集合時間は、まだ夜もあけぬ朝5時。茨城県ひたちなか市にある那珂湊港で手続きや支払いを終えると続々と船に参加者が乗り込んでいきます。船のなかの位置取りは自由。20名程度がひとつの船にいっしょに乗り込むことが多いようです。
公共交通機関が動き出す前に集合なので、移動には車が必須。
近くに民宿やホテルもあるので宿泊するのもおすすめです。
気になる乗船料金は1人当たり1万円程度。
(※エサ、氷代付きなどは各漁船にお尋ねください。竿や仕掛けも別途販売しているので手ぶらでも行けてしまうほど。女性/子ども割引をやっている漁船もあります)
予約方法はそれぞれの漁船によって異なるため各漁船のHPをご覧ください。
(※「那珂湊 船釣り」と検索すれば何件か漁船情報が出てきます。今回筆者がお世話になったのは「仙昇丸」。下記の関連メモからリンクがはってあります。)
乗り込み終わったらいよいよ出航。レーダーなどを駆使して船頭が右へ左へ舵を切りながらその日のポイントを探して船は沖へと出ていきます。ポイントについたら合図とともに釣りの開始。しばらくしてまた移動して釣って、移動して、釣って。13:00ごろの帰航までその繰り返しです。
船内には、トイレはもちろん、電子レンジやポット、横になれるスペースもあります。簡単なごはんやコーヒーを飲んでひと休みなど、それぞれのペースに合わせて釣りを楽しむことができるようになっています。
釣り上げたタコはもちろん自宅に持ち帰り可能。友人と家族とタコ尽くしのパーティーをしながら当時の思い出を振り返ってみてはいかがでしょう?
タコ釣りというと「たこ壷」を想像する方も多いのではないでしょうか? しかし、ここでは一本釣りです。この日は仕掛けにエサのさんまを丸ごと一匹くくりつけ、あとは海底近くをただよわせて、タコが引っかかるのを待ちます。頼れるのは己の指先の感覚だけ。波音を聞きながら、ただひたすら海に神経を集中させる…日常的には経験しえない感覚に。だからこそ、釣れたときは喜びもひとしおです。
いっしょに乗り込む漁師がていねいに教えてくれるので、初心者でも安心。手取り足取りポイントを教えてくれます。タコ釣り初体験だった私でもこの日、3杯のタコを釣り上げることができました!
タコ釣りはあまり沖の方まで出ません。そのため波も大きくないので、船酔いが心配な方もほかの船釣りに比べて比較的気軽に参加できるのではないでしょうか?
寄港した港では、漁師の家族たちもお出迎え。漁師の奥さま方による手づくりの軽食も用意されています。みそ汁と旬のさかなの塩焼きなどが振る舞われました!海で冷えた身体に、あたたかいみそ汁でほっとひと息。地元の方との交流がしっかりとできるのも船釣りの大きな魅力なのです!
また漁港のすぐ脇には、旬の魚が盛りだくさんの市場やレストランもあり、お土産やランチにはうってつけです!
憧れの船釣り。意外と気軽にやれちゃうものなんです。友人と、家族で子どもといっしょに、出かけてみてはいかがでしょう?
釣りが終わってからも楽しめるのがこの旅行の魅力。大海原での思い出を振り返りながら、タコ尽くしのホームパーティーを開催してみてはいかがでしょう?
最後に、気になる酔い止め対策。漁師さんによると「前日にしっかり寝ること」「酔い止め薬を飲むこと」。この二点ができればそんなに心配はないでしょうとのこと。
この冬、「何しよう?」と思ったらタコ釣り体験がおすすめです!
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(2025/2/10更新)
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