駅伝客にパン配布!箱根5・6区は「宮ノ下スタイル」でひと味ちがう観戦を

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駅伝客にパン配布!箱根5・6区は「宮ノ下スタイル」でひと味ちがう観戦を

駅伝客にパン配布!箱根5・6区は「宮ノ下スタイル」でひと味ちがう観戦を

更新日:2017/12/12 15:47

咲田 みつるのプロフィール写真 咲田 みつる ハイカー、旅好きのヨガインストラクター

お正月の風物詩「箱根駅伝」。現地で応援するならどこに行きますか?大手町?芦ノ湖?それとも花の2区?だけど箱根の山も捨てがたい!各々の区間に魅力があるため迷いますね。そんなあなたに朗報!思い出に残る特別な応援が出来る町があります。それは5・6区の箱根・宮ノ下温泉郷。何と応援客にシチューパンを無料配布!「宮ノ下スタイル」と呼ばれる独特のおもてなしで、選手のみならず応援客もあったかくする工夫がいっぱい!

近っ!「山の神」が目の前に降臨する!5区の醍醐味を堪能せよ

近っ!「山の神」が目の前に降臨する!5区の醍醐味を堪能せよ

写真:咲田 みつる

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毎年1月2日・3日に行われる「箱根駅伝」。正式には「東京箱根間往復大学駅伝競走」といいます。関東学生陸上競技連盟に加盟している大学から、選ばれた21チームが参加し、往路5区間と復路5区間の計217.1キロでしのぎを削ります。(主催:関東学生陸上競技連盟 共催:読売新聞社)

その区間の中でも知る人ぞ知る応援スポットが「箱根・宮ノ下」。クラッシックホテルとして有名な富士屋ホテルがある町としても知られています。ここは往路で言えば5区・復路で言えば6区。片側1車線の山あいの温泉街。歩道はとても狭く、沿道で応援しようとすれば、前後には大人2〜3人くらいしか並べません。その為、人垣は薄く、横へ横へと伸びていきます。

近っ!「山の神」が目の前に降臨する!5区の醍醐味を堪能せよ

提供元:宮ノ下商店会

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しかし、それは裏を返せば、選手をごく間近で応援できるということ!有名中継所のような厚い人垣越しではなく、選手が本当に目の前を通過します。特に5区は箱根の上りを担うスター選手「山の神」が、その本領を発揮する場面。これを生で間近に見られるなんて、本当に贅沢です!

ただし『歓迎イベント』が行われる宮ノ下中心部は込み合うため、出来るだけ早く訪れて立ち位置を確保したいものです。

<宮ノ下 観戦データ>
■宮ノ下中心部の選手の通過予想時刻
往路:1月2日 12:40ごろ〜13時すぎ
復路:1月3日 8:30時頃まで(芦ノ湖スタートの直後)

■最寄り駅:箱根登山鉄道「宮ノ下」
※イベント会場である富士屋ホテル(ホテル前の駐車場)へは徒歩約7分。

交通規制も行われることから、車よりも公共交通機関での訪問をおすすめします。
さらに、早めに訪れた人には、とっておきのお楽しみが!

1月2日応援客に配布される「宮ノ下シチューパン」があったかい

1月2日応援客に配布される「宮ノ下シチューパン」があったかい

提供元:宮ノ下商店会

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「宮ノ下スタイル」で、あったかく迎えられるのは選手だけではありません。何と約20年前から、宮ノ下商店会オリジナルのあったかい「宮ノ下シチューパン」が、応援客に振る舞われています(数量限定・1月2日のみ。2018年は11時からのセレモニー終了後、600個配布予定)。

中には濃厚なビーフシチューが入っており、冷えた体を温めてくれます。器を兼ねたパンはサクサクしているのに中身がもれることもなく、意外にも食べやすい!

当日はイベント会場である富士屋ホテル前の駐車場で配布され、長蛇の列となります。目安として、配布開始1時間前の10時には並ぶようにしましょう。しかしパンの配布は「宮ノ下スタイル」の一端にしかすぎません。ではその全容とは…?

