写真:東郷 カオル
地図を見る布忍神社はそれほど大きな神社ではなく、地元の方々に親しまれる地元密着の神社。電車なら「あべのハルカス」の建つ近鉄阿部野橋駅から各駅停車で17分、徒歩5分でアクセスできますので、大阪市内からでもお参りのしやすい立地です。
駅には布忍神社までの道のりが貼りだされていますので迷うことはないでしょう。徒歩でも車でも、目印はこの宮橋。この辺りは古くから交通の要所とされており、日本書紀にも「布忍」という言葉が見られる、歴史深い土地です。
写真:東郷 カオル
地図を見る布忍神社は地元の人々に親しまれる神社で、夏祭りや秋祭りには近所の幼稚園からもかわいらしい参拝があり、日ごろの静かな神社の様子とは異なった賑わいを見せます。
ご祭神は速須佐男之尊(はやすさのおのみこと)、八重事代主之尊(やえことしろぬしのみこと)、建甕槌雄之尊(たてみかづちおのみこと)。布忍神社は古来より布にまつわる言い伝えがあり、病気平癒・毒虫の退治にご利益があります。近世では病気平癒と共に厄除け・交通安全・商売繁盛の神と崇められ、参拝されています。
写真:東郷 カオル
地図を見る布忍神社には数種類のおみくじが並びますが、中でも人気なのが「イチハラヒロコ恋みくじ」。
筆者が引いたのは5番「人は見かけ。」
なるほど…。
200円でここまで心に刺さる言葉がいただけるとは…流石!おみくじなのに何度も引く人が続出するのも仕方ないですね。他にも「その愛でいいのか。」「心にいつもすきま風。」「わたしに落ち度はありません。」「わたしには華がある。」「その女と別れろ。」なんてのもあります。大勢でお参りしておみくじを引くと楽しいかも…しれません。
受付にどなたもおられない時には、隣にあるインターフォンで呼ぶという仕組みになっています。インターフォンの横に対応可能な時間が貼りだされていますので、時間を守って利用しましょう。
写真:東郷 カオル
地図を見る布忍神社はお守りもひとひねり。写真は「恋の一本背負い」。最近では2016年に発売された嵐のシングル「復活LOVE」のタイトルと同じお守りが嵐ファンの間で人気で、遠方から訪れる人が増えたとか。他にも「良縁望む」や「人生思い通り」なんてのも。これ全部、お守りに書かれている文言なんですよ。ちょっと普通の神社とは違って、親しみやすい感じが特徴です。
「イチハラヒロコ コトバアートカレンダー」の取り扱いもありますので、気になる方は神社社頭まで申し出てください。通信販売はされていません。
「布忍」を「ぬのせ」と読めるのはおそらく地元の人だけでしょう。言い伝えによると、約2Km北の天見丘から御祭神を迎えるのに白布をひいたことに由来があるとされています。
平成11年からイチハラヒロコ恋みくじを置き始め、地元だけではなく全国から参拝者が訪れるようになった布忍神社。ですが、夏祭りや秋祭りの日には地元の人々を中心に賑わう本来の姿が見られる神社です。
おみくじやお守りをいただく際も、必ずお参りを済ませてからいただくようにしましょう。
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(2024/12/14更新)
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