写真:旅人間
地図を見る観光列車と言う響きを聞くだけで、旅行好きな人はワクワクすると思いますが、近畿日本鉄道には伊勢市駅から賢島駅の区間(片道約60分)で1日2往復、土曜、日曜、祝日のみ運行している「つどい」と言う列車があります。
伊勢志摩を走る観光列車と聞けば、景観を楽しむと言ったイメージがあるかと思いますが、実は車内で子供がおもいっきり遊べる列車なのです。このような列車に乗ってしまうと「降りたくない〜もっと遊ぶ」と泣き叫ぶ子供の姿も。とにかくファミリーには超楽しく、おすすめの観光列車です。それでは、順に紹介しましょう!
列車に乗り込んだ瞬間、子供達の目はキラキラと輝き出し、一心不乱に走り出す。その先にはハンモックやボールプールがあります。遊びに夢中になった子供達も列車が動き出すと、外を見て動いているのを確認し、そしてテンションは最高潮に達します。とにかく楽しそうで、まさに遊べる列車。それにしてもハンモックがあるって夢のようだと思いませんか。
もちろん、子供にボールプールの環境を与えてしまうと、車内でボールを投げ合ったり、ハンモックをブランコ代わりにしたりメチャクチャな状況にならないか心配になりますよね。でも目の前には係りの方が常駐していますので基本的には大丈夫と言えるでしょう。
写真:旅人間
地図を見る小学生以下の小さな子供達におすすめなのが、1号車にある「風のあそびば」と言う名のプレイルーム。ここでは扉部分にスリットが開いていて風が入ってくる仕組み。心地よい自然の風を感じながら遊べる空間になっているのがユニーク。
この車両は靴を脱いで柔らかいカーペットの上で遊ぶことが出来ます。椅子もソファーも柔らかいので、まだヨチヨチ歩きの子供さんも安心。そして、志摩スペイン村パルケエスパーニャのキャラクターの大きなぬいぐるみや、海をイメージしたぬいぐるみがあり、ここではぬいぐるみに抱き着いて離れない子供が多いようです。
写真:旅人間
地図を見るこの観光列車で子供にぜひ体験させてあげたいのが、3号車にある「こども運転台」。ここではリアルに列車を運転しているような体験が出来る場所。実に興味深いのは本物の運転手さんの座席は左にあるのに対して、こども運転台は右にあり正面には線路が見える事。要するに子供は自分が列車を運転している気分に浸れることが出来ます。
また、この運転台は3分間のタイマーが設置され、一人の子供が独占してしまう事もなく、順番に等しく楽しめる仕組みもお見事。特に伊勢から賢島に向かう列車が進行方向でより楽しめます。そして運転手さんの帽子と制服もあり、着用して車掌さん気分を演じるにはもってこい!親が子供の写真を撮る楽しみもありますね。
写真:旅人間
地図を見る伊勢志摩を走る観光列車は、もちろん景色も楽しむ事が出来ます。窓側に向けられた座席の前にはテーブルもあり、ここにお菓子やジュースなどを置き、談話を楽しんでいると…車窓は海景色に変化して行く。こんな旅行を楽しむのは最高です。
実はこの観光列車、車内に物販コーナー&バーカウンターがあり、軽食やコーヒーやジュース、またビールも販売され、伊勢志摩の特産品も販売されています。更に子供達が喜ぶように4個100円で買える駄菓子屋さんも設置されています。まだ小さな子供さんの場合、ここが初めてのお買い物と言ったケースもきっとあるでしょう。
写真:旅人間
地図を見るこの観光列車「つどい」は乗り心地も良く、子供はメチャクチャ喜びます。ただ土日しか運航していませんので混雑し満席になってしまう場合もあるかもしれません。もし乗車する事が決まっているなら、事前に観光列車料金を購入しておくことをおススメします。詳しくは下記MEMOの公式サイトにてご確認下さい。
販売:近畿特急券発売窓口、旅行会社など
料金:片道大人300円 こども150円
(観光列車料金のほかに普通運賃が必要です)
※2016年11月時点
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(2025/2/7更新)
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