写真:LUI
地図を見る大川の滝(おっごのたき)は島の南西部にある落差88mの日本百名瀑にも選ばれている、水量と落差のダイナミックな滝です。駐車場から観覧スペースまでは舗装された道で、車いすでも行くことができます。
写真:LUI
地図を見るまた、岩場を少し進むと、滝つぼのところまで行くことができます。下から見上げる滝からは、ものすごい水量が流れ落ちてきていて、滝つぼ周辺では、滝の水しぶきがこれでもかというほどあがり、まさに天然のミストシャワーというべき様子です。マイナスイオンたっぷりの空気を吸って、リラックスするには絶好の場所です。
バス:大川の滝下車徒歩5分(マイカー駐車場有)
写真:LUI
地図を見る千尋の滝(せんぴろのたき)は島の南部、麦生地区にある落差約60mの滝です。その見どころは、滝の左側にある250m×350mに達する、巨大な花崗岩の一枚岩が織り成す、渓谷美とのコラボです。
なんとこの景色は、長い年月をかけて、川の流れがモッチョム岳という山の裾の巨大な花崗岩の岩盤を刻んで、壮大なV字谷の景観をつくりだしたものなのです。滝自体の落差も充分あるのですが、それを感じさせない岩の大きさは、まさに圧巻の一言です。
近郊にバス停なし(マイカー駐車場有)
写真:LUI
地図を見るトローキの滝は島の南部、麦生地区にある、北海道・知床のカムイワッカの滝と日本で2つだけといわれる、海に直接落ちる全国でも珍しい滝です。落差は約6mと大きな滝ではありませんが、川に流れる滝と違って滝つぼが海になっているので、スケール感の大きな滝です。
海へと流れ落ちる滝、そして背景には急斜面のモッチョム岳を望み、屋久島の雨の多さ、高い山のすぐそばに海があるという地理が一目でわかるスポットでもあります。散策路入り口付近には「たんかん館」があり、屋久島産品のお土産が多数取り扱いされています。
バス:鯛ノ川下車徒歩3分(マイカー:たんかん館に駐車場有)
写真:LUI
地図を見る蛇之口滝は島の南部、尾之間地区にあります。滝までの道のりは長く、尾之間温泉のすぐ横にある入り口から、熱帯植物の豊かなハイキングルートを約3時間歩いて進んだ先にあります。
蛇之口滝の流れる一枚岩は幅約50m、長さ約100mと一枚岩のサイズとしては千尋の滝より小さいですが、岩が目の前に迫っているので、迫力充分です。巨大な一枚岩を、静かにするりと静かに流れ落ちる滝は、豪快な岩のサイズ感と対照的で、静と動といった関係性の表現がよく合います。
滝つぼの流れが穏やかなので、夏場には水遊びも楽しめます。
バス:尾之間温泉入口から徒歩3時間(マイカー:尾之間温泉に駐車場有。登山のみでの使用は控えましょう)
写真:LUI
地図を見る飛流おとしは、ジブリ映画「もののけ姫」のモデルにもなったことで有名な白谷雲水峡にある、花崗岩が雨で浸食されたことによってできた滝です。鋭く削られた岩肌を落ちる滝も見所ですが、より注目していただきたいのは、その滝つぼです。透明感抜群で、水中のかなり大きな岩もはっきりと見え、滝の荒々しい力強さと清流の静けさを同時に楽しめるスポットです。
バス:白谷雲水峡下車徒歩10分(マイカー:白谷雲水峡に駐車場有)
屋久島は周りを流れる黒潮と、洋上のアルプスと言われる山々の自然の恵みを受けて、雨が多く降る島です。そのような気象、地理条件なので今回紹介した滝以外にも、島の至るところに滝があり、布引の滝や竜神の滝も見応え充分です。
屋久杉だけでない、自然のパワースポットである滝巡りで屋久島を満喫しましょう!
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(2024/3/19更新)
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