古代神殿と銅剣の迫力を見逃すな!島根県立古代出雲歴史博物館

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古代神殿と銅剣の迫力を見逃すな!島根県立古代出雲歴史博物館

古代神殿と銅剣の迫力を見逃すな!島根県立古代出雲歴史博物館

更新日:2016/11/01 17:31

島塚 渓のプロフィール写真 島塚 渓 トラベルライター

「島根県立古代出雲歴史博物館」は2007年に出雲大社に隣接する場所にオープンした博物館。広大な展示スペースでは、出雲大社を中心とした古代出雲の歴史が分かりやすく紹介されています。

館内の数ある展示品のなかでも、古代出雲大社の柱や復元模型、そして大量に出土した銅剣は見逃せません。今回は古代出雲の姿を彷彿とさせるような、唯一無二の展示品を中心に紹介していきます。

合計で4つもの展示室が

合計で4つもの展示室が

写真:島塚 渓

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島根の人気観光スポットとして常に上位にランクインしているのが「出雲大社」。言わずと知れた全国有数の縁結びスポットです。

この隣に2007年にオープンしたのが「県立古代出雲歴史博物館」。広大な敷地と展示スペースを誇り、古代出雲を扱った「テーマ別展示室」や島根の暮らしと文化を扱った「総合展示室」など、あわせて4つの展示室で構成されています。それぞれの展示スペースにかなりの広さがあり、常設展だけでも十分に見ごたえがあります。すべての展示品を丁寧に見ていこうと思えば、見学時間を少し長めに見積もっておいたほうがいいかもしれませんね。

かつての出雲大社の柱が!

かつての出雲大社の柱が!

写真:島塚 渓

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博物館に入ってまず目を引くのが、ガラスケースのなかに展示された巨大な木の柱。これはかつて出雲大社の本殿を支えていた柱の1つと言われています。直径1.35mもある杉の大木を3本束ねたこの柱は、あわせて直径3m以上にもなります。そんな巨大な柱が合計9本もあって本殿を支えていたことを思うと、古代の出雲大社がどれだけの規模だったかイメージできるのではないでしょうか?

かつての出雲大社神殿の姿はいかに!?

かつての出雲大社神殿の姿はいかに!?

写真:島塚 渓

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平安時代の書物に「雲太」という名称で登場する出雲大社は、古代日本で1番高い建物だったと記録されています。現在の出雲大社本殿の高さは約24mですが、平安時代にはその2倍の48mもの高さを持つ超高層神殿であったと言われています。

しかし、長らくこの古代神殿の存在を信じる人はあまりいませんでした。当時の技術でそんな大きな木造の建物をつくることは、不可能だと考えられてきたからです。

ところが、前述した巨大な木柱の発見により、高層神殿の姿が現実味を帯びるようになってきたのです。「古代出雲歴史博物館」の展示室には、学説をもとに復元した1/10の木造模型があり、見上げると空に浮かび上がるように神殿が建てられていたことが分かります。その姿はまさに古代の空中神殿といっても過言ではありません!

国宝にも指定される大量の銅剣

国宝にも指定される大量の銅剣

写真:島塚 渓

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「県立古代出雲歴史博物館」の目玉展示品の1つが、壁いっぱいを埋め尽くす銅剣。1984年に県内にある「荒神谷遺跡」から出土した358本もの銅剣が、一部のレプリカを含めて一挙に飾られています。

それまで日本全国で約300本しか見つかっていなかった銅剣が、「荒神谷遺跡」だけでこれを上回る数の発見があったという、まさに奇跡のような展示品になっています。実際に大量の銅剣が一同に並ぶ姿は圧巻なので、ぜひ自分の目で確かめて下さい。

ミュージアムショップもお見逃しなく!

ミュージアムショップもお見逃しなく!

写真:島塚 渓

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この博物館は古代の歴史を中心に扱っているということもあり、ミュージアムショップにもちょっとした工夫がされているんです。館内のお土産コーナーには“はにわ”や“勾玉”といった古代史を象徴するアイテムがズラリ。他の博物館ではなかなかお目にかかれないレアなお土産は必見です。

そして縁結びスポットの出雲ということだけあって、値札の“円”の字が“縁”になっているのもポイントです。こうしたちょっとした遊び心も来館者の心をくすぐりますね。

まだまだ魅力的な展示品がいっぱい

今回は人気の高い展示品を中心に「県立古代出雲歴史博物館」の魅力を紹介しました。ここでは取り上げることができなかった江戸時代の『古事記』や加茂岩倉遺跡から出土した「銅鐸」など、まだまだ貴重な収蔵品がたくさんあるので、実際に足を運んで鑑賞してみてください。

そして、上述したように「県立古代出雲歴史博物館」は展示スペースが広く常設展だけでも十分に見ごたえがあるので、あらかじめ時間に余裕をもって来館することをおススメしますよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/15 訪問

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