今こそ行くべき!タイ・プミポン国王の愛したホアヒンで国王ゆかりのスポットを訪ねる旅

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今こそ行くべき!タイ・プミポン国王の愛したホアヒンで国王ゆかりのスポットを訪ねる旅

今こそ行くべき!タイ・プミポン国王の愛したホアヒンで国王ゆかりのスポットを訪ねる旅

更新日:2016/11/01 12:09

吉田 彩緒莉のプロフィール写真 吉田 彩緒莉 旅行媒体編集ディレクター、旅行・グルメライター、ホテルマニア、タイブロガー

タイ人が「タイの父」として敬愛するプミポン国王が崩御。タイ人は悲しみに打ちひしがれながらも日常を送っています。何が起こるかわからないというデマに惑わされ旅行のキャンセルを考えている人もいるかと思います。でも逆に町は静かで、国王に祈りを捧げる厳かなタイ人の姿に胸を打たれます。今回はプミポン国王が晩年のほとんどを過ごしたタイ唯一の王族リゾート「ホアヒン」で国王の面影に出会える場所へ行ってみましょう。

タイ人が憧れるロイヤルリゾート・ホアヒン

タイ人が憧れるロイヤルリゾート・ホアヒン

写真:吉田 彩緒莉

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バンコク・スワンナプーム空港から直行のバスで3時間。空港到着後すぐ直接行くことができるという利便性から、近年は多くのリゾート客が訪れています。そのほとんどが、静かに寛ぎたいという欧米人や、バンコク在住の日本人、そして一番多いのは自国タイ人です。

タイは東南アジアの中で唯一占領されていない国。代々の国王が国を守り続けたという経緯から、国民は王族を敬愛し続けてきました。そのレベルは一般的な日本人の天皇に対する思いとは比較できないほど!並々ならぬ国王への愛がタイ人の血に脈々と受け継がれているのです。

ホアヒンには古くから代々王族の別荘があり、タイ人にとってはまさに憧れのロイヤルリゾート。タイ人に「どこか良いリゾートはありませんかね?」と聞くと、ほとんどの人が「ホアヒンは良いわよー!」と笑顔で答えてくれるのが印象的。

プーケットやサムイと比較するとこじんまりしていますが、漁村の一面もあり、タイ人の日常とリゾートが上品に交差しているので、外国人用に作り上げられたリゾートという印象はナシ。本来のタイの良さも垣間見え、タイが好きな人には本当にお勧めのリゾート。

夜になるとイカ釣り漁船の緑の光と、ホアヒンで王族が過ごしている時は海軍の護衛艦が沖に停泊し、そのオレンジ色の光が美しく輝き、リゾートに彩りを添えます。この軍艦のおかげでホアヒンはタイでは一番治安が良いとも言われているんですよ!
バンコクや他のリゾート地にあるような歓楽街もなく、カップル、家族旅行、女性同士の旅も安心。そちらがお目当ての人は、どうか違う場所へどうぞ。

プミポン国王が愛したクライカングウォン宮殿

プミポン国王が愛したクライカングウォン宮殿

写真:吉田 彩緒莉

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晩年はホアヒンと病院を行き来することが多かったプミポン国王のホアヒンでの住まいがクライカングウォン宮殿。タイ語で「不安や心配から遠い」という名前の宮殿です。

タイ国王は日本の天皇と同じ国の象徴で、タイは王政ではありません。しかしプミポン国王は政府が治めることができなかった国の危機を何度も解決に導く行動を起こしました。更に地方の貧しい人々を救うための「王室プロジェクト」も立ち上げ、タイの品質の良い製品を世界中に広める活動を行ったのです。そのため国民はタイの父として、プミポン国王を愛しています。

タイ国民の事を考え働き続けた国王がこの別荘にいる時は「不安や心配から遠い」というこの別荘が癒しの場所だったことは想像できます。クライカングウォン宮殿は王族が使用していない時は見学もOK。晩年プミポン国王がご覧になっていたホアヒンの穏やかな海を、同じ場所、同じ目線で見ることができるので、この機会にぜひ行ってみてください。

ホアヒンには他にも代々の国王が建てた宮殿があります。ほとんが見学可能なので、見てまわるのも楽しいですよ。

若き日のプミポン国王もプレイしたタイのゴルフ場発祥の地「ロイヤルホアヒンゴルフクラブ」

若き日のプミポン国王もプレイしたタイのゴルフ場発祥の地「ロイヤルホアヒンゴルフクラブ」

提供元:JAIDEE RESORT

http://www.jaideeresort.com/

1911年から現存するホアヒン駅に隣接したタイ国内最古のゴルフコース。プミポン国王はもちろん歴代の王や王族がゴルフを楽しんだ場所です。ゴルフ好きの間ではタイはゴルフ天国と呼ばれていますが、まさにその歴史はここから始まりました。

ホアヒンはイギリス人が多く住んでいますが、この地を選ぶ理由が、王族ゆかりの歴史と格式のあるゴルフ場に魅力を感じるからだそう。英国紳士も惚れ込む場所なのです。ゴルフが好きな方は海風を感じながら、王族気分でゴルフを楽しんでみてはいかがでしょう?

