新千歳空港から自動車で50分。2016年3月、北海道江別市に新登場した観光スポット「EBRI(エブリ)」は、赤レンガ造りの建物が印象的な商業施設です。施設内には北海道江別市のショップがテナントを構え、江別市の魅力を伝える新しい観光拠点となっています。
特徴的な赤レンガ造りの建物が印象的な「EBRI(エブリ)」ですが、これは平成10年に廃業した旧ヒダ工場の跡地を再利用したもの。北海道江別市は明治24年にレンガ造りが開始され、その後の江別市を支える産業の一つでもありました。江別市のレンガは100%江別の土を使用してつくれた物で、平成16年には江別のレンガが北海道遺産にも認定されています。
北海道旅行では、北海道の大自然や美味しい食材を目的にする方も多いと思いますが、江別市の「EBRI(エブリ)」は北海道の歴史も感じることができる観光スポットの一つ。重厚感のある古めかしい佇まいは、北海道の厳しい冬に耐えてきた建造物の魅力かもしれませんね。
エブリ内にはいくつかのテナントが入っているのですが、そのうちの一つがさつまいも専門店の「ブリックハット」です。調理スペースがガラス張りになったオシャレな内装が特徴的で、ガラス越しに職人さんが調理する様子がよく見え、ついつい見入ってしまいます。
「ブリックハット」の看板商品は何といってもスイートポテトです。このスイートポテトはイタリア・フランスから材料を取り寄せた本格的な窯で焼き上げられたもので、美しい焼き目は見るからに美味しそうで食欲をそそります。
また、スイートポテト以外にも焼き芋や紫芋を使用して作られたピンク色のソフトクリームもお勧め!スイーツやさつまいもが好きな人には是非立ち寄ってほしいお店です。
エブリのテナントの中でスイーツで外せない物がもう一つ。「イルマットーネ・アルル」のシュークリーム「さくもちシュー」です。このお店はパンやスイーツを販売しているのですが、一番人気は何といっても「さくもちシュー」。1日あたり1000個以上売れる日もあり、これを目当てにエブリを訪問する人もいるとか。
108円という低価格にも関わらず、手に乗せるとずっしりと重く大きなシュークリームは、表面はパリっとしているのに噛むとモッチリ。たっぷり入ったクリームは甘さも丁度よく食べ飽きしない味わいが魅力です。
エブリは旧ヒダ工場だった頃の雰囲気を残した内装になっていて、高い天井や歴史を感じるレンガ造りが随所に見られるのですが、この魅力を存分に生かしたお店が「ノッポロコーヒー」です。「の」の看板が印象的なこちらのお店は、他の店舗との間仕切りが一切なく開放感が抜群です。
こちらは江別市野幌を拠点にしているオーナーの店舗で、焙煎鮮度にこだわった珈琲豆を使用しています。お勧めブレンドは「のっぽろブレンド」や「エブリブレンド」。観光の際にはこちらで一息ついてみてはいかがでしょうか。
北海道の食材をお土産にするなら、「えぶり市場」がお勧めです。こちらは、季節ごとの野菜や果物、海産物を販売するお店。鮮度も良く価格もリーズナブルなため、いつもたくさんの人で賑わっています。
北海道江別市は海に面していませんが、北海道の東部「厚岸町」の特産物である殻付きの牡蠣や、その他の魚介類や加工食品も販売されています。「えぶり市場」は江別市や江別市近郊の町の食材を中心に、北海道の食材がそろうアンテナショップ。期間限定のお店もあり、何が売られているは行ってからのお楽しみです。
北海道江別市にある「EBRI(エブリ)」は、レンガの街である江別市を象徴する新しい観光スポット。スイーツショップや珈琲ショップ、地元食材を販売する「えぶり市場」など魅力が盛り沢山です。
江別市は新千歳空港からも自動車で1時間以内と訪問しやすく、新千歳空港から江別市を経由して札幌市にアクセスすることも可能です。北海道旅行の観光ルートを考えた時にも、移動時間のロスが少ない魅力的な街です。北海道旅行の際には江別市に立ち寄って、美味しスイーツや食材に舌鼓をうちながら赤レンガ造りの美しい歴史的建造物に触れてみてはいかがでしょうか。
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(2024/10/15更新)
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