京名物・南禅寺の湯豆腐を名店「南禅寺 順正」の特別な席で!

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京名物・南禅寺の湯豆腐を名店「南禅寺 順正」の特別な席で!

京名物・南禅寺の湯豆腐を名店「南禅寺 順正」の特別な席で!

更新日:2016/11/04 12:28

なべ部 FGのプロフィール写真 なべ部 FG

京名物の湯豆腐と言えば、南禅寺が有名です。豆腐料理は、お寺の精進料理として供されていましたが、後に南禅寺門前の茶屋料理として発展しました。南禅寺界隈には豆腐料理の名店がいくつかあります。その中でぜひお薦めしたいのが、格式高い「南禅寺 順正」。予約なしでも「丹後屋・草々庵」で手軽にゆどうふが楽しめますが、せっかくなら予約して、落ち着いて池泉を眺められる「凉庭閣」で京会席料理をいただきましょう。

京会席料理をいただける「凉庭閣」の暖簾

京会席料理をいただける「凉庭閣」の暖簾

写真:なべ部 FG

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南禅寺の湯豆腐を味わえる代表的なお店「南禅寺 順正」は、事前予約の有無で大きな違いがあります。予約なしでリーズナブルにゆどうふ料理をいただける建物は「丹後屋・草々庵」。京会席料理を予約した場合の、特別な席(個室対応も)がある建物は別棟の「凉庭閣」。料理だけでなく庭園の景色など席の雰囲気も異なります。

予約なしの場合に通されるのは、名物・南禅寺ゆどうふの暖簾がかかる「丹後屋・草々庵」。天ぷらや豆腐の田楽もセットになったゆどうふコース(花)・(月)・ゆばコース等がいただけます。大衆居酒屋のような雰囲気のこちらは、席・時間の予約はできません。

一方、予約すると「凉庭閣」で、池を配した見事な庭園を眺めながら、ゆどうふや湯葉がセットになった京会席料理をいただけます。順正では、落ち着いた雰囲気の「凉庭閣」でいただく京会席料理をインターネットで予約ができ、さらに10パーセント割引の特典もあります。

京会席料理の予約客は、提灯がかかる門を入って一般客の「丹後屋・草々庵」と反対側の右へ折れ、登録有形文化財の「順正書院」建物脇の小径を案内されます。池や木々が見事な庭園に面した眺めの良い「凉庭閣」に通されます。こちらの暖簾(写真)をくぐり建物の中へ。石燈篭の脇で筧から水が流れ落ちています。

「凉庭閣」では、広間でいただく、ゆどうふ会席・ゆば会席や、落ち着いた雰囲気の個室でいただく京会席・雲水などを味わうことができます。

最高級の特別会席は、国の登録有形文化財「順正書院」にて

最高級の特別会席は、国の登録有形文化財「順正書院」にて

写真:なべ部 FG

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正面の門を入った突き当りに、豪勢な入口を構える建物が、国の登録有形文化財に指定されている「順正書院」です。歴史は古く、天保10(1839)年に江戸時代の蘭学医・新宮凉庭が開設した元医学学問所です。幕末の京都の案内書「花洛名勝図会」に描かれた建物が、当時の佇まいを残しています。

最高級の特別会席を予約すると、由緒ある「順正書院」の上質な和室で、総調理長(現代の名工受賞)おまかせの京会席・雲水をいただくことができます。もちろん、室内から眺める庭園は絶景です。

ゆどうふ会席は、 前菜・お造りから

ゆどうふ会席は、 前菜・お造りから

写真:なべ部 FG

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一万円以上する京会席・雲水は、個室で落ち着いていただくことができます。それよりリーズナブルなゆどうふ会席(写真)やゆば会席は、広いガラス戸から、外の見事な庭園を見渡せる広間のテーブル席でいただきます。

テーブルには料理長の名前入りの本日の献立が置かれ、特別感を引き立たせます。先付けの豆乳や彩り豊かな季節の前菜盛り合せ、旬魚のお造りからスタートします。

メインの温物 南禅寺名物 ゆどうふ

メインの温物 南禅寺名物 ゆどうふ

写真:なべ部 FG

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料理を食べ進め、メインのゆどうふが登場します。木製の桶のような専用鍋の真ん中に炭を入れるようになっていて、温度が保たれています。

こだわりの国産大豆と京都の名水で作られ、中国より伝来し食され続けた豆腐。レモン一切れが入った鍋に大きめにカットされた豆腐は、見た目は硬そうで木綿豆腐のようです。口に入れると、ふわっとなめらかな絹ごしのような食感です。特製の出汁入りポン酢タレでいただきます。

コースの後半には、酢の物や豆腐の田楽が運ばれます。季節の炊き込み御飯と赤出し、京漬物でお腹を満たし、最後にデザートで〆。

食後、回遊式庭園の「名教楽地」をゆっくりと

食後、回遊式庭園の「名教楽地」をゆっくりと

写真:なべ部 FG

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食事の後は、外の見事な庭園を散策しましょう。門から案内される時には、ゆっくりとは眺められません。食後で時間が許せるなら、南禅寺山麓からの水が流れる池を配し、周りの木々と調和した庭園の素晴らしさを堪能できます。

秋の紅葉の時期はもちろん、冬の雪景色や新緑の季節など四季折々の姿を楽しめます。また、ライトアップされる夜の情景も風情があります。

門から入って、「順正書院」の建物右へ進む時にくぐり抜ける石門の上には、右から「名教楽地」という文字が刻まれています。「名教の内、自ずから楽地有り」という晋書(中国の歴史書)の言葉に由来しています。「人倫の教えを行う中に、おのずから楽しい境地がある」という先人の教えが込められています。

おわりに

京名物の湯豆腐は、落ち着いた雰囲気の中でゆったりといただきたいものです。順正でいただける京会席は5000円以上で、少々お値段は高くなりますが事前予約がお薦めです。専用の別棟「凉庭閣」で庭園を眺めながらいただくことができます。なお、お料理の内容や値段等は関連MEMOリンクの公式サイトをご確認ください。

もう一軒の有名な南禅寺の湯豆腐発祥のお店「奥丹 南禅寺」もお薦めです。ただし、こちらのメニューは、ゆどうふ一通りのみになります。また、予約ができませんので、紅葉の時期には混雑が予想されます。

食後に落ち着いた雰囲気の庭園でお抹茶はいかがでしょうか?順正から徒歩で数分の穴場、元山県有朋の別荘「無鄰菴(むりんあん)」がお薦めです。関連MEMOの「京都・南禅寺界隈で名庭を眺めつつ抹茶を!無鄰菴」をご参照ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/12/08 訪問

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