写真:bow
地図を見る京都府北部にある日本三景・天橋立。その字のごとく天にかかった橋のような景観が得られる天橋立のビューポイントの一つ「傘松公園」は天橋立の北側にあります。古来から傘松公園からの眺めは「昇龍観」と呼ばれ、まるで龍が天へと昇って行くかのような眺めとなっています。
その絶景を得るべく「傘松公園」に行くためには、天橋立駅のある文珠の対岸にある府中駅へと向かいましょう。元伊勢とも呼ばれる「籠神社」からほど近いところにあります。
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地図を見る海抜130mの高台に位置する「傘松公園」へと通じるケーブルカー・リフトは眼下に日本三景天橋立を望みながら進んで行きます。このケーブル・リフトは「傘松公園」からさらに先にある西国三十三ヶ所の札所「成合寺」への参拝ルートでもあります。
ケーブルカー・リフト共に約5分程の乗車時間。短い時間の空中散歩ですが、その景色を存分に楽しめることでしょう。ちなみに運賃はケーブルカー・リフトの共通料金なので、往路をケーブル、復路をリフトといったような行程も自由に組めます。
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地図を見る「傘松公園」から見る日本三景・天橋立は「斜め一文字」や「昇龍観」ともいわれる絶景!そしてここが発祥の地とされる「股のぞき」もぜひ挑戦しましょう!ちゃんと「股のぞき」専用の台も設置されています。
股の間から見た天橋立はまさにその名のごとく、天にかかった橋のように見えます!「丹後風土記」によると、伊射奈芸命(いざなぎのみこと)が天界と下界を結ぶため、梯子を作って立てておいたものが寝ている間に海に倒れてしまいそのまま一本の細長い陸地になったものが天橋立だと記されています。
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地図を見る「傘松公園」は近年園内各所が綺麗にリニューアルをされ、新展望台「スカイデッキ」が登場するなど現代風な観光地へと変貌を遂げています。また記念撮影にピッタリなフォトスペースも多数配置されており、混み合った際でもちゃんと記念撮影が撮れるようになっています。
しかしながらこの「傘松公園」、どことな〜く昭和的な香りが漂っています。乗り物も展望台もあり、”観光地”といえばコレがある!というものが殆ど揃ってそうな、いわゆる「ベタ」な要素が満載なのです。それがこの「傘松公園」の魅力の一つかもしれません。
特に見事なのが恋人の聖地的な展開!画像にあるような願いの鐘や、願いの南京錠、レストランには恋のラブチェアー等々、恋人同士でも若干こっ恥ずかしいものも。でもここまで来たら日本三景をバックに愛を誓えってことです!YOUがCANと思うならDOすればいいじゃない!(笑)
天橋立には大きく二つの展望所があり、北側に位置する「傘松公園」は昇龍観と呼ばれる景観が。また、南側の文殊地区に位置するのは「天橋立ビューランド」で、飛龍観と呼ばれる景観があります。「二大展望所めぐりチケット」を購入すれば、二つの展望所をお得に楽しめるので、ぜひ見比べてみてくださいね。
「傘松公園」へは公共交通機関であれば京都丹後鉄道「天橋立」駅から路線バスや観光船で。自家用車なら「笠松公園」直下まで来れます。天橋立は周辺に見どころも多いので十分に計画を立ててからお出かけしましょう。
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(2024/12/14更新)
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