写真:猫乃 みいこ
地図を見る松本民芸家具をご紹介する前に、松本城のご紹介を少し。
現存するものでは日本最古といわれる天守閣を持つ松本城は、姫路城・彦根城・犬山城と共に国宝に指定されています。
白と黒の城壁のコントラストが美しい城の天守閣からは、槍ヶ岳が眺められ、とてもすがすがしい気持ちにさせてくれます。
松本のシンボルである松本城は、街の中心部に位置し市民の生活に密着しています。人々は通学や通勤時に毎日お城を見て、1日の始まりをお城と共に迎えるそうですよ。
いつでもお城が身近にある生活、うらやましいですね。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る松本城の城下町として栄えた松本は、古い街並みや建造物がたくさん残っています。
お城から徒歩5分という便利な場所にあるのが、明治29年創業の老舗ホテル「松本ホテル花月」です。白壁の7階建てのホテルの内部は、椅子・飾り棚・ベッドにいたるまで松本民芸家具で統一されています。
城下町の松本に古くから伝わる松本家具に、洋風のエッセンスを加えたものが松本民芸家具といわれています。
さあ、ホテルの中に入って松本民芸家具との出会いを楽しみましょう。
写真:猫乃 みいこ
地図を見るホテル本館の2階にあるフロント前ロビーは、松本民芸家具と出会える市内で一番素敵な空間と言えます。ホテルのパンフレットや観光パンフレットにも必ず登場する、松本民芸家具が使われている象徴的な場所です。
ホテルの顔ともいえるホテルロビーですから、重厚な雰囲気でありながら家具のひとつひとつの繊細さが際立ち、カーペットやクッションの色合いやハイカラな柄が家具に調和して、落ち着いた空間を作り出しています。
色調が落ち着いていて、ゆっくりとここに身を置いていたい〜と思わせるような癒し感。
いつまでもこの雰囲気の中でまったりしていたいのですが、そうもいきませんから別館のコーヒーショップに移動します。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る別館といっても、本館とは廊下と階段で繋がっていますので移動は楽ちん。
コーヒーショップ花月の家具も松本民芸家具で統一され、居心地の良い雰囲気です。
日本アルプスの雪解け水で淹れられる珈琲は絶品!
カウンターの中には珈琲チケットがたくさん貼ってあり、常連さんが毎日コーヒーを飲みに来るという、地元のかたがたに愛される喫茶店ということがわかります。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る自慢の珈琲の他にも、お料理やデザートなどのメニューが充実しているので注文に迷ってしまいます。
地元で飼育された信州桜井和牛のA5肉のソテーは、柔らかさの中にも旨みがしっかりあってさすがA5肉!と唸ってしまう美味しさ。
写真の「山賊焼き」は松本の郷土料理で、市内のたくさんのお店で提供されています。
鶏肉を大きく開いてニンニクや生姜を混ぜた特製タレに漬けこみ、片栗粉や小麦粉をまぶして揚げた大判のから揚げで、お店それぞれのお味が楽しめます。
こちらのホテルのものは、レモンをギュギュっと絞って食べるサッパリ系、信州ワインとの相性はバツグンです。
食後にオリジナルパフェはいかがですか?チョコレート・コーヒーゼリー・フルーツなどバリエーションが豊富ですし、豪華な立体的な盛り付けで満足すること間違いなしです。
城下町で出会う老舗ホテルの松本民芸家具、そして郷土料理はいかがでしたか?
新しいものとの出会いはワクワクしますが、古いものとの出会いは郷愁の気持ちが湧いてきて、心が落ち着くものです。
歴史の中に身を置いて、ゆっくりとした時間の流れを楽しむ松本の旅に出かけてみてくださいね。
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(2024/12/4更新)
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