写真:安藤 美紀
地図を見る京都らしい雰囲気で親しまれてきた「ホテル カンラ 京都」。開業から6年目を迎えた2016年10月17日、既存館に新館(本館)が加わり、増床リニューアルオープンしました。
以前は「六条通り」に入口が面した“隠れ家的なホテル”でしたが、今回のリニューアルで入口が「烏丸通」側に移動して、上品な華やかさがアップ!塗装なしで“なぐり加工”されたという、ダイナミックな杉の門がゲストを迎えてくれます。
ホテルのアクセスは、京都駅からまっすぐ繋がる主要道路「烏丸通」を背に、北へ歩くこと約10分。最寄り駅の地下鉄烏丸線「五条駅」からだと徒歩1分の場所にあります。
また、ホテルの隣りに位置するのは、2016年に改修工事を終えたばかりの東本願寺。エントランスから外に出ると、東本願寺の背中越しに京都タワーが眺められるのも、ここならではの魅力です。
写真:安藤 美紀
地図を見るフロント・ロビーからひとつづきに作られたのは、坪庭を望むセンスの良いカフェ。そこで一際存在感を放っているのは、60年ものの盆栽です。
ここでいただけるのは、オリジナルブレンドのコーヒーや、京都で130年以上に亘り和菓子を提供し続ける老舗「塩芳軒」の和菓子。京都には和菓子屋さんがたくさんありますが、「塩芳軒」は出店数も少なくイートインでいただけるのはここだけ!
ほっとしたい時には、淹れたてのコーヒーと「塩芳軒」の和菓子を。…えっ、コーヒーと和菓子?と意外に感じますが、実は好相性。ぜひお試しください。
写真:安藤 美紀
地図を見るカフェの右手には、日本の伝統工芸をアレンジした商品を集めたセレクトショップを併設。オリジナル商品など、ここでしか手に入らないレアな商品を取り揃えています。
京都に泊まるなら、近くにお洒落なカフェや雑貨店がなくちゃイヤ!…京都にくるとそんな贅沢を言いたくなりますが、「ホテル カンラ 京都」ならホテルの中でどちらも楽しむことができます。
またショップの脇には、ガラス張りの金継ぎ工房が登場。金継ぎとは、割れた陶器類を漆で接着し、その上から金の粉を撒きつける日本古来の修理法。普段、金継ぎ職人さんと触れ合う機会はめったいにありませんが、ここなら毎日10時から17時までの間、ガラス越しで“本物の職人の技”に触れることができます。(※工房のみ月曜定休となります。)
高価な器や思い出深いものだったら、ずっと使い続けたいですよね。割れたり欠けたりしても、捨てられないものをお持ちの方は、一度相談してみてください。今までより愛着深いものに生まれ変わるはずです。
写真:安藤 美紀
地図を見る“あえてホテルの中に本物を”というコンセプトで、リニューアルされた「ホテル カンラ 京都」。木・石・銅などをさりげなく取り入れることで、これまでのホテルでは味わえない、心地良くてカッコいい空間が表現されています。
新客室の洗面台は銅泊と杉材を使い、スタイリッシュに演出。よく見ると杉の年輪もしっかり刻まれていて、自然の力強さを感じることができます。また青森県産のヒバを使った浴槽は、外国人でも窮屈にならないゆったりサイズ。ヒバの香りとともに、旅の疲れを癒やしてくれるでしょう。
それから「ホテル カンラ 京都」は、定員4名までの客室が多く用意されています。京都駅周辺のホテルは、2名までのお部屋タイプがほとんど。家族やグループで利用しようとすると、お部屋が分かれてしまう…というデメリットがありました。「ホテル カンラ 京都」は、家族やグループで利用しやすいのも大きな特徴です。
写真:安藤 美紀
地図を見る京都の食事といえば、和食を想像する方が多いと思いますが、ホテルのメインダイニングはカジュアルなイタリア料理です。
150種類を超えるワインや、ワンコインのタパス、パスタなどが味わえますが、最大のウリは生地から手作りするピザ。普通、ピザの生地は2次発酵まで…というお店が多いなか、ここは手間と時間をかけ3次発酵まで行っているそう。
600℃まで熱した石窯で焼き上げる本格ナポリピザは、香りとモチモチ感が全然違います。
ピザはソースや具を好きなようにトッピングできますので、ぜひお試しください。西京味噌ベースのソースに、カニやチーズ、九条ねぎのトッピングがオススメです。京都らしい最高の逸品になりますよ!
京都に素敵な宿は数あれど、これほど観光に便利で居心地の良いホテルは稀。一度訪れると、今度は誰かを誘ってまた行きたくなる…。客室もレストランもスタッフも、すべて抜かりなし。ホテルにいながら、この上ない幸せを堪能してください!
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(2025/2/15更新)
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