写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る青蓮院門跡へは地下鉄東西線東山駅が最寄り駅で、駅から徒歩約5分ほどで到着。清水寺から高台寺あたりを散策してから来る方は除夜の鐘で有名な知恩院まできたらもうすぐそこです。
門前には、浄土真宗の祖 親鸞(しんらん)聖人が手植えをしたと伝えられる樹齢800年の大クスノキがあり、入り口の目印になってくれています。
入ってすぐのところにある宸殿(しんでん)前では、早速紅葉が。格式ある建物に紅葉がよく映えます。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る入り口から奥に入っていくと書院の華頂殿があります。斬新なデザインのビビットな襖を抜けていくと、青蓮院門跡ご自慢の池泉回遊式庭園が目の前に。
この庭は2010年に公開された映画「大奥 男女逆転」のロケ地にもなった場所です。華頂殿は、嵐の二宮和也さんが座り、お香の匂いをかぐシーンが撮影された場所でもあります。
実は、ここで座ってお抹茶とお菓子をいただくことができます。
大奥気分に浸りながら、美しい庭を眺めてお茶で一服してはいかがですか?
お抹茶・お菓子:500円
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る華頂殿の目の前に広がる庭は室町時代の相阿弥の作といわれ、栗田山を借景にした趣のある庭園。
奥には、後櫻町上皇が仮御所として使用したあと、学問所として使われた好文亭も見ることができます。
庭園全体が紅葉になるということはないですが、ところどころにある赤や黄色が庭園に色を添え、趣ある雰囲気を味わうことができます。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るお抹茶で一息ついたら庭園を散策してみましょう。霧島の庭と呼ばれる庭園には霧島じつじが植えられ、5月上旬には一斉に真っ赤なつつじが庭園を彩ります。
5月のつつじの時期が人気ですが、実は美しい紅葉も見ることができます。
京都の紅葉スポットの定番にはなっていないため、人もまばら。
「京都の紅葉シーズンは人を見に行ったみたい!」という方もいらっしゃいますが、人混みに疲れたら、青蓮院門跡内の庭園散歩はいかがですか?
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る青蓮院門跡にはもう一つ隠れた紅葉スポットがあります。それは日本三不動の一つ青不動明王が安置されている部屋の手前「小御所」にある紅葉。小御所は後櫻町上皇が仮御所として使っていた際、居間として使われていた場所です。
建物のすぐそばにある紅葉が渡り廊下にかかり雅な雰囲気を醸し出しています。
あまり人もいないので廊下に座って紅葉をゆっくり眺めてください。
写真撮影も心ゆくまでできますよ!
いかがでしたでしょうか?京都の紅葉シーズンはどこも大混雑。人混みを避けて紅葉を楽しみたい方はぜひお立ち寄り下さい。
また、青蓮院門跡は毎年、春と秋に夜の特別拝観と称して、ライトアップも開催しています。さまざまな工夫がこらされたライトアップは一大エンターテイメント!青く光る庭はまるで海のようです!昼間は紅葉を夜は光の海を鑑賞してはいかがでしょうか。
また、京都の穴場紅葉スポット「南禅寺編」も下記リンクから見てみてくださいね!
夜の特別拝観
期間:2014年 10月24日〜12月23日
開催時間:18:00〜22:00
拝観料:800円
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(2024/12/4更新)
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