ハートの鯉で恋成就!新たなパワースポット岐阜「モネの池」

ハートの鯉で恋成就!新たなパワースポット岐阜「モネの池」

更新日:2016/11/09 09:55

Saito Junsoのプロフィール写真 Saito Junso 旅ブロガー、トレッカー
岐阜県関市にある“モネの代表作「睡蓮」”のようと称され一躍有名になった通称「モネの池」。実はここが今新たなパワースポットとして注目されています。池で泳ぐ鯉の体にハートの模様をもつ鯉がおり、これを見ると恋が成就すると人気が出ているのです。この他にも必勝祈願や金運アップなど様々なご利益がある鯉が泳いでいます。
今回は新たな「モネの池」の魅力と共に、清流板取川での川の幸も一緒にご紹介致します。

「モネの池」と称される美しい池

「モネの池」と称される美しい池

写真:Saito Junso

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岐阜県関市の山間にある根道神社。その脇にある小さな池。のどかな山の風景の中で連日ここだけ多くの人だかりで溢れています。フランスのクロード・モネが描いた「睡蓮」の連作を彷彿させる池として、たくさんの人がやって来ます。

澄み切った水の中に地元の人が植えた睡蓮や鯉が泳ぎ、モネの作品である「睡蓮」を知らずともその幻想的な光景に心打たれます。微生物が住み辛い硬質の湧水によって池ができていることや、睡蓮や美しい鯉が泳いでいること、様々な要因によってこの芸術的な池が誕生しました。ネットで紹介されたことで人気が出たというのも今の時代らしくて面白いですね。

新たなパワースポット誕生!ハート模様の鯉を探そう

新たなパワースポット誕生!ハート模様の鯉を探そう

写真:Saito Junso

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印象派のような美しい絵画で有名となった通称「モネの池」。その美しさは周知の通りですが、実は今新たなパワースポットとしても人気が高まっています。
その筆頭がハート模様がある鯉。頭の部分にハートのような模様あります。この鯉を見つけると恋が成就するとのことで若い女性を中心に人気急上昇中です。カップルで訪れる人達もよく見かけます。ちなみにハート模様の鯉はもう一匹いて、写真の中央左側の白い鯉には体にハートマークが、その右側の白い鯉には頭にハートマークが。お分かり頂けますでしょうか。

他にもこの池には色々な鯉がいて、頭に「victory」の「V」の字がある必勝祈願の鯉、全身金色の金運アップの鯉など効果は分かりませんが有難い鯉がたくさん泳いでいます。

カメラの調整は忘れずに!

カメラの調整は忘れずに!

写真:Saito Junso

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「モネの池」と称されるこちらの池は実際の目で見ても美しいのですが、写真にすることでさらに幻想的になります。ただ少しカメラの調整が必要ですのでそのポイントをご紹介します。

まずはホワイトバランス。通常の「auto」でも綺麗に撮れますが、池を青っぽく表現することができません。お勧めはホワイトバランスの「蛍光灯」。通常の撮影時より青い色に仕上がります。

ただ状況によっては再び調整が必要です。ここの池は季節にもよりますが、おおよそ午前10時ごろを境に日が差し込みます。そうなると再びホワイトバランスを調整する必要がありますので、数枚撮ってみて自分の好きな色合いにしましょう。青みがかった色、薄茶色の色、どちらが良いかというのは自身の好みによりますので、たくさん写真を撮っておくことをお勧めします。

ちなみにISOは高感度で。鯉は意外と速く動く場合があるので、感度が低いとせっかくの写真がブレてしまう可能性があります。多くの人がスマートフォンで撮影していますが、やはり一眼レフがいいですね。

観光環境も順次整備

観光環境も順次整備

写真:Saito Junso

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ネットに紹介されたことで急に話題のスポットとなった「モネの池」ですが、当然以前は急激に増える観光客に対する環境は整えられていませんでした。しかし今では行政の対応も含めてその環境も少しづつ整備されてきています。

路上駐車や違法駐車が多かった駐車場問題も、幾つかの無料駐車場が整備され休日には交通整理も行われています。また同じく問題になっていたトイレについても、仮設のトイレが設置されほぼ解消されました。その他近くの道の駅や「モネの池」付近にもお土産や絵ハガキを売ったりする売店も出ており、今ではもう立派な観光地と言えるでしょう。しかしながらここは元々静かな山間の神社。マナーはしっかり守って観光したいですね。

清流「板取川」の恵みを頂こう!

清流「板取川」の恵みを頂こう!

写真:Saito Junso

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岐阜県関市にある根道神社。「名もなき池」であったこの神社の池が、美しい「モネの池」として有名になりました。しかしこの辺りは「モネの池」だけではなく、訪れたら是非堪能したい清流「板取川」の幸があります。それはずばり川魚。特にアユが美味しくて有名です。

根道神社がある国道256号線にはアユ料理を出すお店がたくさんあります。どのお店でも塩焼きや、アユと一緒にご飯を炊く「鮎飯」など美味しい魚料理が堪能できます。中には板取川を眺めながら食事ができる店もあるので、是非「モネの池」を見終えたら板取川の幸を頂きましょう。

一度は見てみたい美しい池

ネットで紹介され急に人気スポットになった通称「モネの池」。実際に訪れてみるとその美しさは格別で、早かれ遅かれいずれ人が集まる場所になるだろうと誰もが感じるところでしょう。天候や日の差し方ひとつで色合いやその表情を変える神秘的な池。写真を撮りながらずっと眺めていたい光景です。

お勧めの時期は睡蓮の花が咲く初夏以降と、紅葉が美しい晩秋になるかと思います。ただ凍ることのないこの池は冬でも楽しめ、四季の表情を楽しむという意味では年中訪れることができる場所でしょう。新たなパワースポットとしても知名度を上げている「モネの池」。是非一度、美しい板取川も含めてこの特別な池をご覧ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/30 訪問

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