写真:旅人間
地図を見るNHK大河ドラマ「真田丸」で注目を集める大阪城は大阪のシンボルとして人気ある観光名所の一つ。遠くからも凛々しくドーンと構える姿は天下の名城と目を見張ります。
私たちが目にする大阪城は昭和に再建されたもので、城跡に現存する櫓や石垣などは全て豊臣時代のものではなく、徳川時代によるもの。豊臣時代の大阪城は全てが地下に埋まってしまっているため、石垣一つ見ることが出来ません。現在、大阪城では「豊臣石垣公開プロジェクト」も始まっています。興味のある方は下部MEMOの公式サイトにてご確認ください。
荘厳に構える大阪城天守閣は、初層から4層までは徳川時代風の白漆喰壁、5層目は豊臣時代風に黒漆に金箔で虎や白鷺描かれたものをイメージし再建されたと言われています。大阪城は遠くで見るだけでなく、そのような点も含めて間近で見上げてみるのも良いでしょう。
大阪城の天守閣前の広場には様々なお店が立ち並び、NHK大河ドラマの影響もあって土日は特に大盛況の様子。そんな中で、白煙が立ち上がり、太鼓の音がドンドンとなり響き、賑やかで、派手なパフォーマンスをしている店があります。
そこには忍者の姿に扮した店員さんが「アツアツでござるよ〜」「美味しいでござるよ〜」と、ござる口調。実はこのお店、2016年10月1日にオープンした忍者の衣装を着たスタッフが焼き上げる真っ黒なたこ焼きで話題のお店。なぜ忍者なのかと言えば、かつて大坂の陣で暗躍したと言われる忍者をイメージしているのだとか。何だか楽しそうでしょ♪
写真:旅人間
地図を見るお店の前にあるメニューを見ると「白たこ」「黒たこ」と書かれています。「白たこ」とは普通のたこ焼きとして容易にイメージできますが、「黒たこ」は気になりますよね。これは生地にイカスミを加えたもの。
少し怪しく感じる方もあるかもしれませんが、その心配は不要です、何故なら、この店は道頓堀に本店を構える名店「たこ家道頓堀くくる」が大阪城に出した新しいタイプのお店。メニューは「黒たこセット」「白たこセット」「忍者セット」などがあり、日本人には黒たこが好評で、外国人観光客は白たこが人気だとか。もし迷うなら黒と白が一緒に入った「忍者セット」がおすすめです。注文すると「御意!」と言ってオーダーを受けてくれますよ。
写真:旅人間
地図を見るここで忍者たこ焼きを購入したら、大阪城をバックに「こんなん食べました」と写真に撮ってSNSにアップさせたいって方もいるかもしれませんね。赤いタコを描いた容器に珍しい黒いタコ焼きが入っているんですもの!ただ、その時は思い出して下さい!忍者に扮した店員さんが「アツアツでござるよ〜」と言っていた言葉を…。
焼きたては本当に熱く、容器の底を手で押さえて持ち上げるのは至難の技。熱さに苦戦していると「気を付けるでござるよ」「大丈夫でござるか?」と心配して店員さんが声をかけてくれたりもするが、そんな時もござる口調であるのが面白い!
写真:旅人間
地図を見る忍者セットを注文したら白と黒の2種類のたこ焼きが入っています。これらの味を食べ比べてみると、人によって意見が分かれるかもしれませんが、そう大差はなく、あえて言うなれば、イカスミの入った黒いたこ焼きの方が、少しアッサリしているようにも感じます。エビセンも付いていますのでサンドして食べても良いですね。
ただハッキリ言えるのは、白も黒も同じく中に入っているタコがプリプリで実に美味しいこと。そしてアツアツのたこ焼きを口の中に入れると出汁の効いた味がトロリと口の中で広がる。ここは流石!たこ焼きの名店「くくる」の味と言った所でしょうか。
写真:旅人間
地図を見るこの大阪城で販売している「忍者たこ焼き」は街中で食べるたこ焼きに比べて少し値段は高いです。目の前が大阪城と言う立地、そしてエンタテイメント的な要素を考えると、それもまた納得。旅先のちょっとした楽しみとして買って食べ、大阪観光の土産話の一つにしてみては如何でしょうか。楽しく美味しいですよ♪
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(2024/3/29更新)
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