも豪華な雰囲気で少しリッチな気分を味わえます!
写真:二松 康紀
地図を見る離れの部屋なので、食事は夕食・朝食共に部屋食。時間を指定しておくと仲居さんが夕食を持ってきて準備してくれます。季節によってメインメニューは変わるのですが、基本は大分特産の海産物。「城下カレイ」「豊後アジ」「フグ」が季節によってメインメニューに入ります。
また、夕食で特にオススメなのが「河豚皮湯引き」なる酒菜。前菜なので最初に出てくるのですが、この前菜が美味。河豚の皮をさっと湯引きしてこりこり食感を残し、そこに紅葉おろしと浅葱を少し、河豚の肝を添えてポン酢で頂きます。肝を河豚皮にあえて食べるとふくよかな香りと食感がその後の食事を期待させてくれます。ただし、いつも提供されるわけではないので、旅館の公式サイトで献立をチェックしておくと良いでしょう。
「べっぷ昭和園」は少人数でゆったり過ごす旅館。大分の街からとても近いですが、温泉の静けさを感じることができ、1泊でも充分リフレッシュできます。ここから別府の温泉巡りや大分のグルメスポットに行くのも便利。空港などからあまり遠くに行きたくないけれど、静かに過ごしたいときには是非選んで欲しい旅館です。
また季節に合わせた食事も楽しみの1つ。旅館のイチオシは大分で採れるフグ。大阪などのてっさとはまた違った味わいのフグは、寒い時期になると旬を迎えるのでフグ好きの人も是非一度は泊まって欲しい宿です。
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