冬〜春の期間限定!フロリダ州タンパ「マナティー観察センター」で野生のマナティーに会おう!

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冬〜春の期間限定!フロリダ州タンパ「マナティー観察センター」で野生のマナティーに会おう!

冬〜春の期間限定!フロリダ州タンパ「マナティー観察センター」で野生のマナティーに会おう!

更新日:2016/10/23 19:30

ザーカー 久美子のプロフィール写真 ザーカー 久美子 アメリカ在住ライター、歌人、ヒューストン散策家、フローリスト

イルカやアシカって、とってもキュートで見ているだけで癒されますよね。魚を主食とする彼らの仲間にニンゲン同様「草食系」がいるのをご存じですか?それは人魚のモデルといわれるマナティー!

今回は、ディズニーワールドやユニバーサルスタジオで有名なフロリダ州オーランドの南西の街・タンパにある「マナティー観察センター」をご紹介します。巨大テーマパークとあわせて、野生のマナティーに会いに行きませんか?

冬から春のステキな出会いは「マナティー観察センター」で

冬から春のステキな出会いは「マナティー観察センター」で

写真:ザーカー 久美子

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アメリカの避寒地として人気を誇るフロリダ州第3の都市・タンパ (Tampa) は、巨大テーマパークの林立するオーランド (Orlando) から車でおよそ80分の距離にあります。タンパの西側、クリアウォーター (Clearwater) やセントピーターズバーグ (St. Petersburg) の海岸線には、白砂の美しいビーチが長く続き、南国リゾート気分満点です。

都市と自然の融合するタンパで、野生のフロリダマナティーに会える場所がタンパ湾の河口にある「タンパ電力・マナティー観察センター (Tampa Electric’s Manatee Viewing Center) 」。2016年に30周年を迎える施設の名が示す通り、ビッグベンド火力発電所 (Big Bend Power Station) の水路に位置します。

タンパ湾の水温が20度まで下がるころ、火力発電所から排出される温かな水に誘われ、多くのフロリダマナティーがこの水路へやって来ます。例年11月1日〜4月15日まで「マナティー観察センター」は無料で開放されており、水路で冬を越すフロリダマナティーを間近に観察することができます。

ミニ博物館でマナティーについて楽しく学ぶ

ミニ博物館でマナティーについて楽しく学ぶ

写真:ザーカー 久美子

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水路へ見学に行く前に、まずは「マナティー観察センター」内にあるミニ博物館で、フロリダマナティーについて学びましょう。館内には、マナティーの模型やテレビゲーム感覚で学べる展示物があり、お子さまに人気です。

ここでちょっぴりフロリダマナティーについての豆知識をご紹介します。
浅瀬の海岸や川、泉に暮らす「草食系」の彼らは、主に海草や水草を食べます。成熟したフロリダマナティーの大きさは、体長およそ3m、体重550kgほどで「海の牛 (Sea cow) 」とも呼ばれるように、ずんぐりとした体形をしています。4つの爪のついたパドルのような前ひれを持っており、灰色、または灰褐色の皮ふで覆われています。

メスの妊娠期間はおよそ13ヶ月で、赤ちゃんマナティーの大きさは体長およそ1m、体重は約30kgで、黒い皮ふに覆われています。最初の2年間はしっかり子育てをするため、家族で泳ぐ姿を見かけることも♪タンパ湾には、およそ600頭のマナティーたちが暮らしています。

館内には、カフェやギフトショップも併設されていますので、あわせてこちらもどうぞ☆

メタボ体形が愛らしいマナティーを間近に観察しよう

メタボ体形が愛らしいマナティーを間近に観察しよう

写真:ザーカー 久美子

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ミニ博物館を出て、まず目に飛びこんで来るのが、火力発電所から雲を生みだすように煙たなびく煙突。その手前、「マナティー観察センター」と発電所を隔てる水路には木道がかかり、マナティーを観察することができます。

それでは、観察デッキからタンパ湾へそそぐ水路を注意深くのぞいてみましょう。

楕円形の集団を発見!マナティーがすぐそばに来ることも♪

楕円形の集団を発見!マナティーがすぐそばに来ることも♪

写真:ザーカー 久美子

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観察デッキからじっくり水路を見つめていると、ぷかぷかと浮かぶいくつかの楕円形を発見。そうです、フロリダマナティーです!マナティーは、ずんぐりした体形ながら時速およそ30kmで泳ぐといわれていますが、水路にいるからか、ゆったりと泳いでいます。ときおり、好奇心旺盛で人を恐れないマナティーが、近くまで来てくれることも♪できるだけ、時間をかけてゆっくりと観察してみてください。

水路には、スポーツフィッシングをする人に人気の魚で、ボラの仲間ターポン (Tarpon) や目の赤いスヌーク (Snook) なども暮らしています。運が良ければマダラトビエイ (Spotted eagle ray) が飛び跳ねる姿が見られるかも!?

マングローブのトンネルを抜けて水のうえを歩く

マングローブのトンネルを抜けて水のうえを歩く

写真:ザーカー 久美子

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マナティーを観察した後は、「潮の遊歩道 (Tidal walk) 」を散策してはいかがですか?観察デッキからタンパ湾の河口へと続く木道は、全長約275m。緑きらめくマングローブのトンネルがわたしたちを海へといざないます。

この美しいマングローブはフロリダの固有種で、明るい黄緑色の「ホワイトマングローブ (White mangrove) 」、名前と異なりホワイトマングローブよりも明るい葉色をもつ「ブラックマングローブ (Black mangrove) 」、光沢のある深緑色の「レッドマングローブ (Red mangrove) 」の3種類から成っています。

柔らかな木漏れ日の降りそそぐトンネルを抜けると、そこにはタンパ湾が広がります。河口の中心へと続く木道を進んでいると、まるで、水のうえを歩いているかのよう!
遊歩道では、大型のカッショクペリカン (Brown Pelican) や鵜(う)など水鳥のバードウォッチングも楽しめますよ。

蝶の庭園やタワーにもぜひ寄りたい

センター内には「潮の遊歩道」のほか、愛らしい「蝶の庭園 (Butterfly garden) 」や、天気の良い日にはタンパ湾を見渡せる高さ8mの「野生生物観察タワー (Wildlife observation tower) 」もありますので、こちらもどうぞお見逃しなく。

いかがでしたか? 冬〜春にかけて期間限定で会えるずんぐりラブリーなフロリダマナティーたち。野生の彼らに会いに「マナティー観察センター」へぜひお立ち寄りください。

〈一旅一首〉
投げられた魚を落としてばかりいるアシカに似たわたしの英会話

掲載内容は執筆時点のものです。

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