由布岳から温泉&お土産スイーツへ!歩きまくる大分・湯布院観光

由布岳から温泉&お土産スイーツへ!歩きまくる大分・湯布院観光

更新日:2016/11/10 11:21

藤谷 愛のプロフィール写真 藤谷 愛 地方移住ブロガー
温泉地ランキングで毎回上位にランクインする大分県の湯布院。多くの温泉宿が、町のシンボルでもある由布岳に向かって露天風呂を造るなど、美しい自然と温泉の調和が人気です。近年は、オシャレな雑貨屋さんに加え、お土産に大人気のスイーツも多数登場。

今回は、登山初心者から上級者まで楽しめる由布岳とその眺望の他、温泉も、お買い物も満喫できる「1日で巡る湯布院制覇の観光ルート」をご紹介します!

夏は緑、秋は紅葉も楽しめるドライブルート

夏は緑、秋は紅葉も楽しめるドライブルート

写真:藤谷 愛

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湯布院町民にとっての由布岳は、静岡県民や山梨県民にとっての富士山のようなもの。高層ビルのない町から見ると、1583メートルの山はとても高く見えます。

「観光客のぶらり旅で、登山なんてとんでもない!」と思われるかもしれませんが、実は初心者でも気楽に行くことのできるスポットのある山。しかも、湯布院中心地から(又は別府市からも)由布岳登山口までは絶好のドライブルートで、夏は写真のような鮮やかな緑を、秋は木々の生い茂るエリアで紅葉も楽しむことができます。

初心者でも楽しめるスポット多数の由布岳

初心者でも楽しめるスポット多数の由布岳

写真:藤谷 愛

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例えば、夏の晴天日の由布岳は写真のような景色で、この撮影場所は登山口からわずか数分。秋には草紅葉が見事なスポットでもあります。お弁当を買って持参し、ランチをするにもとても気持ちのいい場所です。もちろん、この場所なら軽装でも何ら問題はありません。

また、きちんと登山を楽しみたい方は、靴や長袖服など、ある程度の服装で臨めば、頂上まで片道2時間前後(体力や経験にもよります)という時間で制覇可能。「それよりもうちょっと気楽に。」という方には、標高1067メートルの「飯盛ヶ城」という山があり、こちらは登山口から往復1時間半前後で制覇できます。由布岳山頂からでも、飯盛ヶ城山頂からでも、晴天日は眼下に湯布院町の景色を眺めることが可能です。

気楽にチャレンジできる由布岳ですが、山頂を目指す場合は、やはり登山経験者と一緒にトライすることをお勧めします。また万が一を考慮し、15時までには下山する計画もお忘れなく。

観光名所の金鱗湖から丸見え注意!?半露天&混浴温泉の「下ん湯」

観光名所の金鱗湖から丸見え注意!?半露天&混浴温泉の「下ん湯」

写真:藤谷 愛

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登山を楽しんだ後は、疲れを癒すために、湯布院中心地の半露天、しかも混浴風呂(!)にチャレンジしてみませんか?場所は、ナント観光名所の一つ、金鱗湖に隣接!冬に見ることのできる金鱗湖の幻想的な湯けむりは、この湖底で湧き出ている温泉が原因と言われていますが、湖に注ぎ込まれている流れにも温泉が混じっています。

そんな観光客も大勢いる金鱗湖の脇にあるのが「下ん湯」。地域温泉ですが、観光客も200円支払って入浴が可能です。写真のように半露天になっており、その左の方角はまさに金鱗湖!観光客を眺めることができるので、向こうからも丸見えです。なお、こちらの浴場は混浴なので、女性も男性も勇気を出して入浴してみてください。

大分県の作家作品が勢揃いの穴場雑貨カフェ「naYa」

大分県の作家作品が勢揃いの穴場雑貨カフェ「naYa」

写真:藤谷 愛

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お店がずらりと並ぶ「湯の坪街道」から外れた裏通り、緑豊かなエリアにある「喫茶&雑貨naYa」。散策好きな観光客だけが見つけることのできる穴場のお店です。

柔らかな光が溢れる店内にあるのは、大分県内のクラフト作家さんたちの作品。販売店がまだ限定的な陶器「臼杵焼」は、彩り豊かなデザートが映える器。ニヤリと笑ってしまいそうな言葉と画が満載のアートブック、お土産にも喜ばれるキッチュなブローチなど、可愛い一点物もたくさん販売しています。
幼少期に「納屋に何があるのか?」と、親戚のお宅で宝探しをした店主さんの想いから名付けられた店名。まさにあなただけの宝探しが楽しめる空間です。

店内では旬の食材を使用したタルトやケーキ類を、コーヒーやお茶と一緒にイートインできます。特に「本日のなにかのタルト」は週替わりのタルトで、その週一番の素材を使用しているのでお勧めです。ブラブラ歩きに疲れた体とアート好きな方への心へ、エネルギー補給ができる素敵な立ち寄りスポットです。

ロールケーキブームの火付け役「B-speak」の「Pロール」

ロールケーキブームの火付け役「B-speak」の「Pロール」

写真:藤谷 愛

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平日でも行列ができ、週末には購入のために整理券も配布されることがある「B-speak」。湯布院でも指折りの温泉宿「山荘無量塔(むらた)」が1999年にオープンしたロールケーキ専門店です。今でこそ多種多様なロールケーキが世の中には溢れていますが、生地はふんわり&しっとり、クリームは素朴で最後まで楽しめる看板商品のPロールは「これぞロールケーキの王道!」と誰もがうなずける逸品です。

もしJR九州が運営する観光列車「ゆふいんの森号」で湯布院を後にするなら、万が一B-speakでお土産のPロールをゲットできなくても大丈夫。販売車両に行けば、Pロール(1/3カット)を購入できますよ。

*「博多発ゆふいんの森1号、3号」では、博多ー湯布院間で「Pロール」の販売がありませんのでご注意ください。

一日であらゆる湯布院を堪能する

湯布院は、贅沢に過ごしたい人、自然を楽しみたい人、雑貨屋さん、カフェ、美術館巡りなど、いろいろな目的の人にそれぞれの選択肢がある上質な観光地。あれもこれも楽しみたい、という方は、ぜひ本記事を参考に、短い時間でも湯布院を堪能してみてくださいね。

*各店舗の営業時間等は、記事下「関連MEMO」にあるHPリンクからご確認ください

掲載内容は執筆時点のものです。

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