時間がなくても絶対みたい!バルセロナのガウディ作品群

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時間がなくても絶対みたい!バルセロナのガウディ作品群

時間がなくても絶対みたい!バルセロナのガウディ作品群

更新日:2016/10/26 11:11

濱中 知穂のプロフィール写真 濱中 知穂 トラベルライター

スペインと言えば、天才建築家・ガウディの建築です!多くはバルセロナにあり、その四天王とも言えるのは、「カサ・ミラ」「カサ・バトリョ」「サグラダファミリア」、そして「グエル公園」。彼の手がけた建築物の魅力は、なんといっても自然をモチーフにしたインパクトのある外観です。見る人の想像を超えるガウディの作品群の中から、バルセロナの街中に点在する、絶対はずせないガウディ建築をご紹介します。

まるで童話の世界! 海がモチーフ「カサ・バトリョ」

まるで童話の世界! 海がモチーフ「カサ・バトリョ」

写真:濱中 知穂

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「カサ・バトリョ」は、不思議な外観と美しいタイル、建物内は曲線だらけで、まるで童話の中に迷い込んだような心地になります。目ぬき通りのグラシア通りにあり、海をモチーフにしたマンション。現在は、人は住んでおらず、中を見学できるようになっています。外観は、ベランダがガイコツのように見えるため、骨の家とも呼ばれています。

玄関ホール入ると、背骨をイメージした美しい曲線の手すりが印象的な階段が、目にはいります。その階段を登って2階へあがると、スーパーマリオに出てきそうな、きのこで縁取られた遊び心溢れる暖炉が。その暖炉を横切り、開放的なフロアへ。立体的な曲面を使ったガラス窓が、グラシア通り側全面に取り入れられています。ポップなステンドグラスと天井のアーチ、柱や、渦巻きのような天井の中にある照明、すべてが一体となってアートを織りなしています。まるで海の中の洞窟にいるようで、見る人に感動を与えます。自然をモチーフにしているため、窓という窓の大きさはすべて異なり直線はありません。

2階を出ると、階段かエレベーターで最上階へ。建物中央にある吹き抜けは、全体が同じ色に見えるよう、白色のタイルからだんだん上に上がるにつれて、濃い青色にタイルの色を変えるという工夫がされています。最上階は、クジラの背骨をイメージしたアーチが幻想的。小さな螺旋階段を上って屋上へ。

屋上にある煙突も細部まで細工が施されています。砕いたタイルを使った、ガウディ建築お馴染みの手法トレンカディス(モデルニスモ期によくつかわれた工法でセラミックを張り合わせて一種のモザイクとすること)で装飾されています。

ガウディの他の建築物に比べてサイズがコンパクトなので、外からも中からもじっくりと堪能することをオススメします。また夜にはライトアップされ、昼間とは全く違う様相を呈し、テーマパークのアトラクションのように綺麗。無料で音声ガイド(日本語)を借りられるので、それぞれの構造の説明が聞けます。

屋上の煙突たちがキュートな「カサ・ミラ」

屋上の煙突たちがキュートな「カサ・ミラ」

写真:濱中 知穂

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「カサ・ミラ」は、カサ・バトリョが完成したあとの1906年から1910にかけて建設されました。ガウディが手がけた最後の私邸で、現在も4世帯が住むこの集合住宅となっています。直線部分をまったく持たない建造物で、建設当時のバルセロナ市民は、カサ・ミラを醜悪な建物と考え、「石切場」というニックネームをつけました。

屋上、最上階、最上階の1つ下の階、そして2階が見学可能なので、見応えは十分。建物内側にぎっしり並ぶ窓は、下の階に行くほど大きくなっており、自然光を意識して取り入れようとしたガウディのこだわりが感じられます。最上階には、ガウディが設計した他の建築物の模型やパネルなどの展示があり、屋上はローマ時代の兵士の兜などをイメージしたというキュートな煙突と通気口が林立。階段が張り巡らされた不思議な世界が広がります。グラシア通りからも、屋上の煙突が顔を出しているのが見えます。

光のマジック!サグラダ・ファミリア

光のマジック!サグラダ・ファミリア

写真:濱中 知穂

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1882年に着工し、不慮の事故でガウディが1926年に亡くなってからも、日本人の外尾悦郎氏をはじめ、その志を受け継ぐ人々によって、着々と工事が進められ、世界中から観光客が集まるサグラダ・ファミリア。

サグラダ・ファミリアに登る方法は2つあり、行きは両方ともエレベーターです。キリストの誕生から幼少期を表現した「生誕のファザード」側は、海の眺望が楽しめ螺旋階段で降りてきます。キリストの最後の時が表現されている「受難のファザード」側は、バルセロナ市内の眺望が楽しめ、昇降ともエレベーターが使えます。

ガウディ建築の一つの特徴である「光」。サグラダ・ファミリア内は、森の中のイメージ。柱は木の幹や根に見立てられ、天井の窓からは、木漏れ日に似た間接的な光が入るように工夫されています。壁にはステンドグラスがはめられており、光の効果を楽しんでみてください。

入場券のみでしたら予約無しでも大丈夫ですが、エレベーターで塔に登られたい方はネット予約した方が確実です。当日飛び込みで行くなら、朝一番が狙い目ですよ。フォトスポットはサグラダ・ファミリアの前にある広場。小さなデリがあるので休憩にもおすすめです。

お菓子の家のような建物が目印!グエル公園

お菓子の家のような建物が目印!グエル公園

写真:濱中 知穂

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「グエル」とは、ガウディの最大のパトロンであった実業家エウゼビオ・グエルのこと。市内北側の山の手にある「エル公園」も、ガウディ作の世界遺産です。あのサルバドール・ダリが「砂糖をまぶしたタルト菓子のようだ」と評した、グエル公園。

1900年から1914年にかけて建設されたものです。グリム童話のお菓子の家のような建物が入り口の両側にあり、左側は土産物店、右はインフォメーション。エントランスを入ると、目の前に飛び込んでくる45段の大階段。階段の真ん中には、今やバルセロナのシンボルにもなっている公園の守り主の大トカゲが。階段を上りきると、そこに待っているのは、ギリシャ神話にでてきそうな86本の長い柱で支えられた、多柱造りのホール。ホールの左側には、骨のような柱がユニークな高架橋があります。

ホールのちょうど真上にあるのが、広場。ここには110メートルも続く波打つベンチがあり、トレンカディスで細部まで装飾されていてとても素晴らしい。この広場は、バルセロナの街が一望できるので、是非、街を背景に記念撮影を!

公園内のあちこちで路上ライブが行われ楽しませてくれます。特に週末はお勧めですよ!

おわりに

「カサ・ミラ」、「カサ・バトリョ」、「サグラダファミリア」、そして「グエル公園」は特に人気のスポットですので、中まで入りたい場合は事前に予約することをオススメします。夏などのハイシーズンは、2時間待ちなどにもなります。見所たくさんのバルセロナですが、是非この4スポットだけは時間がなくても、外して欲しくないオススメスポットです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/09−2015/07/10 訪問

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