写真:旅人間
地図を見る映画「君の名は。」を巡るために岐阜県に来るなら、まず最初に飛騨古川駅に行ってみましょう。ここでは映画のシーンをリアルに再現した風景が見られるはず!
映画の中で登場する列車は「特急ワイドビューひだ」と言われていますが、残念ながらワイドビューは映画と同じ2番ホームの停車はありません。2番ホームの停車は普通列車のみで、午前9時58分頃から10時1分発までの僅かな時間の1日1本のみ。もしリアルに映画のワンシーンを味わいたいなら、2番ホームに普通列車が停車するタイミングがおすすめ。混み合うことも考え、この場合は、遅くとも10分ほど前の9時50分頃には到着しておきたい。(2016年10月現在の時刻表参考)
2番ホームに拘らず、1番ホームに停車している特急ワイドビューひだなら、午前9時過ぎから午後18時26分まで計10本ほど見ることが可能です。
写真:旅人間
地図を見る映画の中で幾度となく登場した「宮水神社」ですが、このモデルと噂されているのが山の中腹に見える気多若宮神社。立地と鳥居前にある石灯篭が似ているとも言われていますが、実際には聞き込みのシーンで登場した神社の方に類似しているようです。
他にも宮水神社のモデルとされる場所は、高山市にある日枝神社ではないかと言う説など複数あるようです。ズバリこの場所と言うのではなく、様々な場所を参考に描かれた可能性が高そうですね。
写真:旅人間
地図を見る糸守町について調べるシーンで登場した図書館のモデルが飛騨市図書館です。入り口には「館内撮影の時は図書館スタッフに声をかけてね」と案内があり、受付に行くと、他の利用者の顔が認識できる写真を撮らないことや図書館利用者の妨げにならないことなどを条件に「撮影許可」の札をもらえます。
一般的に図書館と言えば、融通の利かないお堅いイメージがありますが、この柔軟な対応には感動すらしてしまいます。更に言えばスタッフの方がとても親切で、どの辺りがポイントなのか教えてくれたりもします。ただ忙しくされている時はスタッフの方に頼らず、自分で調べて見つけるように心掛けましょう。
写真:旅人間
地図を見る映画の中で登場した少し個性的な屋根のあるバス停。このバス停は飛騨古川の町から車で30分ほど離れた飛騨市宮川町にあります。
最寄りは角川駅で、駅から歩いて数分の距離になりますが、電車の本数が少ないので出来れば車かタクシーで見に行きたい。ただ片側一車線で車を停める場所も少なく、渋滞や交通の妨げになってしまうので土日は避けた方が良さそうです。車の場合は平日がおすすめですよ。
写真:旅人間
地図を見る映画の中では五平餅を食べているシーンがあり、気になるところですね。この飛騨古川には五平餅を販売している店が2軒あります。古くからこの町で五平餅を販売している岡田屋と、映画のシーンで格子状の背景が似ていると噂の味処古川。
実際には、どちらの五平餅かは分かりません。地元では2つの店が合わさってる可能性が一番高いと言われていますので、ここに来たら両方の店で食べておくのがベスト♪ 映画のシーンを思い描きながら、香ばしく味噌が口の中を優しく包んでくれるのは旅の醍醐味、美味しい五平餅なので2本でもペロリと食べられますよ。
今回紹介した以外にも、映画のモデルとなった場所は複数存在しています。例えば駅の中で飛騨牛のゆるキャラ「ひだくろちゃん」が出てきますが、駅には等身大のパネルがあります。また、タクシー乗り場も飛騨古川の駅前でリアルに実感することが出来るはず。
他にも地元の方に尋ねてみると、「線路沿いを小学校の方に向かって行くと映画のシーンに出てきた田園風景に少しだけ似てるかも」「荒城川に架かっている霞橋は映画に出てきた橋に似てるっぽいよ」と言った助言もありました。ただし、これらは明確ではないそうです。
とにかく、映画をイメージして町を散策するのは楽しく、何より飛騨古川の町の人々は親切で、一生懸命教えてくれます。本当にいい町ですので、きっと良い旅になりますよ♪
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(2024/12/4更新)
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