「世界の車窓から」に登場!国王専用の待合室があるホアヒン駅舎

「世界の車窓から」に登場!国王専用の待合室があるホアヒン駅舎

写真:吉田 彩緒莉

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鉄道ファンでなくとも思わず見てしまう「世界の車窓から」に登場したホアヒン駅。タイで一番美しい駅舎と言われ、多くの観光客が訪れます。実は駅のホームには切符がなくても誰でも立ち入れるため、電車を待つ人、のんびりと出発するタイの電車、電車に乗り込み商売するたくましい行商の人たちの姿を見て過ごせます。

駅のホームにぽつりと立っている可愛らしい建物はなんと国王専用の待合室。ほとんど車で移動する王族ですが、昔は電車を利用することも多かったのだとか。この駅からバンコク・フォアランポーン駅までゆっくりと旅を楽しむ外国人も多いので、時間のある人はそんな旅もお勧めです。なぜゆっくりかというと、4時間半かかる上、遅れる事が多く、時間が読めないから…。時間のない人はバスやタクシーを利用しましょう。

タイで唯一王様が作った宮殿ホテル「センタラグランドビーチリゾート&ヴィラズ ホアヒン」

タイで唯一王様が作った宮殿ホテル「センタラグランドビーチリゾート&ヴィラズ ホアヒン」

写真:吉田 彩緒莉

ホアヒンがロイヤルリゾートとして広く外国人に知られるようになったのは「センタラグランドビーチリゾート&ヴィラズ ホアヒン」の存在なくしては語れません。
壮大な木造建築の建物は真っ白なコロニアル調。王族の宮殿そのものの雰囲気を持つこのホテルは1923年にオープンしたタイで最も古いリゾートホテルです。あまりの美しさから「キリングフィールド」を始め映画の舞台になったことも。

古くからタイの王族が避暑地として過ごすホアヒンには、王族を訪ねて海外からの要人が多くやってきました。そこで必要を感じた当時の王であるラマ6世が、タイの国鉄に命じて作らせたという、タイで唯一の王様が作ったホテルなのです。迎賓館的な役割を果たし、プミポン国王も訪れたこのホテルは、王様ゆかりの場所を訪ねる旅にはふさわしい滞在先でしょう?

館内はオープン時そのままのクラシカルな雰囲気を保ち、まるでタイムスリップしたかのよう。そして、王族に招かれたような優雅な気持ちになれます。「センタラグランドビーチリゾート&ヴィラズ ホアヒン」については他の記事で詳しく書かせていただきました。関連MEMOからお読みください。

この1年のタイ旅行は偉大な国王を思い喪に服す素顔のタイ人の心に触れる最後のチャンス

70年という世界一長い在位のプミポン国王。そのためプミポン国王の姿しか知らないタイ人が大多数。そして、タイに行ったことがある人も、何度もタイに行っている人も、プミポン国王が王様だった時代のタイに触れ、タイという国を好きになったり、癒されてきたと思います。

タイに癒され、タイ人に朗らかさや優しさを感じるのは、タイ国民を思い愛し続けてきた王様の心が、タイの人々に届いているからこそ。
そんな時代を共にできた喜びと、そんな一時代を築いた偉大な王様を悼むタイ人の姿は、とても純粋で美しく映るはずです。
そして特にプミポン国王が晩年のほとんどを過ごした王族の避暑地・ホアヒンの人々はその思いが強い!

こんなに厳かなタイ人の姿や、街の様子を見る機会はもうありません。それは、ここまで偉大な王様は、今後出現しないと言われているためです。素顔のタイ人の思いに触れるなら、今が最後のチャンスなのです。

安心してください。外国人観光客は黒や白の服を着なくても、リゾートを楽しんでも咎められません。ホアヒンの観光スポットやナイトマーケットは通常通りに営業し、食事もお酒も飲めます。
でも、ほんの少しだけで心にとめてほしいことがあります。屈託のない笑顔で接してくれるホアヒンの人たちは今、大きな悲しみからやっと立ち直り始めたばかりです。

いつものリゾートより少しだけ色を抑えた服を着て、彼らと気持ちを共有することも、今しかできないロイヤル・ホアヒンの旅だと思います。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/24−2016/04/27 訪問

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