おとぎ話やRPGの世界が実在!ドイツ・ローテンブルクのベストシーズンは?

おとぎ話やRPGの世界が実在!ドイツ・ローテンブルクのベストシーズンは?

更新日:2018/07/31 10:12

ろぼたんのプロフィール写真 ろぼたん 週末の旅人、北国グルメ推進委員会
「童話の世界」、「世界で最も可愛らしい街」などとその美しさを表現されるドイツ・ローテンブルク。春〜秋にかけては花々が窓辺を飾り、クリスマスマーケットが開催される12月にはおとぎの国の雰囲気となる人気の観光地です。

冬は営業中の店が少なくなるものの、低価格となる旅行費用が魅力。中世の街並みは、RPGの宿場町のような世界観がありますよ。絵本のページをめくったときに見えた童話の世界が待っています。

おとぎの国となる春〜秋。窓辺を飾る花々や可愛らしい看板に胸キュン

おとぎの国となる春〜秋。窓辺を飾る花々や可愛らしい看板に胸キュン

写真:ろぼたん

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カワイイものが大好き、童話のようなメルヘンチックなヨーロッパを体験したいと思うなら、ドイツの旧市街を巡る旅がオススメ。三角屋根の可愛らしいお家、ジブリ映画に出てきそうな凝った看板、ドイツロマンチック街道沿いの旧市街には絵になる街並みが数多くあります。

ご紹介する「ローテンブルク」もそのひとつ。見所がギュッとまとまっていて、数時間程度の散策でも街の雰囲気を楽しめますし、お土産屋さんやレストランなどとあわせて、半日〜1日かけてじっくりと観光することもできます。ロマンチック街道で街歩きをするのにピッタリな街です。天気がよければ、市庁舎の塔の上から街並みを眺めたり、街全体を囲っている城壁の上を散策してみるなど、様々な角度から街並みを楽しむことができるのも魅力のひとつです。

ガイドブックや観光パンフレットの定番スポットは見逃せない

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旧市街の見所をいくつか紹介しましょう。写真はプレーンラインという街並みが最も美しく見えるといわれるスポット。春〜秋にかけての観光シーズンには、世界中から観光客が訪れるため、常に人だかりのある名所です。観光客やスリを気にせず写真を撮りたいなら、城壁近くや城壁内に宿をとって、早朝や夕方に訪れましょう。

マルクト広場という市庁舎のある大きな広場には、ローテンブルクの街を救ったという英雄が登場する「からくり時計」があり、1時間ごとにからくり人形がワインを飲む姿を見せてくれます。

ドイツ料理を味わえるお店も多いのですが、ドイツ料理の多くは日本人の口に塩辛く感じるものが多いのも特徴です。そこを大量のビールやワインで流し込むというドイツ流儀にチャレンジしてみるのも旅の醍醐味。ローテンブルクの街を救った英雄に乾杯するつもりで、試してみてはいかがでしょう。

巨大人形がお出迎え!お土産探しは年中クリスマスな雰囲気のお店で

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日本からのドイツツアーでも、ほとんどのツアーで立寄るスポットとなっている人気の観光地、ローテンブルク。小さな街の中に見所が詰まっています。

街中は年中クリスマスグッズやオーナメントを販売しているお店や、巨大なくるみ割り人形、人間より大きなテディベアを店頭に飾るお店もあり、かわいいものがいっぱい。ドイツ旅行中のお土産探しに困りませんよ。

クリスマスシーズンは絵本をめくるように街歩きを楽しみたい

クリスマスシーズンは絵本をめくるように街歩きを楽しみたい

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旧市街の中心、マルクト広場にはドイツの名物お菓子「シュネーバル(スノーバレン)」といったスイーツを扱うお店も並んでおり、ショーウィンドウを眺めるだけでもワクワクがとまりません。天気がよいときには、店の外に雑貨を可愛らしく並べて展示販売をするお店もあり、オモチャの国に迷い込んだ気分に。城壁内を散策すれば、絵本を1ページめくる度に広がったグリム童話の世界が目の前に飛び込んでくるのを体感できるはず。

マルクト広場は、クリスマスシーズンや観光客の多いサマーシーズン、お祭りの時期などに屋台が出て賑やかな雰囲気になります。特にドイツのクリスマスマーケットはメルヘンチックな世界が味わえますよ。ただし、冬の防寒対策は必須。石畳の足元から寒さが上がってきます。
温かいホットワインなどで身体を温めながら観光を楽しみましょう。

タイムトラベラーになれる場所。中世の世界を体感しよう

タイムトラベラーになれる場所。中世の世界を体感しよう

写真:ろぼたん

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旅行費用を抑えることができる冬。ハイシーズンと比較すると、半額以下なんてこともある穴場なシーズンです。冬は営業していないお店もあり、夏場ほどの賑やかさはありません。ただし、観光客の数が少ない分、街並みをじっくり見て周ることができますよ。

中世の趣きをそのままに残した通りを歩いていると、RPGの世界の住人になった気分が味わえるかも。写真では、アミューズメントパークのように、作りこんだ街に見えるかもしれません。しかし、実際にローテンブルクの街を訪れてみれば、城壁、家、看板、その一つ一つから街の歴史、文化といった重みが伝わってくるはずです。誰もいないタイミングで佇むと、タイムスリップしたかのような感覚に。タイムトラベラーになった気分を味わえますよ。

いつ行く?ドイツ・ローテンブルクのポイントをピックアップ

暖かい季節と寒い季節、どちらにも見所があり、何を楽しみたいかや予算によっても訪れるべき季節はかわります。初めて訪れるならオススメは春〜秋にかけてのシーズン。メルヘンチックな可愛らしさが街を飾る花々などで増し、童話のような雰囲気を味わうことが出来ます。

予算重視なら冬。年中クリスマスのような雰囲気のあるローテンブルクですが、特に12月はクリスマスマーケットも開催されて、街歩きの楽しさが増すシーズンです。

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