大人こそ行きたい 福岡「太宰府天満宮」 あらゆる“登龍門突破”の心強い味方!

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大人こそ行きたい 福岡「太宰府天満宮」 あらゆる“登龍門突破”の心強い味方!

大人こそ行きたい 福岡「太宰府天満宮」 あらゆる“登龍門突破”の心強い味方!

更新日:2016/11/09 10:43

万葉 りえのプロフィール写真 万葉 りえ アマチュア写真家

学問の神様として知られる天神様・菅原道真公。入試が近づいてくると福岡の太宰府天満宮にはたくさんの受験生や家族がお参りに訪れます。なかには学校や予備校の団体での祈願も。
このように広域から人々の信仰を集めている大宰府天満宮ですが、天神さまの神徳は入試だけではないのです。ここは様々な登龍門を突破するための心強い味方。子どもだけじゃなく、大人になっても参拝したい天満宮についてご紹介していきましょう。

人生の節目に寄り添う、太宰府天満宮

人生の節目に寄り添う、太宰府天満宮

写真:万葉 りえ

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七五三でお参りし、小学校の入学前にも訪れて「しっかり勉強できますように」と祈願する。また入試の前になれば合格を祈って訪れる…地元では、そのように子どもの成長につれて学問の神様・太宰府天満宮へと何度も訪れることがめずらしくありません。

しかし、ここは子どものためだけの神社ではありません。何かの資格だったり、採用だったり、人生には変化がつきもの。努力はしたうえで、やはり背中を押してくれたり、落ち着かせてくれたりする力が欲しいもの。そのような時にも、天神さまは神徳をお持ちなのです。

入試が本格的に始まってくる10月は太宰府天満宮の「特別受験合格祈願大祭」の期間となりますが、入試以外でも乗り越えなければならない難関は時期を問いませんよね。

行きと帰りで形が異なる楼門

行きと帰りで形が異なる楼門

写真:万葉 りえ

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検定や、資格試験など、時期を問わずやってくる大人になってからのステップアップ。その難関を突破できるように、まずはそれぞれの願いを込めて楼門を通り本殿へ向かいましょう。

じつは、この楼門は本殿側からと太鼓橋側からでは形が違っているのです。まるで、何かの登龍門(登竜門)を通る前と通ってからではその人の考えや周りの環境が違ってくるように、くぐる前と本殿に参ってからでは違って見えるように作られた不思議な楼門なのです。

願い事を心に強く思いながら通る際には、ちょっと楼門の上も見上げてください。気が付かれない方も多いと思いますが、楼門の中にはこのように大きな提灯が掲げられているのです。提灯は暗い中で道先を照らすもの。どうぞ、願い事に明るい光を照らしてくれますように。

桃山時代に造営されたご本殿が建つのは、道真公ゆかりの地

桃山時代に造営されたご本殿が建つのは、道真公ゆかりの地

写真:万葉 りえ

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幼少のころから神童とのうわさが高く、讃岐守として国司となっていた時には領民にも慕われていたという道真公。帰京後は宇多天皇の信任も厚くなりますます政務に励んでいきます。しかし、昇進をねたまれてしまい、時の左大臣・藤原時平に讒言(ざんげん・事実をいつわること)されて左遷されたのでした。(※道真公の大宰府への道行きについては、下記MEMOの水鏡天満宮を参照ください。)

903年、失意のうちに道真公は大宰府で亡くなってしまいます。その墓所に905年に道真公を慕った門弟の味酒安行(うまさけのやすゆき)が廟を建てたのが現在へと続く太宰府天満宮の始まりです。919年になると、道真公の生前の忠誠を追想された醍醐天皇によって社殿が造営されます。

現在ご覧いただいている社殿は、1591年に筑前国主だった小早川隆景が5年もの歳月をかけて造営したものです。

欄間に描かれた、龍門を超えていくパワー

欄間に描かれた、龍門を超えていくパワー

写真:万葉 りえ

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五月の端午(たんご)の節句では、鯉(こい)のぼりがはずせませんよね。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、鯉のぼりの鯉は池の中を優雅に泳ぐ鯉ではなく、滝登りをするという鯉。龍門にある滝を超えることができた鯉・・つまり、難関を乗り越えた鯉は、龍になるという登龍門伝説からきたものなのです。

道真公自身も、当時もっとも厳しいといわれた「文章博士」という難関を三十代で超えた人物でした。
小早川隆景が建てたこの桃山時代の豪壮華麗な様式を持つ本殿でお参りがすんだら、今度は本殿の右手側で欄間を見上げてみてください。そこに見えるのは、今も鮮やかな色彩で鯉に乗って龍門へ向かおうとする道真公の姿です。

天満宮ならではの御神牛

天満宮ならではの御神牛

写真:万葉 りえ

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太宰府天満宮だけでなく、道真公ゆかりの神社には牛がたくさんまつられています。道真公自身が丑年の生まれ。そして、太宰府天満宮がこの地にあるのも牛が関係しているのです。

道真公がなくなった後に墓所に決めていた場所は、じつは天満宮が建っている場所ではありませんでした。牛にひかせて道真公のなきがらを運んでいたのですが、この場所に来たとたんに牛が動かなくなってしまったというのです。牛を動かすためにさまざまに試みたのでしょうが、牛も何かの力を授かったのでしょう、とうとうここを墓所にすることになったといいます。

現在の太宰府天満宮内にも牛がいくつもまつられています。天満宮のホームページには「御神牛を探せ!」というコースも案内されているので、参考にしてパワーをもらってくださいね。

次のステージへ向かうパワーを、太宰府天満宮で

大人になってからも様々な門が待っている現代。太宰府天満宮はこのように子どもの成長を祈願するだけではない神社なのです。

最後にもう一点。
太宰府天満宮には迷うくらいお守りが揃っています。その中で、幾度となくこの神社を訪れている筆者が特にお勧めしたい“ここならでは”のものがあります。それが、太宰府天満宮のシンボルである梅のマークが入った鉛筆。
さすが「学問の神様」なのですが、学問というのは子どもだけのものではないはず。それぞれの龍門に向けて勉強するときや試験本番の時には、ペンケースにこの鉛筆を入れておいてはいかがでしょうか。

大人になっても、いえいえ、大人だからこそ行きたい太宰府天満宮。
太宰府天満宮の祈願を力にして新しいステージへ向かっていきませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。

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