全ての選手を応援!町中を彩る応援メッセージがあったかい!

全ての選手を応援!町中を彩る応援メッセージがあったかい!

写真:咲田 みつる

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「宮ノ下スタイル」の最大の特徴は、『大学の垣根を超えて、選手を応援しよう』という方針です。箱根駅伝当日の宮ノ下で印象的なのが、至る所に貼り出させた手作りののぼり。その総数は500枚!

毎年60〜70枚を新しいものに入れ替えるべく、地元の有志の方がすべて手書きで仕上げます。その文言の一部をご紹介しますと…
「一走入魂!!」
「翔べ ありのままの走り」
「ぼくらのエネルギー」
「前をむいて 上をむいて」
「絆・勝負の年」
…と、非常にハートフルなものばかり!この手作りののぼりには、やはり特定の大学名はなく、全ての選手を応援するというあったかいオーラがにじんでいます。もちろん、冬空の下で選手を待ち続ける応援客にとっても、カラフルな街並みは心に染みます。

選手は名前で応援する!オリジナルの応援アイテムがあったかい!

選手は名前で応援する!オリジナルの応援アイテムがあったかい!

写真:咲田 みつる

さらに宮ノ下では、オリジナル応援アイテムを無料配布しています。必ず手にして欲しいのが、当日5区・6区を走る選手の名前の読み方一覧表。当日の朝発表された選手情報をもとに、ひらがなで大きく書かれています。

なぜ、読み方を知る必要があるかと言いますと、「宮ノ下スタイル」では大学名ではなく、選手を名前(苗字)で呼んでエールを送るというこだわりがあるからなのです!宮ノ下は箱根駅伝のハイライトともいえる「箱根の山」エリア。特に往路では過酷な上りが続きます。そんな中、自分の名前を呼んでくれる応援者が沢山いたら、選手は本当に励みになるでしょうね。

さらに1月2日にはオリジナルメガホンの配布も。メガホンの色は前年の優勝校のチームカラーを採用するというこだわりぶり。これにもやはり特定の大学名ではなく、関東学生陸上競技連盟に加盟している大学名が全て入っています。

「選手の名前」を大合唱!応援客を巻き込む町ぐるみの声援があったかい

「選手の名前」を大合唱!応援客を巻き込む町ぐるみの声援があったかい

提供元:宮ノ下商店会

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1月2日の歓迎イベントは11時から富士屋ホテル前で行われます。ここでは駅伝の順位が随時ボードに貼り出され、いよいよの時になると「もうすぐ選手が通過します。○○選手です。皆さん大学名でなく、名前で応援しましょう!」といったアナウンスが響き渡ります。応援客も、小さな町&道の狭さゆえに周辺との一体感を感じやすく、自然とこの応援スタイルに馴染んでいくのです。この「地の利」まで活かした熱〜い応援が宮ノ下スタイルの真髄です!

※「応援イベント」ではなく「歓迎イベント」という名称が使われているのには、『選手だけでなく、訪れるすべての人を歓迎しよう』という地元主催者側の思いが込められています。

箱根の周辺観光も楽しもう・ランチや入浴とセットのツアーも

宮ノ下は5区・6区ではありますが、芦ノ湖からは10キロほど離れており、「往路のゴールや復路のスタートが見たい!」という方の応援場所には向かないかもしれません。しかしノスタルジックな街並みに商店・温泉施設・宿泊施設・お土産屋さんが並び、駅伝応援前後に楽しめるスポットが沢山あります。

また、関東地方出発のバスツアーでは、駅伝当日限定で宮ノ下界隈のホテルの食事・温泉をセットにした日帰りプランもあり、有名店を気軽に利用できるチャンスです。
さらにひと足伸ばせば、芦ノ湖や美術館めぐりなどの周辺観光も可能。早めに現地入りし、ここにしかない熱〜い応援でいつもと違うお正月を楽しんでください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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