写真:Kaycom D
地図を見る「青沼」は、五色沼の中でも一番青く見える沼。バス停の「裏磐梯高原駅」の方から歩いた場合、青沼が見えてくると沼の湖畔に下りる脇道が左側にあるので入ってみましょう。そこにはベンチも設置され、座りながらゆっくりと鑑賞することができます。
朝だと、太陽の光が正面からきて眩しいので、この場所から見るときはもう少し時間がたってからの方がおすすめ。沼の脇を「五色沼入口」の方へ進むと、今度は高い位置から眺められるポイントがいくつかあり、周りの草木や水中の色彩も合わさってとても綺麗に見えます。
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地図を見る「瑠璃沼」は青沼のすぐ脇にあるのですが、展望ポイントへの脇道に気付かず通り過ぎてしまう人が多い場所。脇道への手前には、小川にかかる小さな板張りの橋があるのでそれを目印に、「五色沼入口」から来た場合は正面に、「裏磐梯高原駅」から来た場合は右側に入って行きましょう。小川の上流に向かってちょっと斜面を上るとベンチがあり、そこから瑠璃沼とその向こうに聳える磐梯山※の姿を見ることができます。
※磐梯山については、関連MEMOに記載の別記事「磐梯山と五色沼トレッキング!日本百名山の山頂まで登って360度の絶景を見よう」をご覧ください。
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地図を見る「毘沙門沼」は五色沼の中で一番大きく、唯一ボートに乗って遊覧できる沼。磐梯山もよく見えトレッキングの用意をしていなくても、ここの展望台周辺なら問題なく観光することができます。展望台からハイキングコースへ入って行くと、鯉がたくさん泳いでいるのが見えるのですが、この鯉の中に1匹だけ体に赤いハートのマークがあるものがいるのでぜひ探してみてください。見つけることができると幸せになるそうです。
鯉のポイントからさらに進むとコースの脇の湖畔に展望台があり、そこからの景色も素晴らしいのでおすすめ。「裏磐梯高原駅」方面からくると見逃しやすいので、湖畔に続く木道が一旦終わって坂を下ったら、湖のある右側に注意してみてください。
「弁天沼」は、毘沙門沼の次に大きな沼で、美しい青色の水の向こうに吾妻の山並みが見える展望のいい場所。展望台からの風景が最も視界が開けるので、タイミングによっては多くのハイカーで混雑します。展望台を背にし右の坂を少し上るとベンチが設置された休憩ポイントがあり、山は正面に見えなくなるものの、展望台より沼が間近に見えます。
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地図を見る「深泥沼」は三色の水のコントラストがとても鮮やかな沼、「赤沼」は水の色が緑で沼の周囲の草木が赤く染まっている沼です。どちらも散策路からの眺めもよく、草木の間からそのカラフルな色彩を楽しむことができます。大きさも小さく湖畔に下りる脇道などもないので、綺麗に見えるポイントを探しやすいでしょう。ブルー系の水の色が目立つ五色沼の中で、ちょっと変わった色合いで目を楽しませてくれます。
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地図を見る早朝、気象条件によっては朝もやに煙る五色沼を見ることができます。うっすらと白い靄が湖面を漂う湖沼はまさに神秘的で、早起きして森の中を歩いた人にしか見られない貴重な光景。早朝だと風も吹いていないことが多いので、波の立たない鏡のような湖面に周りの景色が映り込みさらに美しくなります。特に透明度の高い「柳沼」は格別。
また、散策している人も少ないので、展望のいいポイントでゆっくり鑑賞できるのもメリット。木々の間から朝日が射し込むすがすがしい森の中を自然の音だけ聞きながら歩いてみてください。
ただし、早朝はまだ日の高さが低く木々に囲まれた沼まで光が届かないところが多いので、綺麗な水の色を見るには太陽の位置が高くなってからの方がいいでしょう。そのため、時間を変えて何度か訪れると様々な表情が見られていいと思います。
美しい湖沼が点在する五色沼は、道もなだらかで歩行距離も長くないため誰でも楽しめる散策コースですが、熊の生息地でもあるので歩く場合は「熊鈴」を携行するなど最低限の安全対策はしていきましょう。熊鈴がなくても、空のペットボトルを手でペコペコ潰しながら音をさせるのも効果的。
「裏磐梯高原駅」からスタートした方が若干下りが多いので、「五色沼入口」にいて少しでもラクをしたいという場合は「五色沼入口」と「裏磐梯高原駅」を結ぶバスを利用して移動するのもいいでしょう。散策路入口周辺が栄えているのは、毘沙門沼から始まる「五色沼入口」で、立派なビジターセンターもこちら側にあります。
また、五色沼の散策とあわせて、日本百名山のひとつ「磐梯山※」へ登頂するのもおすすめ。この辺りからだと「八方台登山口※」が便利です。
※磐梯山の八方台登山口からの登頂については、関連MEMOに記載の別記事「磐梯山と五色沼トレッキング!日本百名山の山頂まで登って360度の絶景を見よう」をご覧ください。
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(2024/3/19更新)
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