いざ緑の大海原へ!野外アートを楽しむ徳島「上勝アートプロジェクト」

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いざ緑の大海原へ!野外アートを楽しむ徳島「上勝アートプロジェクト」

いざ緑の大海原へ!野外アートを楽しむ徳島「上勝アートプロジェクト」

更新日:2016/10/20 15:38

浅井 みらののプロフィール写真 浅井 みらの 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者、通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級

徳島駅から車で約1時間、勝浦川の上流に位置する上勝町(かみかつちょう)は人口1,600人が暮らす緑豊かな町です。周りが山々に囲まれた山岳地帯ですが、この100平方kmという広大な場所に巨大アート作品が散りばめられているのをご存知でしょうか。2007年に開催された「上勝アートプロジェクト〜里山の彩生〜」で制作された作品はどれもインパクトがあるものばかり。町全体が舞台となったアート作品をご紹介します。

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国民文化祭で生まれたプロジェクト

国民文化祭で生まれたプロジェクト

写真:浅井 みらの

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まず「上勝アートプロジェクト」とは、どのようなものなのでしょうか。国民文化祭という国民を対象にした文化活動の発表の場があり、毎年全国のどこかで開催されています。2007年の開催地は徳島県で、上勝町が取り組んだ制作が「上勝アートプロジェクト」でした。

その際、国内外より推薦公募で選ばれた芸術家の方が、上勝町を舞台に地元住民の方と共に野外アートづくりに取り組んだのです。現在もそのアート作品は残っており、見学することができます。特にインドネシアの芸術家エコ氏作「時の橋」では、住民の方の思い出などが共に展示され、地域に根付いた作品となっています。それぞれの作品には解説もあるので、作品に対する作家の熱意や想いに触れられますよ。

山に船という異色の組み合わせ

山に船という異色の組み合わせ

写真:浅井 みらの

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現在、見学可能なアート作品は6作品。町全体に分布しているので、移動は自動車、もしくは上勝有償ボランティアタクシーがおすすめです。道路にはアート作品名の看板が立っていますので、運転もしやすいですよ。道も川沿いや林間など様々な自然な景色が楽しめ、ドライブしながらアート作品巡りが楽しめます。

こちらの写真は、山に突如出現した巨大木造船。まるでノアの方舟のようですね。タイトルは「射手座造船所(いてざぞうせんじょ)」。日比野氏と住民の方が、山の中に造船所をつくったのです。制作で使用された木材などの材料は、上勝町の地域資源を活用しています。

今にも出航しそうな雰囲気

今にも出航しそうな雰囲気

写真:浅井 みらの

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「射手座造船所」は嬉しいことに乗船もできるんですよ(無料)。備え付けの階段を使い、デッキへ上ってみましょう。船首へ向かえば、見えてくるのは一面緑が広がる壮大な絶景です。目の前には木々が生い茂り、遠くには幾重にも重なる山々がまるで波のようですね。このまま森の海へ出発するのも素敵ではないでしょうか。

自然と溶け込んだアート作品

自然と溶け込んだアート作品

写真:浅井 みらの

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自然と見事に融和したアート作品をもう1つご紹介。写真右側の山腹に築かれたのは、曽我部氏と住民の方が大量の木を束にしてつくったステージ「もくもくもく」です。自然の材料を利用しているので、見事に周りの風景との調和がとれていますね。

ステージの上に上がれるだけでなく、下もくぐることができるんですよ。下はまるで木でできたジャングルジムのように入り組んだ構造で、探検家気分が味わえます。

ステージ上から眺める美景

ステージ上から眺める美景

写真:浅井 みらの

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晴れた日は、「もくもくもく」のステージ上が大平・堂平の棚田を一望できる絶景の展望台へ。山と棚田、そして民家が作り出す風景は、のどかな雰囲気が漂い、開放感が感じられますね。この少し先に行くと、“日本の棚田100選”に選ばれた樫原(かしはら)の棚田も見ることができますので、ぜひ訪れてみてください。

アートに触れられる町

今回ご紹介した3作品の他にも、見応えある作品が4作品あります。作品に触れたり、上ったりすることができますが、雨の日は滑りやすかったりするので、十分気を付けてくださいね。農業が盛んなのんびりとした感じの上勝町ですが、そこに潜む巨大野外アートの数々。大自然とアートが調和した素敵な町ですよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/24 訪問

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