意識高い系の観光スポット!東京都北区「渋沢史料館」で渋沢栄一に学ぶ

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意識高い系の観光スポット!東京都北区「渋沢史料館」で渋沢栄一に学ぶ

意識高い系の観光スポット!東京都北区「渋沢史料館」で渋沢栄一に学ぶ

更新日:2016/11/15 12:27

KISHI Satoruのプロフィール写真 KISHI Satoru 岬の狩人、伝記研究者、旅するパンクス

実業家・渋沢栄一を御存知でしょうか? 金融、鉄道、海運、製造、化学、農林など多岐に渡る事業に関係し、日本の近代経済社会の礎を築いた人物です。その渋沢栄一の事績や思想を紹介する文化施設が「渋沢史料館」。
草花が豊かで自然溢れる北区王子「飛鳥山公園」内にある「渋沢史料館」の本館を御紹介致します。

東京都北区「渋沢史料館」の概要とアクセス

東京都北区「渋沢史料館」の概要とアクセス

写真:KISHI Satoru

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東京都北区王子の「飛鳥山公園」の一角にあるのが、こちらのお洒落な建物。多くの事業に携わり、日本の近代経済社会の基盤を築いたと言われる実業家・渋沢栄一(しぶさわ えいいち、1840年〜1931年)の事績や思想を紹介する「渋沢史料館」の本館です。

京浜東北線・王子駅の南口から徒歩で約5分、都電荒川線・飛鳥山停留場から徒歩で約4分とアクセスも便利な立地。また北区コミュニティバス・飛鳥山公園停留所から徒歩で約3分と各種の交通機関が利用できるのもオススメのポイントです。

1879年(明治12年)から別荘として、1901年(明治34年)からは本邸として利用された渋沢栄一の邸宅があった場所に「渋沢史料館」が建てられています。

渋沢栄一の事業の数は?身長は?

渋沢栄一の事業の数は?身長は?

写真:KISHI Satoru

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当初の「渋沢史料館」は旧邸内に残る「晩香廬(ばんこうろ)」と「青淵文庫(せいえんぶんこ)」を施設として開館。1998年(平成10年)に本館を増設して、現在は3つの建物で構成されています。

では、その渋沢栄一は、どんな人物であったのか?その生涯に関係した事業の数は約500と言われています。これだけでも既に驚きの業績ですが、さらに関連した社会公共事業その他の非営利事業の数は約600。

合計で約1100もの事業に様々な形で携わったのです。そんな偉大な人物が「渋沢史料館」の本館の入り口で出迎えてくれます。

こちらは等身大パネル。さて、渋沢栄一の身長は、何センチだったのでしょうか?写真を見て想像してみて下さい。あれ、思ったよりも…。
そう、実はあまり背が高くありませんでした。正解は約150センチ。まさしく小さな巨人です。

渋沢栄一の考えの基本となる「論語と算盤(そろばん)」

渋沢栄一の考えの基本となる「論語と算盤(そろばん)」

写真:KISHI Satoru

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渋沢栄一は、現在の埼玉県深谷市で農業の他に養蚕(ようさん)や染料の藍玉(あいだま)の製造、販売などを営む家に生まれます。幼い頃に漢学を学び、家業を手伝いながら成長。この二つが後に、倫理と事業の両輪が必要であると説く「道徳経済合一説」に結び付きます。その考え方は渋沢栄一の著書のタイトルにもなった「論語と算盤」にもよく表れています。

携わった事業には、第一国立銀行(現在のみずほ銀行)、王子製紙(現在の王子ホールディングス)、東京地下鉄道(現在の東京メトロ)、日本鉄道(現在のJR東日本)、東京電灯会社(現在の東京電力)、京阪電気鉄道、札幌麦酒会社(現在のサッポロビール)、官営富岡製糸場…などなど並べていくと切りが無いほど。

2階の展示室では、その生涯と業績が分かりやすく紹介されています。こちらには携わった企業の当時の写真が飾られています。その数の多さを充分に実感できる壮観な展示です。

商業教育、女子教育にも尽力・数多くの社会公共事業にも参画

商業教育、女子教育にも尽力・数多くの社会公共事業にも参画

写真:KISHI Satoru

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青年時代には、天皇を尊崇し、外国を排除するといった尊王攘夷の運動に関わったり、一橋慶喜(ひとつばし よしのぶ、または徳川慶喜、1837年〜1913年)に仕え、やがて幕臣となったり、はたまたパリ万博幕府使節にお供したりと、本当に紆余曲折を経て、渋沢栄一は実業家の道へと進みます。

様々な企業の運営に関わりながら、学校の設立や育成にも携わり自身が校長や館長となる場合もありました。現在の一橋大学、早稲田大学、東京経済大学、二松学舎大学、同志社大学、日本女子大学、東京女学館大学など。その他にも東京慈恵会、日本赤十字社、癩予防協会などの設立や育成に携わります。

こちらでは、渋沢栄一と親交のあった人物と共に関係した学校についてのパネルや資料が展示されています。あなたの卒業した学校もあるかもしれませんね。

ミュージアムショップにはオリジナルグッズが多数

ミュージアムショップにはオリジナルグッズが多数

写真:KISHI Satoru

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「渋沢史料館」の本館1階には、受付の他に関連書籍の閲覧コーナーやミュージアムショップもあります。可愛らしい栞から風呂敷、トートバッグとオリジナルグッズも豊富に取り揃え、その他にも渋沢史料館が編集したガイドブックや文庫本、ポストカードなど、手頃なお値段から販売されています。

こちらに訪問した記念に、またはお土産にと購入するのもオススメです。また本館の直ぐ近くには、洋風茶室の「晩香廬」、書庫として建設された「青淵文庫」もあるので合わせて見学してみて下さい。

東京都北区西ヶ原「渋沢史料館」のまとめ

「渋沢史料館」のある「飛鳥山公園」には、さらに2つの博物館があります。北区の歴史・民俗・自然が楽しく学べる「北区飛鳥山博物館」と日本の本格的な洋紙の機械製造が始まった地である北区王子に建てられた「紙の博物館」。

お得な3館共通チケットもあるので、是非そちらも活用してみて下さい。また「飛鳥山公園」には、草木や花々、子供向けの遊具なども揃っているので、休日の散歩やピクニックにも最適です。

以上、日本の近代経済社会の礎を築いた実業家・渋沢栄一を顕彰する東京都北区西ヶ原にある「渋沢史料館」の御紹介でした。

撮影協力:渋沢史料館

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/18 訪問

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